[一期一会の]
ヒオウギよ花のつぼみの下陰を無音の蟻の列が続けり 鳥海昭子
8月15日の誕生花とされる「檜扇 」の花を詠った鳥海昭子さんの短歌です。
終戦の日であり祈りの日でもある暑いこの日も根元では黙々と蟻が列をなして働いている、という歌でしょうか。
終戦の日であり祈りの日でもある暑いこの日も根元では黙々と蟻が列をなして働いている、という歌でしょうか。
[一日花]
射干も一期一会の花たらむ 石田波郷
「射干」は檜扇 、私の好きな石田波郷の句です。
この花は朝に咲き夕には咲き終わる一日花で文字通り「一期一会」そのものという花です。
この花は朝に咲き夕には咲き終わる一日花で文字通り「一期一会」そのものという花です。
[ぬばたまの]
居明かして君をば待たむぬばたまのわが黒髪に霜は降るとも(万葉歌)
枕詞として使われる「ぬばたま」は檜扇の花の後にできる真っ黒い「実」のことだそうです。
檜扇は万葉のころから人々に親しまれていた花だったようです。
檜扇は万葉のころから人々に親しまれていた花だったようです。
かつてその美しさから人の手で育てられていた花のようですが、今では野生化して夏の野原でよく姿を見る花となっています。
一日花「檜扇 」の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
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