信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

満月

2013年09月20日 20時11分28秒 | Weblog
疲労が溜まったのか一日だけ熱を出した。
今は待って欲しい。週末は客が来るし、家の工事の打ち合わせに出かけねばならない。

夕方になり犬の散歩に出かけたところ、八ヶ岳に月が出始めた。
中秋の名月?
満月ではないか。しかも台風が過ぎた後で空に濁りがない。
帰りたがる犬を無視して写真に納めた。
来月の今頃は引越しも迫り、多分心境的に違った気持ちで月を眺めていることであろう。


      


台風18号通過

2013年09月16日 14時02分42秒 | Weblog
日本列島を暴風と大雨が大被害をもたらし、今日一日朝からテレビに張り付いている。
午前中、信州にも近づき滅多にないこの原村にも大雨洪水警報が出た。
窓の外は雨と風により道路は川になり、前の家の雨どいは溢れて道路に飛び出している。

けれど、テレビの画面に次々と中継されてくる京都や福知山、福井などの惨状を見ると
まだまだ大きな川が流れていないこの地域は被害は小さい。

竜巻やゲリラ洪水、東日本大震災、とこれまでの災害の場面が頭の中でシャッフルされる。
年々時間の経過が過ぎるのを早く感じると共に、記録的な自然災害の多さが気になる。
経済の回復以上に災害の被害の修復が追いつかないではないか。

福知山市の水没した市内の様子は何度も映し出されるたびに、暴れまわる水の恐ろしさに
気持ちが沈んでいく。

伊那市に住むムスメから安否の電話が来たが、原村より伊那市は停電になっており
こちらより被害を受けている。
天竜川の洪水も過去に台風で大被害を受け、地域内には長谷村にはダムがあり大きな川が
伊那に向かって流れ込んでいる。
穏やかな年は豊かな水が美味しいお米を豊作に導くが、ダムや諏訪湖のように水門が何箇所も
あれば、下流の洪水に繋がり簡単に水門を開けることが出来ない。

災害が始まれば人力は及ばないが、寝食を忘れ何日も災害現場で働く人々が沢山いることに
感謝せねばなるまい。
毎年増えていく自然災害の多さに7年後のオリンピックの話題は、別世界へ吹っ飛んでいってしまった。

午後、雨が小止みになって庭を見たら、この夏トマトを沢山実らせてくれたビニールハウスが
全部壊れていた。
庭の草花は倒れて見る影もない。植木鉢などが吹っ飛んでいる。
引越し準備に切り替えるのは後始末もいい機会になるかもしれない。

けれど近隣の大きなビニールハウスがビニールが飛ばされ、胸が痛む景色になっている。
問題は、この連休近辺で予定されていた稲刈りが水浸しになり倒れた稲をどのように刈り取るのか
農家にとっては大被害だ。
果樹農家も収穫時期なので大被害となるであろう。
この後の数日間の全国の被害状況を聞くのが恐ろしい。

夏の疲れと筋肉痛

2013年09月15日 14時11分15秒 | Weblog


久しぶりに日照りが解消し、今日は予報どうりに雨降りの一日となった。
昨日はお仕事は休みだったが朝からどうにもうだつが上がらず、
体が言うことを聞かないとはこういうことかと思いながら家事と庭の整理をした。

8月にヘルペスが出来2週間かかって完治したが、その後体中の筋肉が
日替わりで痛いという毎日だった。
温泉に行くにも他県ナンバーで終日この季節は混みあい避けて通るしかなかった。
日曜日をいいことに久しぶりに寝坊をした。
結果、筋肉痛は大分楽になっている。
治す時間もなく農家の作業は日替わりで来るのでへな猪口の自分の体は
限界に来てたのだ。
40代の同僚が疲れたを連発していたが、66歳の自分が周りの農家は70や80代で
早朝から畑へ出ているので愚痴ったらイカンと抑えていたのだが如何せん、長い都会暮らしの
体は造りが違っていたのだ。

伊那の建築現場へ出かけ工事の打ち合わせを行ってきた。
前回までの足場や目隠しの網が取り払われ、外観が露わになっていた。

 

あらら~サンタクロースが苦労せずに出入りできる煙突が一番立派だわ…と思った。
外のデッキは最後になるがもう内装に入ってきた。
壁板やドアーや引き戸が出来上がり、のっぺりしていた部屋が仕切りが着くと段々狭くなってきた。
ストーブ設置と各部屋のクロス張りと電気工事が始まり、キッチンのシステムが入ると更に狭くなる。
そうなると竣工は目前だ。

だだっ広い庭の敷地は目をつむり、分厚いクロスのカタログを来週まで候補を決めるよう
預かって帰ってきた。
内心、焦りを強くして帰ってきた。

庭の木々類の植え替えだけでも時間を要するのに更に、持って行くことが出来なくなった
家具類への心の見切りをつけねばならない。

出来過ぎたトマト

2013年09月07日 20時42分34秒 | Weblog
気温が下がり、夏も終わりに近く野菜の勢いも終わりになった。
トマトは青いまま赤くならなくなってきた。

ゴールデンウイークの後野菜の苗の植え付けをした際、トマトの苗
21本を植えた時に、誰が食べるのだ?と思ったのが正しくそのとおりになった。
次々に熟しあちらこちらに配り何とかしのぎいよいよ最終盤になった。

このところ生で食べるのも飽きてきて、トマトソースを作っては冷凍して保存している。
今日も天気が悪く、台所で料理に時間を費やした。
畑からの取立てトマトを湯剥きして皮を取りにんにくとオリーブ油で炒める。
途中でバジルを入れる。
いずれも畑で取れたものばかりで新鮮そのもの。

STAUBの鍋で5分ほど煮て、その後火を止めて蒸らすとあっという間に上質のトマトソースが
出来上がる。
この鍋を購入してから料理が短時間で美味しく出来上がり重宝している。出来上がった
トマトソースでパスタを和えてとろけるチーズを隠し味に入れて熱々のところを食した。
流石生トマトのソースは抜群に美味しかった。
 
 
 
次に近所から沢山頂いたプルーンを二つ割にして種を除き、赤ワインと砂糖でこれも
10分くらい煮た。
ワインの香りでくらくらしたが、ヨーグルトに入れたりパンに乗っけたりして食べるには
程よい保存用のジャムが出来た。
デザートにこれも自家製のブルーベリーで寒天寄せを作ってみた。

  


   

最後に夕方畑から取ってきた茗荷を丁寧に洗いごみを取って、塩漬けにした。
水が上がったら味噌漬けにしてこれも保存用にする





やっとのことで台所から離れ、テレビをつけたところ、BSで池上彰と宮本隆治のなつかしの名曲で
つづる昭和の大ニュースに惹かれ見始めた。戦前から学園闘争あたりまでだったが
またしても自分の生きてきた時代をはっきりと思い出させられた。
戦後の流行した歌も子供心に覚えているし、父や母が好んで歌っていた歌もまだ60年くらいしか経っていないのだ。
60代も後半になると若かった時が確かにあったはずが、うろ覚えになっている。

池上彰の解説で激動の時代を送ってきたのを今更ながら詳しく、あれもこれも思い出しながら聞く。
その時々は必死だったが、みなみこうせつの神田川を聞いたときに60年代の安保闘争が
よみがえり涙がこぼれた。
名曲だ。

季節はずれの障子張り

2013年09月05日 21時06分25秒 | Weblog
昨夜からの大雨がやまず、今朝も屋根を打つ雨音が強い。心配してたとおり
電話が来て野菜の出荷は中止になった。
毎朝8時前には車で出かけたリズムが今日は今日は狂ってしまった。
さあ、雨は続いているし、何をしようかと考え、各部屋の掃除を丁寧に行っているうちに
窓ガラス拭きにたどり着いた。
すっかり得意になったハーブビネガーで拭き掃除をしたら
今度は障子の汚れが気になって来た。
どうせ2ヵ月後には引っ越すのだからとは思うが、雨もその時はやんでいたし
綺麗にしてから出ていこうと、障子紙を破り始めた。

冬の間に和室も結露し,障子紙はカビが生えてしまう。
小学生時代、家族全員揃って暮の大掃除の時に畳を外に出して立てかけて干し、
障子の張替えを母親が主導して子供たちが手伝う。そのときいつも思ったのは
水を使って障子の桟を綺麗に洗い、のりを刷毛で丁寧につけていく手伝いが寒くて
手が冷たく早く終わらないかなあとばかり考えていたものだ。

沢庵漬けのための大根洗い、保存用の白菜洗い、風呂の水汲み、薪割り、雪かき、掃除以外にも
こどもの季節の手伝いは一杯あった。
遊びたいがコドモガ親の仕事を手伝うのは当たり前と育ったので、お陰で役に立つこと。
まして育った時の福島の寒さより今の信州のほうがよほど寒い。



障子張りは多分これが最後であろう。
もう障子がある家には住むことはないから・・・・。
4枚の障子張りは3時間かかって終了し部屋がすっかり明るくなった。
寒い時期に行う仕事は暑い時に行うと、季節感はないが手がかじかんで
辛い思いはしなくてすむ。

 

進捗状況

2013年09月02日 22時35分26秒 | Weblog
今日の仕事の後大雨になり、その後の作業は出来ずに午前中で終了した。
お陰でゆっくりとお茶の時間になり一緒に働いている人たちと色々話し込んだ。
皆、都会からの移住者で、この原村に越して家を建てた。
驚きの話が公開され、こんなことってあり得ないじゃないというが本当だ。
建てた家が設計書どうりでなく出来上がり、途中で差し替えられ、遠いのでなかなか
来られないために建築屋と大工が細工したそうだ。

あり得ない事だが、自分の家を建てている者にはわずかな心配をもたらすものだ。
けれど1年も掛けて設計図を作る打ち合わせを繰り返して来たので、自信をもって任せるしかない。

丁度家に帰ったあとメールが届き、設計士から建築の進捗状況を毎週メールで
写真を送るということだった。
2週間前に見た時より外壁工事に進み足場が組まれ見通しが悪いが
工事現場にはあまり頻繁に通えないが安心出来るようになった。
もう来週には内装の段階に入り、壁紙クロスのサンプルを見て決めねばならない段階になって来た。
今住んでいる家の中の断捨離は寒くなってきたが遅々として進んでいない。


アルパカ   その2

2013年09月01日 15時52分07秒 | Weblog

  


最近雨降りが少なかったが、昨日から突然の雷雨があり、真っ暗になったかと思うと
激しい降雨がある。日照り続きの畑では野菜が救われているが、
西日本の局地的な降りはどうだろうと心配する。
今日は日曜日だが、ブロッコリーの出荷があるので仕事に出かけた。
出荷は2時間半で終わりその後畑へ出向き草取りをする。
1時間もしないうちに全身ずぶぬれの汗をかいて、もう止めようと終了した。

出荷から帰ったご主人が、ブロッコリーの市場価格が上昇し1200円台だった
秀の品質の価格が今日は1箱2950円に上がったそうだ。
関西の大雨と北海道の干ばつで出荷がなくなりお陰でこの長野県産は貴重なものとなっている。

仕事が終わった後、本屋へ出向き、帰りにアルパカ牧場に立ち寄ってみた。
先日は農場のほうに行ったが、今度は牧場でウサギや馬、牛などが放牧されアルパカも子供たちと
違った大人たちが牧場に観光客の相手をしている。

牧場は傍に行って触ることが出来るが、お母さんたちがわが子を放り出してかわいい~と言いながら
アルパカにハグしてお父さんがその場面を写真を撮っている。
アルパカのチカラはすごいと思う。

お店も傍にありオリジナルグッズを並べて売っているが、本場のペルーの商品もあり
あまり見ることがない商品が多いのでこの富士見町で珍しいと思った。
生まれたアルパカ赤ちゃんの毛を採取して作ったキーホルダーなど数種買って来た。
うちの犬は老犬になりフエルト人形など作れるはずもなく
アルパカはふわふわで見ているだけでも楽しくなる。