お盆が終わり、地元の農家のキャベツの集荷に誘われた。
7月に1日だけ参加し、きつかった仕事だが、初体験で気持ちはノリノリだった。
先週は今度3日間の作業になった。
7月に一度行ったが手順を忘れ、どんなスタイルをしたら良いか思い出さないままに
朝の8時から夕方まで、10人前後の老人男女に入り働いた。
その際、オーナーの奥さんから近所のお寺で今週末にソプラノ歌手が来てコンサートを行うから
来てみない?と誘われた。
折からその日の午前中は高遠のバラ園のボランテイアに初参加であるが、
午後から金鳳寺という曹洞宗のお寺に出向いた。
一度ぶらりと立ち寄ってその高台のお寺から見下ろした景色と、番犬の柴犬がかわいらしく、
又行ってみようと思ったものだ。
コンサートは地元中心でかやぶき倶楽部という同好会で50人ほどの会員で構成し、毎月
1回合唱をしたりゲストを招いてコンサートを行っているという。
事務局はお寺の住職さんで、住職の奥さんが司会をしたり進行をしたり面倒を見ている。
今回は住職さんの妹さんの音大の後輩で現在ロンドン在住でオペラで活躍している
宮川佳子さんというソプラノ歌手のコンサートである。
といってもお寺の本堂で、ピアノの伴奏のみでマイクもなく、50人ほどの倶楽部員の前で
の生歌を歌うのであり得ないほどの数メートルの目の前の感激の場面となった。
ソプラノ歌手の宮川さんがドレス姿で現れた時は、東京のオーチャードホールで
第九の合唱を聴いたのが最後でもう思い出せないほど月日が経ち、
コンサートと名がつくものから遥かに遠ざかってしまっている。
歌劇、ラ、ボエーム、フィガロの結婚、こうもりなどから3曲、日本のポップス3曲、ミュージカルから
1曲、そしてtime to say good byeで約1時間引き込まれて聞き入った。
若い美しい女性が目の前でマイクなしで玉を転がすような声で歌うその声に鳥肌が立つ。
コンサートの後には倶楽部員でよく知られている日本の楽曲を歌うが、同じ人間こうも違うもの、と
思いつつ声を張り上げた。
特に地方に移住して歌をうたう機会など全くなく、年齢とともに声帯は加齢で衰え、直ぐにむせってしまう。
喉の衰えをいやと言うほど毎日直視して生活しているが今回、歌を唄い、衰えた声帯を実感し
た。
がさがさ声と高音が出ず、年齢とともにどんどん低くなってきた自分の声にコンプレックスを持っている。
高校生の頃合唱コンクールのメンバーに毎年選ばれていたのはどこのどいつだ?
マゴに歌を唄って上げるのも音程が定まらず音痴かと思う日々だ。
けれど声を出すのはとても気分が高揚し、胸を張り、悪くなってきた姿勢を正してくれる。
毎月1回の会合だが、全く知らない土地に来て、富士山より高い縁遠いオペラの世界だが
解説付きで知識も得て巡り合うことも運の良さかなと思う。
7月に1日だけ参加し、きつかった仕事だが、初体験で気持ちはノリノリだった。
先週は今度3日間の作業になった。
7月に一度行ったが手順を忘れ、どんなスタイルをしたら良いか思い出さないままに
朝の8時から夕方まで、10人前後の老人男女に入り働いた。
その際、オーナーの奥さんから近所のお寺で今週末にソプラノ歌手が来てコンサートを行うから
来てみない?と誘われた。
折からその日の午前中は高遠のバラ園のボランテイアに初参加であるが、
午後から金鳳寺という曹洞宗のお寺に出向いた。
一度ぶらりと立ち寄ってその高台のお寺から見下ろした景色と、番犬の柴犬がかわいらしく、
又行ってみようと思ったものだ。
コンサートは地元中心でかやぶき倶楽部という同好会で50人ほどの会員で構成し、毎月
1回合唱をしたりゲストを招いてコンサートを行っているという。
事務局はお寺の住職さんで、住職の奥さんが司会をしたり進行をしたり面倒を見ている。
今回は住職さんの妹さんの音大の後輩で現在ロンドン在住でオペラで活躍している
宮川佳子さんというソプラノ歌手のコンサートである。
といってもお寺の本堂で、ピアノの伴奏のみでマイクもなく、50人ほどの倶楽部員の前で
の生歌を歌うのであり得ないほどの数メートルの目の前の感激の場面となった。
ソプラノ歌手の宮川さんがドレス姿で現れた時は、東京のオーチャードホールで
第九の合唱を聴いたのが最後でもう思い出せないほど月日が経ち、
コンサートと名がつくものから遥かに遠ざかってしまっている。
歌劇、ラ、ボエーム、フィガロの結婚、こうもりなどから3曲、日本のポップス3曲、ミュージカルから
1曲、そしてtime to say good byeで約1時間引き込まれて聞き入った。
若い美しい女性が目の前でマイクなしで玉を転がすような声で歌うその声に鳥肌が立つ。
コンサートの後には倶楽部員でよく知られている日本の楽曲を歌うが、同じ人間こうも違うもの、と
思いつつ声を張り上げた。
特に地方に移住して歌をうたう機会など全くなく、年齢とともに声帯は加齢で衰え、直ぐにむせってしまう。
喉の衰えをいやと言うほど毎日直視して生活しているが今回、歌を唄い、衰えた声帯を実感し
た。
がさがさ声と高音が出ず、年齢とともにどんどん低くなってきた自分の声にコンプレックスを持っている。
高校生の頃合唱コンクールのメンバーに毎年選ばれていたのはどこのどいつだ?
マゴに歌を唄って上げるのも音程が定まらず音痴かと思う日々だ。
けれど声を出すのはとても気分が高揚し、胸を張り、悪くなってきた姿勢を正してくれる。
毎月1回の会合だが、全く知らない土地に来て、富士山より高い縁遠いオペラの世界だが
解説付きで知識も得て巡り合うことも運の良さかなと思う。