
晩秋というより初冬というほうが体感としてはリアルに感じる金沢の医王山、すでに初冠雪の残雪が道路の脇を白く照らす山道を登りきると眼前に広がる朝焼けのなかの北アルプス。数ある名峰のなかでも主峰の風格を持つ剣岳、天空を突き上げるように屹立する槍が岳などとの対面は文字通り感動そのものです。ただ気候が悪いこの季節、つぎの雪が来るともうこの場所へくるまで来ることは難しく、来春までお預けになり時折り訪ねてくる積雪をものともしない登山の方たちと動物達の世界になります。
ということで今日は秋の終わりに医王山から見られる北アルプスの光景をスライドショーで公開です。これらの写真は2009年晩秋に撮影したものですが、先日晴れ間の見えた医王山から撮影した槍が岳の写真を最初に公開しています。

デジブック 『立山・槍が岳遠望』