人間は新しい環境に慣れやすい人となかなか馴染めず苦しむ人とに別れる。
単細胞の私は子供の頃から何度も住まいを換えているので(確か11回くらい)どこでも慣れて行った。
昨日日本橋の歯医者で診察を受けるために朝早く家を出て中央高速バスに乗った。
信州にいるときはすっかり土地の人になり、新宿へ着いた時は東京暮らしの元の人間に戻っているような感覚になる。
地下鉄に乗り換えやはり長くすんでいたので違うなと思いながら歯医者さんへ着いた。
2週間前から歯が痛み出し治療が済んでいるにおかしいと思い、近くても地元の歯医者では
無理だろうと相談し予約を取った。
以前の治療した時のレントゲン写真を取り出し、造影剤を入れて新しい写真を撮り、歯の根っこが割れて炎症を起こしていることが判明した。
これからの治療方法をいくつか提示され、リスクを幾つも抱えているので治療が困難なこと
時間がかかることなどを挙げて5月の連休あたりまで治療に通うことになった。
この歯は中学生の頃に小さな虫歯になりそれから何度か住んでいる場所での歯医者に治療を受けて結局、60才を過ぎてからすっかり歯を失うことになった。
その間50年近くたっているが、治療の技術が進歩し、歯医者の技量も違い、今になってそれが全部、つけに廻ってきたのである。
口腔外科の今の先生は、一つ一つ説明をして結局これまでの治療のずさんさがここに至って
将来を考えるときちんとした治療が必要になり、ああこういうことか・・・・患者はいつだって受ける治療をこれが最高と思って信じているし、医者を選ぶことだって難しいから受けた治療を感謝しておしまいになる。
歯は死ぬまで使うし、不自由になると食べられなくなるし、大切な物であるが若いときはそれほど重要に思えないから簡単に治療をしてのくり返しをしているが、後になると医学も進歩しているから、古い治療があだになることもある。
多分今回は地元の医者を選んでいたら、ここまで深く病根を追求せずに簡単に根管治療をして終わりいつかその後又炎症を繰り返すであろうと思われ、遠くても勘を頼りに東京まで出てよかったとつくづく思いながら病院を出た。
夕方の戻るバスに乗るまで時間もあり、時間つぶしを考えた。
欲しい物はないのでデパートをぶらつくのは辞めて、本屋へ行く。
あった!。
久し振りに20年前に出版が始まった検屍官シリーズのケイ、スカペッター登場の最新作が見つかった。
初めて姪から紹介され読み始めて夢中になり、通勤の往復で読んでいたが、初めはあまりのむごたらしい文章に貧血状態になったときもあったが、次第に次の作品が出るのが待てなくなった。
それから20年も経ったとは・・・・。
作者のパトリシア、コーンウエルは相変らず美しい。
この検屍官シリーズに始まり、電車の中で読む文庫は全部、サスペンスか松本清張シリーズでそれが読み終わり、FBIものに変わり、ずっと海外物のサスペンスになっていた。
恋愛小説には興味が湧かず、自分自身が猟奇的な残酷な殺人事件に慣れてしまっていた。
本屋でそのての本を数冊買い、じっくりと時間を掛けてもう一冊、お弁当の本を買った。
既に何十年もお弁当を作ってきた実績があるが、更に今の気分ではお弁当を極めたく、疲れた足で、選びに選んで、バスの発車時間前に戻れた。
本を買うといつも気持ちが裕福になれる。
これを読みきれるかどうかは、次の問題ではあるが・・・。
たっぷり東京人となった時間を使い、また新宿の西口から信州の住民になるべくバスに乗った。
9時近く、冷え込んだ原村に到着した。
東京にいる間は着ていたコートは気温が高く持ち歩いていたのに、バスから降り立った時は道路は凍って外灯の明かりできらきら光っていた。
ところどころ雪もまだ融けていず、残っている。
さて家に到着し、急いでBSで小林聡美の出る映画、めがねの残りを観た。
これが3回目であるが、何度観てもあらこの場面は見落としているわと思うことがよくある。
もたいまさこと小林聡美の映画はかもめ食堂で観たが、大好きである。
青い南の海が背景にのんびりと過ごす毎日が描かれ、その都度みてはこころが和み、山も良いが、海の見える場所で暮したいと思う映画である。
今回は片桐はいりが出ていないがまあ、いいか。
その後続けて、ハッピーフライトを観た。
この映画も昨年の年末シカゴへ行く機内で観たが、思いがけずこのドラマの中で航空機を1機飛ばすのに数種の職業がかかわっていくのであるが、そのなかにムスコの仕事も登場した。
なるほど本当は言わないがムスコは職場では苦労しているのだと思わされた映画であったが
又観てしまった。
東京から帰ると刺激が沢山あって、すんなり布団に早く入ることが出来ないため、いつもその後帰ってきては夜更かしする始末になる。
メールを読んだが、友人から白馬の雪景色の写真が数枚添付されていた。
目を見張る美しさで一枚この場でお披露目させていただくことにした。
単細胞の私は子供の頃から何度も住まいを換えているので(確か11回くらい)どこでも慣れて行った。
昨日日本橋の歯医者で診察を受けるために朝早く家を出て中央高速バスに乗った。
信州にいるときはすっかり土地の人になり、新宿へ着いた時は東京暮らしの元の人間に戻っているような感覚になる。
地下鉄に乗り換えやはり長くすんでいたので違うなと思いながら歯医者さんへ着いた。
2週間前から歯が痛み出し治療が済んでいるにおかしいと思い、近くても地元の歯医者では
無理だろうと相談し予約を取った。
以前の治療した時のレントゲン写真を取り出し、造影剤を入れて新しい写真を撮り、歯の根っこが割れて炎症を起こしていることが判明した。
これからの治療方法をいくつか提示され、リスクを幾つも抱えているので治療が困難なこと
時間がかかることなどを挙げて5月の連休あたりまで治療に通うことになった。
この歯は中学生の頃に小さな虫歯になりそれから何度か住んでいる場所での歯医者に治療を受けて結局、60才を過ぎてからすっかり歯を失うことになった。
その間50年近くたっているが、治療の技術が進歩し、歯医者の技量も違い、今になってそれが全部、つけに廻ってきたのである。
口腔外科の今の先生は、一つ一つ説明をして結局これまでの治療のずさんさがここに至って
将来を考えるときちんとした治療が必要になり、ああこういうことか・・・・患者はいつだって受ける治療をこれが最高と思って信じているし、医者を選ぶことだって難しいから受けた治療を感謝しておしまいになる。
歯は死ぬまで使うし、不自由になると食べられなくなるし、大切な物であるが若いときはそれほど重要に思えないから簡単に治療をしてのくり返しをしているが、後になると医学も進歩しているから、古い治療があだになることもある。
多分今回は地元の医者を選んでいたら、ここまで深く病根を追求せずに簡単に根管治療をして終わりいつかその後又炎症を繰り返すであろうと思われ、遠くても勘を頼りに東京まで出てよかったとつくづく思いながら病院を出た。
夕方の戻るバスに乗るまで時間もあり、時間つぶしを考えた。
欲しい物はないのでデパートをぶらつくのは辞めて、本屋へ行く。
あった!。
久し振りに20年前に出版が始まった検屍官シリーズのケイ、スカペッター登場の最新作が見つかった。
初めて姪から紹介され読み始めて夢中になり、通勤の往復で読んでいたが、初めはあまりのむごたらしい文章に貧血状態になったときもあったが、次第に次の作品が出るのが待てなくなった。
それから20年も経ったとは・・・・。
作者のパトリシア、コーンウエルは相変らず美しい。
この検屍官シリーズに始まり、電車の中で読む文庫は全部、サスペンスか松本清張シリーズでそれが読み終わり、FBIものに変わり、ずっと海外物のサスペンスになっていた。
恋愛小説には興味が湧かず、自分自身が猟奇的な残酷な殺人事件に慣れてしまっていた。
本屋でそのての本を数冊買い、じっくりと時間を掛けてもう一冊、お弁当の本を買った。
既に何十年もお弁当を作ってきた実績があるが、更に今の気分ではお弁当を極めたく、疲れた足で、選びに選んで、バスの発車時間前に戻れた。
本を買うといつも気持ちが裕福になれる。
これを読みきれるかどうかは、次の問題ではあるが・・・。
たっぷり東京人となった時間を使い、また新宿の西口から信州の住民になるべくバスに乗った。
9時近く、冷え込んだ原村に到着した。
東京にいる間は着ていたコートは気温が高く持ち歩いていたのに、バスから降り立った時は道路は凍って外灯の明かりできらきら光っていた。
ところどころ雪もまだ融けていず、残っている。
さて家に到着し、急いでBSで小林聡美の出る映画、めがねの残りを観た。
これが3回目であるが、何度観てもあらこの場面は見落としているわと思うことがよくある。
もたいまさこと小林聡美の映画はかもめ食堂で観たが、大好きである。
青い南の海が背景にのんびりと過ごす毎日が描かれ、その都度みてはこころが和み、山も良いが、海の見える場所で暮したいと思う映画である。
今回は片桐はいりが出ていないがまあ、いいか。
その後続けて、ハッピーフライトを観た。
この映画も昨年の年末シカゴへ行く機内で観たが、思いがけずこのドラマの中で航空機を1機飛ばすのに数種の職業がかかわっていくのであるが、そのなかにムスコの仕事も登場した。
なるほど本当は言わないがムスコは職場では苦労しているのだと思わされた映画であったが
又観てしまった。
東京から帰ると刺激が沢山あって、すんなり布団に早く入ることが出来ないため、いつもその後帰ってきては夜更かしする始末になる。
メールを読んだが、友人から白馬の雪景色の写真が数枚添付されていた。
目を見張る美しさで一枚この場でお披露目させていただくことにした。
