信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

私一体何やってんだろう?

2008年06月26日 19時09分05秒 |  日記
明日からカナダへ旅行に行く。
そのため前日はさぞ準備に追われるだろうと、休暇を取った。
朝早く犬の散歩を終えてから、2匹をお風呂でいつもよりずっと丁寧に時間を掛けてシャンプーをした。
犬もふんわりとこぎれいになり、とっても価値が増した。

その後ずっと気掛かりだった、庭の草花の手入れと畑の野菜の手入れ、草むしりを始めた。
確かお昼前だったと思う。
やり始めたら次々とやらねばならない作業があるわあるわ。
お昼ごはん抜き、雨の予報だったのに運が良く陽が射し、汗が吹き出る。
5月に植えたじゃがいもはもさもさ茂り、根元に土寄せをしなければならず、鍬で土を掘り起こし、寄せていくが汗が首筋を流れていく。
あぁこんな思いは去年の菊つくりのとき、炎天下で毎日、汗まみれで仕事したなあと懐かしさで一杯になった。

一気に雑草は伸び始め、中腰で目に付いたところから草を取るが、やらねばならない作業が一杯あるため、頭の中が散漫になり、行く先々で
草を取り、思い立ってはとうもろこしの苗を植え替え、又目に付いてトウがたったほうれん草を一気に引き抜く。
人参も間引きしなくちゃあと忙しい。
考えてみれば何日もかけてやることを半日で仕上げようという根性だから、間に合わないのは当たり前。
腰が痛くなり、うーんと掛け声を掛けては腰を伸ばすおばあさんのようだ。

明日は出かけるのだからといい加減で、終了として、夕方になったため、懸案の犬達を動物病院へ預けに出かける。
奴らも途中で察したらしい。
病院へ着く頃はうるさいわうるさいわ・・・しかし心を鬼にして長のお預けをわびながら帰ってきた。
今回は初めての長い病院生活になり、餌や缶詰なども量が多いのだが
かんじんのみるきいは又もやストレスで声が出なくなり血便を出すであろうと何だか可哀相で切ない。
今こうしてブログの記事を書いているが、雷が鳴り始め、いきなり大雨になった。
先ほどまで草取りをしていたなど嘘みたいにすさまじい降り方である。
良かった、良かった、神様はお恵み下さり畑で仕事を半日させて頂いた。
家の前の道路は川になって水が流れていく。
雨水の量が多すぎて雨樋からは水が掃けないで、溢れていく。

ううううすさまじい。
犬を早めに預けて良かった。この雨の量では車を運転できない。

ではこれから落ち着いて、明日早く出かける旅行の準備に取り掛かろう。
何か忘れ物が出るのは必死かもしれない。
実家の兄夫婦は息子の結婚式で今日グアムへ旅立った。
明日は私。
そして明後日は息子のヨメが一人で夫の待つシカゴへ。
毎日成田から出かけるのだから、なんていう偶然だろう。
さあ、2週間近くになるがブログは暫くお休み致します。


大雨洪水注意報

2008年06月22日 21時42分28秒 |  日記
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 やややや・・・先ほど原村に大雨洪水注意報が発令された。昨日からずっと降り通しに降っているのにこれ以上まだ降るのかよ~。
雷・もなっている。
昨夜は雨の音がうるさかった。
梅雨はしとしとの降り方なのに、まるで台風並みの降り方をしている。
犬達は2日間も外へ出られないものだから退屈で退屈で不貞腐れている。
2日間、掃除に明け暮れ、休憩も取らず、ついでに衣類の入れ替えも行い、立ったり座ったり、家の中は片付き、こざっぱりとし、清潔そのもの。
今週末からのカナダ旅行に着ていく洋服を見つけようと押入れの掃除を始めたが、この2週間の休日は外出続きで家に居なかったので、埃がたまりいい加減嫌気がさしていた。

原村へ引越してきてから、キチンとしか格好をする機会が無いので、10日間の旅行に何を着ていくべきか、考えながら掃除をし、料理を手間をかけて作った。
窓から外を見ると、ざあざあ降る雨の中庭では花が満開で咲いている。

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昨日の新聞ではバーモント州のターシャ、チューダさんが92歳で亡くなられたとの記事が目に留まった。輦
知り合いは先週からそのチューダさんのお庭を見るツアーに参加し出かけているのに、亡くなられたとは、驚いてしまった。あの広大な庭園はどうなるのだろう?
一緒に庭で草花の手入れをしている傍にいたコーギーのメギーはこれからご主人様が居なくなりどうするのかしら?心配だ。

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56歳からバーモントの荒地に一人暮らしで農家風の家を立て、次々と花を植え、30年以上をかけて作った庭の写真集を手に取った時ははじめ驚きばかりだった。
以来、何度見ても惹き付けられる。

私も後30年かければ何とかなるかなぁと思いながら雨ばかり降っていて仕様もなく伸びきった野菜や草花を眺めた。
昨年、初めて耕して作った庭は反省材料ばかりで、今年は欲張って相当草花の苗を植えた。
種を播き、今やかなり咲きそろったところへこの梅雨での雨続きで、手入れが出来ずに悔しい思いをしている。




行ってしまった・・・。

2008年06月19日 22時40分04秒 |  日記
  時間は過ぎ行きこの1ヶ月は飛びっきり早かった。
ムスメはアルジェから一時帰国したがおとといまた戻っていった。12日間の滞在であったが、神出鬼没、東京、長野、宇都宮、神奈川、と飛び回り碌に話も出来ないままにもうアルジェで今日は仕事に入っていた。
息子は昨夜、引越しを終え、明日は勤務地へ出かけると挨拶の電話をくれた。
やがてやって来る転勤に向かって、家財道具は増やさないと固い意志を見せてくれたが、新婚生活2年目にして、いざ引越しとなり散々苦労をして増やした荷物をやっとの思いで整理したそうだ。
そして今日のお昼過ぎ、成田から電話があり今から飛び立つのでと最後の挨拶。
シカゴへ行ってしまった・・・・・。
これで本当に子離れがやってきたのだなと実感が湧いた。
二人とも本当の意味の社会人となった。
しかもグローバルな世界の中で相当な苦労を背負うことになる。
そしていつかは一回り大きな人間になり戻ってくることをハハは願っているから。
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怠けてしまった

2008年06月16日 23時36分01秒 |  日記
5月病かはたまた6月病か、鹿の事件以来やる気が失せて、夕食後に異常に眠気が出て、目が覚めると夜中になっているのでブログを書くところではない日々が続いた。
そして6月になり4日にアルジェの娘がビザ取得のため一時帰国した。
間もなくシカゴに赴任する息子夫婦と共にその週末原村へやってきた。
友人のUさんご夫妻のおもてなしを受け犬達も引き連れお泊りをした

あわただしく週末の休日は過ぎて行き、まとまったことが出来そうでできない時間を送った。
娘が1日遅れで残り、翌日から私は訳有りで、茅野のホテルに泊った。
昼間働いては夜ホテルに泊り4日目に、犬を動物病院へ預けたので引き取りに行ったら又もや小心者のみるきいが血便を出し、食事をせず、その影響は今回も出た。
そしてこの週末は松本へ日本看護協会、長野県支部の総会に出席し、一日緊張した。
翌日は親戚で集まり、息子、娘の、送別会を行なう。
早朝、東京へ出かけ、青山の姪夫婦の家で送別会だ。
純農村の原村とブランドのお店がひしめき合っている青山では雲泥の差よ。
明日は娘は帰国し、仕事に戻る。明々後日は息子はシカゴへ出かけこの週には日本にはいなくなる。輦
送別会を開いたり、もてなして頂き、お餞別まで頂き、充分暖かい集会になった。
皆様本当に有難う。

忙しいこの2週間で暫くの間の別れになるが、少しずつ心構えが出来、
疲れていた身体も持ち直してきた。
来週は今度は10日間ほど、娘とバンクーバーで合流し、カナデイアンロッキーへの旅行へ出かける。カルガリーからバンフとレイクルーズ、など氷河や湖、3,000m級の山々を見に行く。
息子とは10年前にスイスへ行き、娘とカナダでもう思い残すことも無い。(まだ早いか)
忙しい毎日の中で旅行計画も不十分だが、何とかなるだろう。


過酷な一日

2008年06月01日 21時49分44秒 |  日記
雨も上がり、朝5時に起きて、町内会の川掃除に参加した。
約1時間の行程だが、川は深く男の人たちはずぶぬれになってごみ拾いをした。
原村に昨年引越してきたが、犬の散歩であちこち歩いているが道端にごみが落ちていないのが不思議だったが、村中が一斉に掃除をしていたのだ。
朝食を終え、犬の散歩をした後、北杜市の自分の土地の草刈に行く。雨が上がり、昨日との気温差は15度。寧
着ていく洋服がいまいち良くわからない。

原村から小淵沢経由で大泉に向かうが、山梨県に入ると空気が変わる。
木々の伸び具合も異なるし、気温が高いので、こうも違うかと、いつも明るい大泉に来るとやはりここへ住もうかと悩んでしまう。
長靴姿で武装して草刈を始める。
今年は昨年と同じ日にやってきたが、寒かった冬のせいか草の伸び方は
まだ藪にはなっていなかった。
150坪あるからなかなかはかどらない。

途中、隣の家の玄関のところで水が随分溜まっているのに気がついた。
私の土地の水路が排水枡に入り、後は土中をもぐっていくのだが、枡がせき止められそこから溢れた水がお隣の家に流れ込んでいるのがわかった。
水路は山水が出てくるので雨が降ると結構な量が流れる。
1昨年土地を購入した際、水路の水が溢れるとの苦情を近所から頂き、浸透枡というのを設置し水はけは良くなった。
それなのに今水が溢れているではないか。

枡に近づき何か大きなごみがつっかえて邪魔をしているようだ。
もっと近くにと、寄って行き、その引っかかっているごみを持っていた鎌で取り除こうとしたがびくともしない。
何だか異臭もする。
ドッキン!
鹿の死体だ。
びっくりした途端足がすべり、私も水路に落っこちて、ひどく足のすねをぶっつけた。
鹿の死体を目の前で見るのは初めてで、痛いと思うより恐いのですぐに起き上がった。
枡に下半身が引っかかって取れなくなり死んだようだ。
さすが医療職、今度は持ってきたレーキで取り除こうとしたが全く持ってがっちり足が枡にははまってしまって動かないし、レーキでかき回したら血で水が染まりがっくりしてもう止めた。
頭の中は混乱し、お隣から水が溢れていると苦情が出たら・・・・と考え
さてどうしようと頭がぐるぐる巡る。
なるべく鹿の死体から遠ざかり、周囲の木々の下枝をのこぎりでやたら切り始めた。
木が茂っているから、鹿が通り道にして水路なんかで足を滑らすのだと思うと腹が立ち目に付いた枝を全部切り落とした。
切り落とした枝をどうやって運ぶのだと思うほど坊主に近い状態にまで切ってしまっていた。
やっと思いついて友人の地元の助っ人に電話した。
運が良く近くで仕事をしているからと10分くらいで来てくれた。
様子を見て即座に役場に電話をし、担当者が明日来て引き取ってくれることになった。
鹿の死体は役場が処理するが、生きていると土地の持ち主が処理しなければならないそうで、今清里などでもそうだが鹿が繁殖し、山を降りて
庭先をかけ降りていく鹿の集団が問題になっている。

死んだ鹿のすぐ傍に昨年中央林間から移植した大手鞠の木があり白い花が沢山咲いている。
この木はきっと鹿が足が引っかかって動けなくなり、死んでいくまでの様子を逐一見ていたのだろうと、そして白い花をはらはらと鹿の手向けに散らしていたのだろうなどと考えた。
悲しい物語である。怜怜それからも暫く暑い午後の日差しの中を必死で草刈をして、帰りには白州まで足を延ばし、蔦木宿で源泉の温泉に入り、明日から筋肉痛が来るであろう身体をほぐし、打ち身で大きな内出血をした足のすねを眺め今日一日の出来事は何てことだろうとがっくりしながら帰宅した。