山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

1人でビールをつくる

2021-11-20 16:33:42 | お酒の話(ワイン以外)

長野県伊那市で、クラフトビールを作っているペッカリーの林亨氏が、ご来店です。

林亨氏は、なんと1人でビールを作っています。

そのビールが、

賞を獲得。

ペッカリーとは、主に南米の猪のこと。

森に道をつくる、という意味を持つそうです。

今回、ペッカリーより、ナチュラルアップルエールが登場。

りんごは、長野県飯島町産の無農薬のもの。

さらに、市販酵母を使わない、自然発酵。

ペッカリーでは、市販酵母を使う、ナガノアップルエールという通年販売しているビールがあります。

その違いを、

「ナガノアップルエールでは、リンゴを一度ジュースにしたものを加えて発酵させていますが、このナチュラルアップルエールは、搾りたての生リンゴ果汁を麦汁と一緒に発酵させました。」

限定400本。

1人でビールをつくる、事は想像がつかないのですが、来年はバイトを雇いたい、と言っていました。

楽しみなビールです。

 

 


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30年目の決意 ボジョレーヌーボーを売らない!

2021-11-19 16:18:58 | ワイン四方山話

昨日、ボジョレーヌーボーの解禁日。

酒屋に従事して30年。

初めてボジョレーヌーボーを売らないことにしました。

山梨の酒屋ですから。

30年前は、ボジョレーヌーボーの全盛期。

ボジョレーヌーボーは、サントリーが仕掛けた企画。

バブルの頃。

その後、赤ワインブームも来て、サントリー以外もボジョレーに参入。

何年か、良い商売だったと思います。

その後、酒類免許自由化で、スーパーが酒を売り出すと、ボジョレーを自社輸入し、安く販売するようになりました。

一気に暴落。

ボジョレーが2000円も3000円もするなんて、おかしい。

飛行機代が半分。

フランスのボジョレー生産者は、日本がお得意様。

山梨ヌーボーは、ボジョレーヌーボーの真似。

名前は真似だけど、ワイン産地なので、新酒ワインの発売は、ずっと以前からありました。

名前を真似して、解禁日も真似して、年々盛り上がっています。

盛り上がろうと、関係者は頑張っています。

私も関係者。

真似して、いつか本家を越して、本物になりたい。

もう、ボジョレーヌーボーは売りません。

 

 


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山梨ヌーボー解禁⑫ 酸化防止剤無添加ワイン

2021-11-18 12:35:45 | 新商品インプレッション

蒼龍葡萄酒(勝沼)から、酸化防止剤無添加ベーリーA初しぼりが入荷です。

このワインの特徴は、酸化防止剤の亜硫酸塩が入っていないこと。

亜硫酸塩は体に害がありますが、ワインに入る微量は、体に影響がありません。

亜硫酸塩が微量入ることで、ワインの味を整え、酸化しないようにします。

ただ、現代社会には、あらゆるアレルギー反応があり、亜硫酸塩の入ったワインを飲むと、具合の悪くなり方もいます。

そこで登場したのが、亜硫酸塩無添加ワイン。

亜硫酸塩が入らないことで、飲める方もいます。

亜硫酸塩が入っていないマスカットベーリーA種。

原料の葡萄は、山梨産100%。

1430円(税込)。

味が微妙に変わってしまうので、1年を通じて販売されません。

この時期だけのワイン。

ぜひよろしくお願いいたします。


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山梨ヌーボー解禁⑪ 隠れた名品

2021-11-17 16:13:56 | 新商品インプレッション

サントネージュワインより、甲州スパークリング2021が入荷です。

山梨ヌーボーの甲州種スパークリングは、当店初登場。

デラウェアの新酒のスパークリングは、シャトー勝沼と敷島醸造のワインを販売しました。

新酒ワインは、準備期間が短く、スパークリングまで仕上げるのは大変なので、スパークリングの設備のあるメーカーしか、ヌーボーでは発売しませんね。

サントネージュワインは、山梨では大手のワイナリー。

8月までは、アサヒビールのグループでした。

9月からは、地元資本のサン・フーズのグループになりました。

アサヒビールグループになる以前は、独自の地場ワイナリーの一つとして、たくさんの種類のワインをつくる、元気なワイナリーでした。

サン・フーズは、韮崎にワイナリーがあるので、最近製造免許を取得したウイスキーを、サントネージュで作るのでは、またはウイスキーの熟成庫になるのでは、という推測があるのですが、とりあえず新酒ワインが発売されて良かったです。

この新酒のスパークリングは、例年、日比谷と山梨の小瀬で行われる新酒ワイン祭りと、ワイナリー直売所のみで販売され、一般発売は無かったようですが、新酒ワイン祭りが中止なので、今年初めて一般発売されるとのこと。

アルコール度数9%のやや甘口。

1700円(税込)です。

当店HPには、2~3日後の掲載になります。

よろしくお願いいたします。

www.hamamatsuya.jp/shinsyu-list.html

 


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まるき葡萄酒 一升瓶ワイン値上げ

2021-11-16 10:46:35 | ワイン四方山話

まるき葡萄酒(勝沼)の一升瓶ワインが値上げです。

まるきルージュと、まるきブラン。

3080円(税込)。

いよいよ3000円台。

一升瓶ワインは、3000円を超えると、売り上げが大きく落ち込みます。

それは日本酒もそうですね。

2500円を超えると、ガクっと売り上げが落ち、3000円を超えると、ほぼ売れないお酒になってしまいます。

まるき葡萄酒は、固定ファンが多いので、それほど落ち込まないのでは、と希望も持っています。

同じ中身の750㎖は、コスパの高いワインとしてよく売れているので、引き続きお得な一升瓶をよろしくお願いいたします。

www.hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#maruki


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