いま山里に行くと山の斜面のあちこちに「田植え花」と呼ばれているタニウツギの花が咲いています。ちなみにこのタニウツギはすいかずら科で、同じ時期に咲き卯の花とも呼ばれている「ウツギ」は雪の下科に属し別の花です。
報道によると今日は生物多様性条約に関連して里海里山保全活動を推進しているという石川県では里山保全の活動のイベントが子供たちを使って行われたようです。しかし石川県知事が本気で里山保全による生物多様性を保障しようとしているならば、県内の里山での耕作地や山林を現実に守り続けている住民が農業を続けられる農林政策を進めることではないかと思います。
現実は山里における耕作放棄の水田や畑、手入れの出来ていない山林は増え続け、豊かな生物の暮らす山野を埋め立てての産廃施設も増え続けています。
山里の写真を撮り続けていると、水田一つが支える生き物たちのくらしが見え、その役割のすごさに気づかされます。つまり山里の人たちの暮らしに支えられている多様な生物の世界、そのことに手をつけないままイベントだけでは自然環境を守ったりは出来ないことに県民や国民は早く気がつくべきだと思っています。
タニウツギ、田植え花が咲けば山里の水田に早苗が揺れる風景が見えるようになってほしいと思います。
報道によると今日は生物多様性条約に関連して里海里山保全活動を推進しているという石川県では里山保全の活動のイベントが子供たちを使って行われたようです。しかし石川県知事が本気で里山保全による生物多様性を保障しようとしているならば、県内の里山での耕作地や山林を現実に守り続けている住民が農業を続けられる農林政策を進めることではないかと思います。
現実は山里における耕作放棄の水田や畑、手入れの出来ていない山林は増え続け、豊かな生物の暮らす山野を埋め立てての産廃施設も増え続けています。
山里の写真を撮り続けていると、水田一つが支える生き物たちのくらしが見え、その役割のすごさに気づかされます。つまり山里の人たちの暮らしに支えられている多様な生物の世界、そのことに手をつけないままイベントだけでは自然環境を守ったりは出来ないことに県民や国民は早く気がつくべきだと思っています。
タニウツギ、田植え花が咲けば山里の水田に早苗が揺れる風景が見えるようになってほしいと思います。
里山里海保全の件に関しまして、全くその通りだと私も思います。これからの知事の活動にもよりますが、今の段階ではパフォーマンスに過ぎないなと思っている次第です。