[カワラヒワ]
当ブログ「写真師の新カメラ日記」は野鳥の写真を多く掲載していますが、「小鳥の姿はあまり見かけませんね」という言葉を聞くことがあります。
いえ、小鳥が嫌いなわけでなく単に私の撮影技術や機材の問題で小鳥を撮影してもどの写真も「スズメ」に見えてしまうということからあまり出てこないという事になっています。
写真は先日河北潟で出会った「カワラヒワ」、植物の種子などを好んで食べるシーズンを問わず出会える雀ほどの大きさの可愛い小鳥です。
[モズ]
こちらは「モズのはやにえ」という言葉などで名前はよく知られている「百舌鳥(もず)」です。
上の写真のカワラヒワと同じように種の分類ではスズメ目に入るこちらもスズメほどの大きさの小鳥です。
人の暮らしに近い場所で生活している小鳥で一茶も次のような句を残しています
「鵙(もず)鳴くや むら雨かわく うしろ道」 一茶
[スズメ]
小鳥といえば一番知られ、その姿がよく見られる「雀(スズメ)」です。
河北潟のたわわに二番穂が実る田んぼで群れて採餌していた大きな群れが近づく私の車に気づいてその一部が近くの灌木の枝に避難している姿です。
あまりにもよく知られているので「野鳥」という意識もあまりない小鳥です。
俳句にもよく読まれ、「我と来て遊べや親のない雀」など一茶の一連の句がよく知られています。
作家の尾崎紅葉も「子雀や遠く遊ばぬ庭の隅」という句を残しているようです。
冬の河北潟干拓農地で出会った小鳥たちの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新しました。