クリスマスリースを作る

11月末から約2週間、まるで春みたいと秋景色を楽しんだ翌日から寒波と雨と雪とで空はどんより、
心もそれに連れてどんよりした。
事故車は修理工場に納まり、12月の中旬まで戻ってこないという。
肝心の車の保険の進行状況はというと、最初の事故の報告から1，2回担当者と電話で話したが
それ以来はメールで保険会社から進捗状況が届くようになった。
それもホームページから契約者専用ページをIDとパスワードを入力し、開封しなければ状況はわからない。
スマホやパソコンを持っていない人はどうすんだ？ともその都度思う。
最初の事故状況報告以来、保険会社との会話は無くなった。
これで事故の責任負担の割合が一方的に決まったらと思うと不安が大きくなっていく。

マンツーマンの対面のやり取りは時代が変わり事故が多いので失せたのか。

当面代車を借りているのであるが事故前に申し込んでおいた駒ヶ根にある養命酒の森でクリスマスリースを
作る講習会へ出かけた。
カーナビに馴れた身にはあらかじめ調べておいた地図とは大分勝手が違い、到着時間を過ぎ冷や汗をかいた。
養命酒の森という会場は広い養命酒の工場敷地内にあり、寒天パパやサントリーのウイスキー工場などと同じく
中が広いので辿り着くまで余裕がないと碌な事にならない。


クリスマスリースはヒノキとポインセチアと赤いリボンを組み合わせ約2時間かかり完成する。
基本的なリースだが赤とグリーンがいかにもクリスマス気分を盛り立てる。

天気が悪いと気分が落ち込み明るい話題はなくついつい気持ちは内へ向かう。
えいっと代車だが恐々外へ出たら帰りはすっかり落ち込んだままの気分が解消する。

駒ヶ根は中央アルプスの千畳敷カールへのロープウエイの搭乗口だ。
養命酒の工場のバックには雪で真っ白の山々が迫っている。
南側には南アルプスの女王の千丈が岳が真っ白に輝いている。
伊那の我が家から見える中央アルプスの駒ケ岳に感激していたら上には上があり
もっと景色はダイナミックだった。




　

作ったリースは新しい家には良く映えた。