メルシャンの甘味ブドー酒が入荷です。
甘味果実酒は、日本ワインの歴史です。
サントリーが赤ワインを輸入して発売したら、当時の人には飲めないということで、甘くしたのが始まりでしょうか。
赤玉ポートワイン(現 赤玉スイートワイン)がヒットして、各社甘いワインを発売しました。
それが甘味果実酒です。
ワインとは違います。
昭和50年(1975年)までは、ワインより甘味果実酒の消費量が多かったのです。
よって、年配の方には、当たり前のお酒です。
甘味果実酒では、サントリーの赤玉スイートワインが、シェア№1と思います。
メルシャンは2番目でしょうか。
実は、当店ではマルスワイン(本坊酒造)のスイートワインを販売していたのですが、終売になるということで、メルシャンを売ることにしました。
サントリーのスイートワインとの差は、価格です。
同じ1.8ℓ瓶では、メルシャンの方が100円位安い。
甘味果実酒は、飲食店様がソースの原料としても使うので、同じようなお酒ならば、少しでも安いのが良い、ということでメルシャンにしました。
ところで、ワインラベルのTRADE D.B.MARKが気になり、調べました。
D.B.とは大黒葡萄酒の略。
大黒葡萄酒は、明治時代、勝沼の宮崎光太郎氏が設立したワイナリーで、メルシャンはこの会社が発祥の1つのため、伝統のD.B.マークを付けています。
下記で購入できます。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list5.htm#merusyan