仕事納の午後ににわかに晴れていた空が雪雲になり、雪が降り始めてきた。
勤務が終了してから病院の納会となるがそれを待っていては自宅まで帰れるか心配になった。
果たしてお先に、と先に出てきたが雪で渋滞になり家まで2時間もかかった。
夜のうちに雪は積もり、年末の休暇のはじまりは雪掻きから始まった。
思いもよらぬ水を含んだ重たい雪で、いきなりの雪掻きは重労働になった。
気温が上がり、太陽が出て、仕事ははかどった。
大家さんの家の玄関先まできれいに雪を掻いたが、65歳の老女は雪国には及ばないが
負担は大きいと心に思った。
同じ年代に比べれば自分は健康だと自信過剰になっていた。
大きな勘違いである。
ところがどっこい!
昨年末のブログを読むと、やはり顔にはヘルペスが出来ており、これで3年連続の恒例となった。
冬は寒すぎて免疫力がなくなるためであろう。
更に…昨年から、骨粗鬆症の薬が効果が出ず、別な薬に変更して飲み続けた。
その効果が楽しみに先週、骨密度の写真を撮ったら
全く改善しておらず、今度は股関節の骨密度が下降していた。
ガックリ…
信州大学から送られてきた若い医師は、効き目がなかったから薬を変えましょうと別な薬の処方がなされた。
退職したら運動せねば、中から老化が進んでしまうではないか。
食事では効き目はないそうである。
本当は雪掻きは禁止になった。
大掃除や洗濯をして犬を連れ出して近くの運動公園に行った。
毎年雪が降るとこの場所で犬の写真を撮る。
今年は犬たちも歳をとったのか以前ほどはしゃぎ回ることもなく
シズシスと歩き回るだけで面白くない。
眩しい雪景色の中で少しでも外に出ると気持が清々しくなり、まえ向きになれる。
明日からお正月の準備だ。
子供たちが帰ってくる、料理のメニューを考えて買い物に出かけねばならない。
皆で原村で過ごす最後の年になる。
南アルプスの甲斐駒ケ岳は逆光だけど凛とした姿で青空の中にそびえていた。