山梨県甲州市勝沼にあるフジッコワイナリー。
佃煮や昆布で有名のフジッコのワイナリーです。
大手ワイナリーなのに、原料は国産葡萄100%を達成しています。
ここのワインの売りは、品質が高いのに、安価の価格設定です。
本格派ワインが多い中で、異色なのが、「クラノオト」シリーズ。
クラノオトは蔵の音のことで、発酵途中のプチプチ感が楽しめるワインです。
ワイナリーを訪問すると、発酵途中のアルコールが低く、果実風味豊かな、ジュース感覚のワインが試飲できます。
それをイメージしたのがこのワイン。
全部で5種類発売されています。
写真の左から、甲州辛口、巨峰、桃、デラウェアです。写真にないのは、ナイアガラです。
え、桃?
桃のワインは珍しい。
世の中、色々なフルーツのワインが出ています。
全国各地、特産のフルーツをワインにして販売してますよね。
果汁があれば、なんでもワインになります。フルーツ以外の原料のワインもあります。
だから、桃ワイン(葡萄以外の原料のものにワインと付けるのは、けしからんという意見も承知していますが、ここではご勘弁を)があっても不思議ではありません。
まして、山梨は日本一の桃の産地。
もっと、各ワイナリーが競って桃ワインを発売しそうですが、どうも桃をワインにするのはムズカシイらしい。
私が知る限り、桃ワインはこのワインと、蒼龍葡萄酒だけ。
さすが、一流の技術をもつフジッコワイナリーです(フジッコさんにはキウイフルーツのスパークリングワインもあります)。