ルミエール(笛吹市一宮町)の、イストワールというワインを販売します。
赤ワインと白ワインです。
イストワールは、発売当初、ルミエールの最上級ワイン、シャトールミエールのセカンド的ワインとして登場した記憶があります。
シャトールミエールは、葡萄の良い年のみ醸造するので、シャトールミエールを醸造しない年は、イストワールをつくる、というイメージでした。
当店では、シャトールミエールの下のクラスは、ルミエールカデットとしていたのですが、カデットは輸入葡萄が入っているため、最近では売りづらいワインでした。
イストワールは、シャトールミエール同様、国産ブドウ100%の日本ワインのため、販売することにしました。
イストワールの赤は、カベルネフランとブラッククィーンのブレンド。
カベルネフランは、フランス原産品種で、カベルネ・ソーヴィニヨンの親です。
日本で栽培するのは、大手ワイナリー以外では、ルミエールとシャルマンワイン(北杜市白州町)が有名。
ブラッククイーンは、明治末期、新潟の富農かつ日本ワインの父、川上善兵衛氏の改良品種で、日本の在来品種。
ブラッククイーンのワインでは、甲州市塩山の機山洋酒も有名です。
この2つをブレンドしたワインは、山梨ではこのイストワールのみと思います。
フルボディ。2310円(税込)。
イストワール白の裏ラベルです。
こちらも大変おもしろいワイン。
まず、山梨の白ワインなのに、甲州種が入っていません。
メインは、山梨の白ワインの第2品種のデラウェア。
セミヨンは、フランス・ボルドーが原産で、貴腐ワインのシャトーディケムはセミヨン主体です。
シャルドネは、フランス原産で、世界中で栽培される、白ワインのスーパースター。
ミルズは、アメリカ原産で、戦後山梨では、よく作られていたようです。
今では、ルミエールと笛吹ワインで、ワインが発売されています。
黒葡萄なので、赤ワイン品種ですが、ルミエールも笛吹ワインも、白ワインで発売しています。
おそらく、色が薄いため、白ワインになっているのでしょう。
4つの品種のブレンドは、面白そうなワインです。
赤ワインと同じ価格の2310円。辛口。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list6.htm#lumiere
赤白セットのギフトパッケージもあります。
http://www.hamamatsuya.jp/o-gift.html
よろしくお願い致します。