山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

グレートノーザン蒸留所のウイスキー

2021-02-22 12:34:30 | お酒の話(ワイン以外)

BB&R(ベリーブラザーズ&ラッド)から、クラシックシリーズが入荷。

左から、スペイサイド、ピーテッド、アイリッシュ、アイラ、シェリーの5種類。

それぞれの特徴を表すバッデッドモルトです。

どこのボトラーズでも、ありがちなシリーズですが、注目すべきはアイリッシュ。

アイリッシュは、グレートノーザン蒸留所のシングルモルト。

グレートノーザンは、1987年にクーリー蒸留所を立ち上げたジョン・ティーリング氏が2015年に創業した蒸留所。

まだウイスキーが出回っていないような気がします。

よって、BB&R社のクラシックに飛びつきました。

ジョン・ティーリング氏の先祖は、アイリッシュウイスキーが全盛のころ、蒸留所を所有していたらしい。

ジョン氏もいつか蒸留所を持ちたいという野心があったらしく、アイルランド政府所有の蒸留所を買収しクーリーを立ち上げ、その後売却。

息子2人がティーリング蒸留所を創業したのに、父親のジョン氏はグレートノーザン蒸留所を創業。

グレートノーザン蒸留所を創業したときは、もう良い年(70才台前半)なのに、スーパーマンのような、盛り上がるアイリッシュの立志伝中の人。

秘かに注目していました。

2つの蒸留所を立ち上げた、今年76歳(推定)のウイスキー、どうでしょうか。


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