三養醸造(山梨市牧丘町)の、山ソービニヨンが入荷です。
この山ソービニヨンは、醸造した社長の山田啓二さんは満足の出来だったのですが、山田さんの奥様は「ノーセンキュー」だったらしく、当店が付けたキャッチフレーズは、「チャレンジャーのみ」。
山ソービニヨンは、日本に自生する山ぶどうと、フランス原産のカベルネ・ソービニヨンを掛けたもの。
1990年、山梨大学の山川教授が交配した品種。
山梨大学のワイン科学士の山田さんは、つくるべき品種ですね。
山ソービニヨンは、山ぶどうの性質が強く、カベルネ・ソーヴィニヨン単体のワインに比べ、くせが強いとされています。
その辺りが、奥様には合わなかったのでしょう。
冷やさないと、栓が勢いよく飛ぶので、要冷蔵です。
山ソービニヨンの微炭酸ワインは珍しいと思います。
山田さんの思い入れが強いワインです。
是非、独特の雰囲気を醸す山田さんのファンの方におすすめです。
それにしても、要冷蔵のラベルが、ビッグですね。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#sanyo
山ソービニヨンの樽熟成もあります。
プライスカードに「訳あって安いあって」とありますが、山田さんによると、このワインはお客様に依頼された、委託醸造ワインだったがキャンセルがあったため、安く売り出した、とのこと。
微発泡の山ソービニヨンと、樽熟成を比べて飲んでみたいですね。