先日、何気なく新聞の番組欄を見ていたら、NHKのEテレの料理番組欄でつばたさんのキッチンガーデンという
文字が目に入った。
何だかドキドキした。
あのご夫婦に何か起きたのかしら、まさかでしょう~と予感がする。
ビデオに撮り、夜ゆっくり30分番組を見て愕然とした。
やはりご夫婦のほうのご主人が昨年6月に亡くなりひでこさんが春日井市の自宅で一人暮らしをしている
生活が描かれた。
ご主人は90歳、奥さんは88歳になっていた。
中央林間にくらしていた頃、数回クロワッサンの雑誌などに紹介されていたご夫婦で
自給自足で手作りの料理などが記憶に残った。
原村に引っ越し自分でも畑を作り、本屋さんでつばたさんの単行本を手に取ったが
結構忙しい毎日で文章の中身は通り過ぎていた。
伊那に引っ越し、自分の土地を手に入れたらとても身近になった。
憧れというか、お手本にしたいご夫婦の生活で、ご夫婦の共著の本を2冊取り寄せた。
60年間の結婚生活で、自宅でキッチンガーデンを作り、それぞれの役割分担で野菜を200坪に
100種類作り88歳と86歳までの生活が詳しく紹介され以来畑作りに参考にし始めたところだ。
特にご主人は4年前に亡くなった友人のご主人にそっくりで、生活ぶりも似たところがあり
親しく感じていた。
ひでこさんはキッチンガーデンで昨年6月なくなったご主人のしゅういちさんを想い悲嘆に暮れているかと
思ったが、淡々と一緒に暮らしているかの如くきちんとした生活を送っている。
2冊の本をもう一度読み直し始め、自分の今の境遇に考え方や生活の中身は
参考に取り入れたいものばかりだと気が付く。
ひでこさん、88歳だがまだまだ元気で長生きしてと毎日手を合わさずにはいられない。
と、同時に自分は20歳も年下で先を考えると弱気な日々になりがちだが、ひでこさんが毎日楽しく
と夫に教えられた通り生きているというのを真似しなければと思う。
寝る前に数分、ベットの中で佐藤愛子の本を読み、あははと思いきり笑い、生活の中身は津端英子さんの
生活ぶりを参考に、色々目標があっていいなあと。
あしたも、こはるびより より 主婦と生活社
ときをためる暮らし 自然食通信社より