山梨は、葡萄、ワインの産地なので、葡萄の粕取りブランデーがあります。
粕取りブランデーと記すと、安っぽいですが、イタリアではグラッパ、フランスではマールと言いますね。
イタリアやフランスでは、安価から高価格まで揃っています。
ワインを醸造した後の、葡萄の残りを、蒸留したお酒。
ボトルがおしゃれで、瓶代が高いなあ、と思わせるものも多いですね。
山梨では、2つの粕取りブランデーがあります。
まず白百合醸造(勝沼)の、「内田葡萄焼酒」200ml、2420円。
おしゃれなボトルです。
箱もおしゃれ。
贈答品にも。
内田は、白百合醸造の社長の苗字ですね。
甲州とあるので、甲州種の葡萄粕を使っていると推測します。
葡萄粕を蒸留するから、焼酒ですね。
白百合さんの造語でしょうか。
商品に同封されているパンフレットに、蒸留器の写真がありました。
次に、機山洋酒工業(甲州市塩山)の、マールドキザンです。
こちらは、360mlで、1375円。
アルコール度数は、白百合醸造と同じ40度。
どちらも飲んだことがないので、味の違いを案内できないのが酒屋失格です。
ただ、値段が大分違いますね。
機山さんは、常に飲んでもらうことを考えているので、この価格と推測します。
機山さんの蒸留器は、戦前の蒸留器を、丁寧に使っています。
いつか訪問した時に、写真を撮ってきます。
どちらも、当店HPに掲載されていないので、ご要望の方は、info@hamamatsuya.jp
へ連絡下さい。