前回、どうして岩出(いわで)なのか、岩手ではないだろうか、という疑問。
解決しました。
山梨市の地区名は、岩手(いわで)です。
小学校名も岩手。
しかし、2018年11月からの、日本ワイン表示で、地名を使う場合、その地区の葡萄を85%以上使うことになりました。
このワインは、その条件をクリアするのですが、なんと岩手県との誤解が生じるとのこと。
絶句。
そこでメルシャンは、岩手の古い呼び方、岩出にしました。
その地区は、岩がゴロゴロしていて、昔は岩出だったらしい。
いつの間にか岩手になったとのこと。
納得。
そして、いわでを先に使っているワインはこちら。
ルミエールの岩手、ブラッククイーン種の一升瓶。
大胆なラベルデザインですね。
岩がゴロゴロしているイメージでしょうか。
一升瓶で3780円。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list6.htm#lumiere
価格が高いのでそんなに売れませんが、ワイン棚では圧倒的な存在感があります。
さて、メルシャンの岩出甲州ですが、葡萄はメルシャン元工場長の上野氏が作っています。
元上司の葡萄で、現役がワインを作る。
理想の会社ですね。