山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

山梨のグラッパ、マール

2020-03-17 11:07:25 | お酒の話(ワイン以外)

山梨は、葡萄、ワインの産地なので、葡萄の粕取りブランデーがあります。

粕取りブランデーと記すと、安っぽいですが、イタリアではグラッパ、フランスではマールと言いますね。

イタリアやフランスでは、安価から高価格まで揃っています。

ワインを醸造した後の、葡萄の残りを、蒸留したお酒。

ボトルがおしゃれで、瓶代が高いなあ、と思わせるものも多いですね。

山梨では、2つの粕取りブランデーがあります。

まず白百合醸造(勝沼)の、「内田葡萄焼酒」200ml、2420円。

おしゃれなボトルです。

箱もおしゃれ。

贈答品にも。

内田は、白百合醸造の社長の苗字ですね。

甲州とあるので、甲州種の葡萄粕を使っていると推測します。

葡萄粕を蒸留するから、焼酒ですね。

白百合さんの造語でしょうか。

商品に同封されているパンフレットに、蒸留器の写真がありました。

次に、機山洋酒工業(甲州市塩山)の、マールドキザンです。

こちらは、360mlで、1375円。

アルコール度数は、白百合醸造と同じ40度。

どちらも飲んだことがないので、味の違いを案内できないのが酒屋失格です。

ただ、値段が大分違いますね。

機山さんは、常に飲んでもらうことを考えているので、この価格と推測します。

機山さんの蒸留器は、戦前の蒸留器を、丁寧に使っています。

いつか訪問した時に、写真を撮ってきます。

どちらも、当店HPに掲載されていないので、ご要望の方は、info@hamamatsuya.jp

へ連絡下さい。


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