連日暑い日が続きます。
いただいたチィケットが無効になりそうなので思い切って、朝の涼しいうちの出かけました。
名古屋ボストン美術館
この美術館自体収蔵品は持たないで、アメリカのボストン美術館からの借り物を展示するという美術館です。
今、2018年に閉館が決まっています
理由は観客を動員できなかった、大幅な赤字続き
その理由はいろいろ言われますが、当初名古屋ボストン美術館独自の企画が出来なかった。
ボストン美術館と同時にほかの美術館の展示が出来なかった。
などなど地域性など無視したものだったとか
借り賃が法外であったとか
言われています。
とにかく市立美術館もそうですがワンフローアーで展示できないので階段をあがって、
別のフロアーへいかなければならないなど
いつもナンかな~とおもちゃうんですね。
絵画好きなわたしでさえ
「見てよかった。別世界で楽しめた」と
いう経験が少ない美術館なのはどうしてか不思議で仕方ないです。
今回の展覧会も「ルノアールの生きた時代」
ルノワールが生きた19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパは、産業革命により近代化が進んだ時代であり、
人々の生活は劇的に変りました。
ガス灯が輝く通り、華やかな舞台の劇場―街は都市へと変貌し刺激的な場所となります。
しかし急激な人口増加に見舞われた都市では生活環境が悪化し、貧富の差が生まれました
人々は都市に息苦しさを感じる一方、自然や素朴な暮らしの残る田舎にピクニックや海水浴などの憩いを求めるようになります
本展はボストン美術館のコレクションを中心に、油絵、版画、写真の89作品で近代ヨーロッパの生活をご紹介します。
芸術家たちを惹きつけた風景とそこに暮らす人々の光と影。ルノワール、モネ、ミレー、ドガ、ゴッホらが描く「都市と田園」の魅力をお楽しみください。
パンフレットより
詳しくはこちら↓クリックしてね。
きれいな画像もありますよ
ここで写真を撮るようになってるけれど誰もいない・・
夏休みで児童に無料チケットが配られたらしい。
親子づれがおおい。今までではじめて位
でも、子供には、たぶん楽しくないだろうなあと思う展示です。
私が興味をひかれたのはロートレックの始めて見る小品
と、この絵です、
産業革命で大気汚染が深刻化した。
それをこのようにモネは印象主義の美しい画材にしたと・・
そして、この美術館のショップにはなかなかなものがおおいです、
ボストン美術館からのものがおおいからかな
でもこんな本も買いました。
この本のほうがやっぱりキャッチフレーズがうまいよね。
この本の作者中野京子さんの本は3冊持ってますがなかなか面白いですよ
帰りに金山ボストン美術館側で、「ビッグイッシュー」の販売員の方を見かけました。
ルノアールの生きた時代にはなかった雑誌です
炎天下真っ黒に日焼けして売っていました。
「ビッグイッシュー」はイギリス発祥のホームレスの方の自立支援のための雑誌です。
この雑誌の表紙のかたがたもボランティアで無償でモデルになっています
バックナンバーの表紙です。
詳しくはこちらから。
五冊売れれば夕食が
10冊売れればさらに寝るところが確保できるといわれています
販売所も決まっています
身近で見かけましたら買ってくださいな
内容はそれ以上の濃いものです。
読んでくださってありがとう