くらむぼんワインの七俵地畑のカベルネソービニヨンが入荷。
ただし、5400円のワインではなく、ウトマニアの2800円のワインです。
5400円のワインは、ワイナリーよりリリースされていません。
ウトマニアは、5400円ワインのセカンド的ワインになります。
七俵地畑のカベルネソービニヨンは、2007年の日本ワインコンクール(当時は国産ワインコンクール)の欧州系赤ワイン部門で金賞を受賞したワインです。
欧州系ワインは長野県のワイナリーが優勢で、特に塩尻のメルローが上位を占めています。
山梨勢は、2005年にマルスワインとイケダワイナリーが、2006年に丸藤葡萄酒が金賞を受賞し、少しずつ山梨のワイナリーも成果をあげていました。
特に、イケダワイナリーの受賞は、家族経営の小さなワイナリーも、良いワインを作ると認められるという喜びがありました。
そして、2007年のくらむぼんワイン(当時は山梨ワイン)の金賞受賞です。
その当時、山梨ワインのイメージは、甘口のフルーツワインという印象。
ピオーネや巨峰ワインというイメージのワイナリーが、欧州系赤ワインで金賞を受賞したのは、驚きでした。
さらに、同時に受賞したメルシャンの桔梗ヶ原メルローを得点で上回っていることには戸惑いもありました。
メルシャンの桔梗ヶ原メルローは、当時も今も日本一のワイン。
メルシャンは、ワインのプロの集団、くらむぼんワインは野沢たかひこ氏一人。
この受賞で、くらむぼんワインは一気に有名になるのですが、数年後、くらむぼんワインを七俵地カベルネの樹を、色が来ないことで切ってしまいました。
植え直してから、いよいよリリースされてきたのですが、今回はそのセカンドです。
セカンドといっても、ハイレベルなワインです。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list5.htm#yamanashi-wine