山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

そっくりラベル。価格は全然違う

2021-05-29 11:01:26 | ワイン四方山話

丸藤葡萄酒(勝沼)から、甲州シュール・リーの5年熟成が入荷です。

丸藤の甲州シュール・リーと言えば、日本ワインコンクールの第3回目(2005年、当時は国産ワインコンクール)で、甲州種辛口部門金賞を受賞。

審査をしたソムリエが、山梨のワインのレベルの高さに驚いて、仲間のソムリエに伝え、山梨のワインの飛躍につながった、という伝説のワイン。

シュール・リー製法は、メルシャンが海外から技術を持ってきて、他のワイナリーにも技術を公開した、有名な製法。

その5年熟成ワインが、今回入荷したのですが、困る問題はこれ。

ラベルがそっくりです。

ボトルネックの5年熟成が、違いの目印。

ちなみに裏ラベルは、

ちょっと違うけど、文面には5年熟成の文字はありません。

入荷時、スタッフは同じワインとして、並べていました。

値段は、通常のものは2035円。

5年熟成は、3355円。

お客様もスタッフも、間違えないように、展示を工夫します。


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