山梨市の旭洋酒、ブランド名ソレイユワインの販売を始めます。
以前から扱いたかったのですが、タイミングが合わず、今に至ります。
ご存じの方も多いと思いますが、鈴木夫妻が営む、小さなワイナリー。
丁寧に作るワインは、その一つ一つが高品質で、どのワインもお薦め。
価格も1512円から3240円までと、大変良心的です。
鈴木夫妻は、以前勝沼の中央葡萄酒に勤務。
栽培農家の共同醸造所の旭洋酒が閉めるということで、そこを買い取り、ワイナリーを始めました。
現在ワイナリーを始めたい人は、税務署が醸造免許を出しますが、鈴木夫妻が始めたころは、醸造免許はほぼ出ませんでした。
そのころ独立した、イケダワイナリーや奥野田葡萄酒もそうですが、閉めるワイナリーの情報を得て、その免許を苦労して買って、ワイナリーを始めました。
今のようなネット社会ではないので、新たにワイナリーを始めても売れる保証はまったく無く、むしろ失敗する確率が高い時代でした。
イケダさんも、奥野田さんも、旭さんも、価格は周りのワイナリーと同じ位に設定して、品質でワインを地道に手売りしていきました。
今ワイナリーを立ち上げる方は、いきなり3000円のワインを売り出しますが、その点はネット社会があってこそ、と思います。
ワイナリーに従事する若手ワイナリーの物語を映画にした「ウスケボーイズ」は見ていませんが、その原作本には、鈴木さんの学生時代のことが書かれています。
旭洋酒をよろしくお願い致します。