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HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

『映画利休にたずねよ」をみて・・特に茶器

2013-12-17 14:33:15 | 映画

先日めずらしく映画2本立て・・観賞しました。

利休にたずねよ』

「レッドリターズ」です、

 

この映画は、まあ両極端で・・

もちろん「利休にたずねよ」

からみましたよ。

映画『利休にたずねよ』最新予告編

 

 

茶の湯とか、戦国時代の歴史に疎い人、その映像から醸し出す美しさ、

日本の「わび・さび」を映像からくみ取れなかったら

この映画のよさはわかりません。

時系列のストーリが並ばないこと、説明的セリフの少なさ、演技者の抑えた表情からくみ取らなければなりません。

その日本的な様式美の美しさ・・

ため息が出るほどです。

ある意味この映画の本当の主人公、

茶器。この4つ

人の命より重かった物

本物が並んでます。

私自身少し作陶経験があり、特に抹茶茶碗制作は大好きです。

でもそのよさは見ただけでは難しい。

誰でもその美しさが理解できる茶器

華やかな宝石「曜変天目茶碗』ならわかりやすい

油滴の美しさ、

大阪の藤田美術館の画像から、お借りしました。

世界で現存するのは3つしかないとすべてが日本にあります。

でも、この映画のなかで存在感を示してる茶器

人の命をも奪った茶器

この美しさ。難解ですよね。

 

当時の茶道とは???

日本の美の原点でしょうね。

もちろん、海老様の美しい所作はほんとに伝統的な、普通の現代人がもってない美しさ、

秀吉と対峙した時に特に際立ますよね。

枯れた人生に卓越した茶人のイメージから離れ、圧倒的オーラでまくりの利休です。

故に秀吉は切腹を命じなくはならなかったのでしょうね。

利休のめざした美・・

それを少しでも理解できないと、この映画は下世話な話題におとしめてしまいます。

古の日本人の美意識、様式美に触れることのできる映画だと思いました。

そして,團十郎さんが海老蔵さんとの演技が見られるのもうれしいです。

 

今日のヒロちゃん

こんなとこにも上れるようになりました。

オ―ディオのスピーカ^です。

読んでくださってありがとう


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