先週、土曜日 お彼岸の墓参りをかねて、大垣市の墨俣町へいきました。
墨俣秀吉が一夜でとりでを作ったという一夜上で有名ですが、
最近人気の出てきたになった「つり雛としだれ梅、」
新聞にゃテレビで報道されているので一度見たいと思っていたのです。
「つり雛」はここ十年くらいで盛んになったということです。
地元のちょっと年取ったお姉さんたちががんばってつくり、夢中だそうです。
わが母も手仕事大好きで、自分でつり雛を作ったりしてましたし、しだれ梅のお寺に習字をを習いにいってました。
現在94歳を目前に2年ほど前から体調が思わしくないので、外出を控えているので母も連れて見に行くことにしたのです。
両親はこの地元の出身でなく関東です。
でも老後田舎に住むといって、40年ほど前、濃尾平野の田んぼの真ん中のここで家を建てました。
目の前に水田がひろがり伊吹山のふもとまで見通せるすばらしい景色でした。
父はその景色の見渡せる墓地で眠っています。
いつもいつも私はお墓参りにいきますと”千の風になって”の歌を思います。
千の風になって 秋川雅史
田舎の水田の広がるこの地で風になって父が見守ってくれてる気がするのです
みんなを見守ってくれるように、あまり急いで母をむかえに来ないように父にお願いし、つり雛を見に行きました。
、
しだれ梅もみごとです。
さすが大勢の人が見にいらっしゃるわけです。
しだれ梅のお寺ではオクリさんの先生にお会いできるかなといいながらも母はその見事さに目を奪われていました。
つりびなはその数のすごさに驚きました
母の知り合いのお店先でした。
素敵なときをすごせてよかったです。
いろんなモチーフがつり雛になっています。
お土産につり雛を買って
「あと少したつと一夜城あたり、堤防沿いのサクラも咲くから。また見にこようね」と話をしました。
そして1週間後、29日の早朝、じゃ~んと電話がなりました。
兄からで、母が昨日家の前の道路で転んで、左腕を骨折、顔もなん針か縫った。
着替えをさせたいが、着替えようとしないから着替えをさせに着てくれないかというものでした。
私も2年前パリでエッフェル塔のシャンペンフラッシュが点灯したとき、
喜んで走り出した相棒をみうしなわないように追いかけて、眼がくらんでいるのに気がつかず
大理石の階段から転げ、肩を骨折した経験があります。
そのとき何が困るって着替えが一番困ります。
特におトイレでの下着が片手ではほんとに難儀をしました。
ですからすぐネットの介護用の下着の配達の手配をし、実家に行きました。
今日と明日は私が下着を改良し、両サイドにマジックテープをつけて、片手上げ下げしなくてもよいいように作りました。
いざ思うようにできても。
残念!!
頭も打っているせいか母は飲み込めないみたい
妊産婦用の股のところだけが開くのならできるようです。
和服用の下着も購入者レビューを見ても失敗が多いとありましたので買いませんでした。
昨日からも何とか自分で用足しはしてるから
まあ不自由でも、こなしてくれればいいかな
やはり普段の母と違い、まるで赤ん坊のように駄々をこねて言うことを聞きません
なんととかだましだまし、ギブスのほうたいをはずし、血のついたセーターや
何とか肌着を着替えさせました、
後はヘルパーさんだのみです
あんなに利発で、よく気がついて、忍耐強い母ですら94歳近く、こんなできごとがあるとこうなんだから
私がそのくらいの年齢になったら・・と暗澹たる気持ちになりました。
でもその時はそのときだから仕方ないし・・
そこまで生きられるかどうかも???ですものね
きょうのヒロちゃん
大丈夫よ
後のことは面倒見てくれるように頼んであるからね
読んでくださってありがとう