数年前、知り合いが胃の激痛の襲われお医者さまに行った。
なんと「サバを食べましたか?」とか聞かれ・・
「いやさんまのお刺身です」と・・
最近美味しいそうなさんまが手ごろな値段でお魚屋さんの店頭で・・
知り合いは、タイでも自分でさばく、プロはだしの腕です。
さんまのお刺身なんか上手なものです。
あっというまに3枚におろして素敵なお刺身の出来上がり・・
ところがところが、彼女の胃の痛み・・新鮮な生のサンマにいる寄生虫アニサキスが原因だったそうです。
アニサキスというのはサバやサンマ、いかなど魚介類を宿主とする寄生虫で、内臓や筋肉で暮らす。
それを食べたクジラなどの体内で産卵をしクジラがその卵をフンとして海にまき散らす。
寄生した魚の生食で人間に・・
ところが人間の胃は本来の住みかでないので虫が暴れる。
アニサキス症という食中毒になるんだそうです。
この知り合いもお医者で内視鏡の先のピンセットでとってもらったらすぐに収まったそうです。
痛みを感じない人もいたり・・死にいたることはほぼゼロとか。
おいしいものは食べたいじゃあどうするか。
1.、加熱する、60度以上5秒以上で死滅。
2.中心部まで-20度C以下で48時間以上冷凍する。
こうしてやっつける。
どうしても生食したい時、なるべく細かく切って、よくかんで食べる・
酢サバややきさばでも感染して営業停止処分になった店もあるという・・
生焼けだったりするとリスクが・・
最近制度が変わって厚生省の届け出数が増えているそうです。
昨年末から食中毒の届け出の時「その他」をひとまとめにしていた寄生虫のうち3種類を独立させた。
ヒラメにいる「クドア」
馬刺しにいる「サルコシスティス」そして『アニサキス」です。
御魚屋さんで、さんまのお刺身が1センチ以下の薄く切られてその間に5ミリ間隔くで切れ目が入ってるのが不思議でした。
その予防のためでしたのね。
気がついてらしたですか?
今度さんまのお刺身じっくり見てきてくださいな
おいしい物をいただくにはこんなこともあるのね。
きょうのひろちゃん
私はキャットフード以外もらえません。っていってるかな
小さいうちの躾が肝心ですから・・ママ
読んでくださってありがとう