もうじきあの悪魔の日というか・・・震災から一年
いろいろ当時のニュースにのりきれなかったことが出てきます。
なかでも菅さんのインタビューなども感慨深いものがある。
それはまた別の機会にして、月曜日の新聞にびっくりするニュースが載りました。
A新聞が国土交通省の取材で分かったこと・・
<震災時14機が緊急事態!>
着陸できず燃料不足で・・・
戦争以外で14機もの飛行機が緊急事態宣言を出したのは世界でも例を見ないのではないかと・・
震災で成田、羽田空港が震災で閉鎖され、
着陸予定の86機が代りの着陸できる飛行場を探した。
ほとんどが大型機であったため長い滑走路が必要であった。
デ、より長い滑走路のある関西、中部空港に集中した。
中部国際で満杯のため、引き返すように管制から指示を受け
デルタ航空91便は新千歳に緊急着陸宣言を出して着陸した。
連鎖反応もあった
釜山発日本航空958便とダラスフォートワ―ス発アメリカン航空175便が緊急事態宣言。
2機を優先させたことから、淡路島上空で待機していた上海・浦東発日本航空874便が待ち切れず、
自らも緊急事態宣言をして関西航空に着陸した。
成田羽田が目的地だった飛行機、国際千70、国内線16機の着陸変更先は次のよう
新千歳____14機、、、、1・・緊急着陸
函館。 新潟____各1
横田基地_____11、、、、、4・・緊急着陸
成田___0
羽田____5、、、、1・・緊急着陸
小松___3
中部___17、、、、5...緊急着陸
大阪___2
関西___22、、、3・・・緊急着陸
広島___1
福岡___6
沖縄___1
国交省によると燃料不足による緊急事態宣言は2010年震災時以外、1件。
209年度は2件
悪天候などによる代替の飛行場を決めて飛行するが、
この日は天気がよく、成田羽田を目指した飛行機は羽田、
羽田を目指した物は成田を代替にしていた。
緊急時に空港の受け入れ態勢というのはフェーズというレベルで決まっているそう。
フェーズ1・・通常の駐機スポット
フェーズ2・・試運転場、洗車場など
フェーズ3・・滑走路(複数の場合)などすべての空きスペース
駐機要求が重なった場合、ニーズに合わせて、フェーズを上げるのは国土交通省航空交通管理センターである。
センターはフェーズを2までしかあげなかった。
成田・羽田に一番近い中部国際空港は
フェーズ2で利用できる洗車場やエンジン試運転場を持ってなくて、実質フェーズ1と同じだった、
フェーズ3に上げていればもっとスムースに行ったはずと・・・
アメリカの9.11テロの時.連邦航空局が飛行中のすべての機に、最寄りの空港に避難するように指示をだしている。
その時、多分カナダの飛行場だと思ったのだが、
駐機スポットにとまってる飛行機の写真を見て、ことの緊急性を改めて感じた覚えがある。
今回は想定外のことだったから・・という言葉が聞こえてくる。。
想定外のことに対しても、
普段から、最悪の事態を想定し、できるだけの安全性を求める努力
それが平和になれすぎた日本にはない。
今回の震災で
いろいろの犠牲を払うことで、教えてくれましたよね、
この14機もの飛行機の緊急事態宣言を出したこと、
墜落事故にならず、ニュースにならなくてよかったんですが・・
みっちゃんの家から炎上する煙の見えた中華航空機の墜落事故はまだ記憶に残っています。
ほんとにぞっとするお話です。
あの震災のニュースの裏にこんなことが起こっていたことこのことご存知でしたか?
よんでくださってありがとう
ニュースでも良く出てましたが
他の空関連の事に関しては出ていませんでしたね。
まあ、あまりに被害が大きかったので
現地の事が殆どだったというは当たり前と言えば
当たり前ですが・・・
この飛行機に関してはパイロットや管制が
機転を利かしたので事なきを得た感じがしますね。
それにしても原発といい日本政府は
安全に対する認識が低すぎますね(-_-v
「想定外」で済む事ならいいんですが
原発や飛行機などは「想定外」で済まない
ものなんですねぇ・・・