信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

移住して見つけた目標

2016年10月30日 18時19分15秒 | Weblog






伊那に移住して3年が過ぎゆく。
農地から宅地に代わるまで一年かかりその間毎月建築屋さんとの打ち合わせに通ったので
土地に関しての不平不満は出ずに済んだ。
住んでみて初めて土地の事情は徐々に分かってくるのだが、不満をあげつらえばきりがないし
何を自分の幸せに優先するかだ。
中央アルプスを見ながらご飯を食べたいという欲求は第一位だった。

住んでみたら地域の周囲の人々との交流は思った以上に多く、自治会の会合やボランティア、
毎月のお寺で催されるコンサート、マゴを連れての子育て支援センターのママさんたち、
そして犬とともに歩けば声をかけられ知り合いになり、一人暮らしだが
一日中誰ともしゃべらずに済む日は極く稀だ。
都会で暮らしていた以上に友人は増えてしまった。

マゴも生まれかなりの時間を彼に費やした。
そうして本当にこんなに早く?と驚くほど3年が過ぎた。
向こう見ずと言われた長野県への8年前の移住は賭けだったが大成功。

義兄が今月訪れ、我が家の畑をほって肥料を入れてくれた。
農地だったから肥料は効いているが、ふかふかの土ではなく赤土で20センチも掘れば
固まって岩のように固いとの診断。
できるだけ深く掘り腐葉土を入れミミズが住むような土にしなければ、上等な野菜や草花は育たない。

思えば引っ越すのに全力投球でその後だだっ広い土地に手あたり次第草花やバラを植え
脳天気だった。

義兄に言われて土づくりに目覚めた。
それ以来この半月は時間さえあれば興味もなかった土づくりの本を読み庭を掘り返し
ている。
気の毒なバラも深く植え替えした。

昨夜NHKスペシャルで1世紀以上を世界で生きるセンテナリアンの長寿の秘訣の番組を見た。
体の面では抗炎症作用が低く抑えられて、心の持ち方が満足感が高いと長生きに繋がるというのだ。

歳だからと将来を否定し周囲を困らせるような生き方は御免だ。
現在の自分を肯定し、今が幸せといえる満足感が重要だ。
移住して3年目、来年は70歳を迎える。

やっと落ち着いて自分の土地、自分が作る土と思えるようになり、
そこで作ったおいしい野菜を食べ体づくりをし、きれいに咲く草花でワクワクし
それでこれからの自分の生きがいとして楽しんでいきたいと目標が出来た。


3年経った

2016年10月29日 19時48分46秒 | Weblog
10月31日で伊那に移住し、3年が過ぎていく。

今朝はどうだんつつじの紅葉がこれが今年最後の色と真っ赤に家を飾ってくれた。




中央アルプスはもう駒ケ岳も紅葉は終わり段々里山に降りてきている。
この季節は雲海が天気が良いとたなびき、伊那谷の特徴だ。





八ヶ岳南麓の秋を楽しむ

2016年10月29日 19時03分21秒 | Weblog
今年は北杜市の友人宅を訪れる機会がなく、やっとの日程調整で
ムスメ、ムスコ、マゴと標高900メートルの高原の家を訪れた。

もう、子供たちも10年以上も前から季節ごとに訪ねていたので、
森や林は開発され、別荘が増え続けている。

マゴももう3歳近くになり、慣れた様子で散歩に加わる



道路の脇になぜかぬいぐるみが捨ててあり、うわぁ 一瞬びっくりしたぁ。



しかし好奇心が勝つ。触ってみたい。どうしてここにいるの~と問いかけている。



暫くしておんぶと野生児は動かない。



1歳前後ははだしで何度も散歩をせがみ疲れ知らずだったのに…・



今年は長雨で紅葉はいまいち。



伊那では暖かいから絶対にアジサイも枯れてもこんなきれいな色にならない






八ヶ岳南麓から見た赤岳



嘘だ!疲れたとおんぶしていたマゴは牧場の急斜面を駆け下りていく





メリノウールの羊の毛は長さが10センチ以上あり

刈った後は裸同様で風邪を引きそ



懸命に羊の写真を撮っている叔父の傍で甥は穴掘りに夢中。



晩秋の清里の牧場の丘の羊はアニメに登場する、羊のショーンさながら


喜ぶのは早すぎた

2016年10月24日 18時42分40秒 | Weblog
土曜日から北杜市の友人宅へムスメとムスコとともに伺った。
デッキのペンキ塗りに満足し、植え替え中の草花や木々類もかなり進んだし
後ろ髪を引かれることもなく一泊して標高900mの八ヶ岳南麓の進みゆく
晩秋を満喫して帰って来た。

今朝、天気が良く青空にせかされ、さあ庭の仕事に取り掛かろうと、ふと塗りたて
のデッキを見て怒髪天。

日当たりの良いデッキがあたり一面猫の足跡が・・・・・・
野良猫一族が近所で餌付けをしているので
どんどん増え今や6匹がうろうろしている。

すっかり乾いてもう大丈夫と出かけたのに、まさか一族が集まり留守中をいいことに
パーテイでも開いたのか。
怒りに燃えデッキブラシで足跡を洗ったが、乾いたらダメダメ。
足跡は浮かび上がり、悔しいが塗り直しだ。

車を最近寒くなったら寝ぐらにしているらしく、フロントガラスは足跡だらけ、爪を立てて降りるらしく
傷も沢山付いている。
猫ブームだがかわいらしさはどこかへ吹っ飛び、トイレ代わりにされている庭の掃除
も増え余計な時間が増えるバカバカしさが今の老女の怒りだ。

ペンキを塗る

2016年10月22日 15時43分56秒 | Weblog
今月末で伊那に移住して3年目が過ぎる。
マゴが引っ越してすぐに生まれ、まごまごしているうちにおお~もう3年が経つのかと
やっと感慨に浸る時間が出来た。

9月、10月と長雨が続きこれからやり遂げる予定が総崩れ。
かくして隙間を狙ってデッキのペンキ塗りを何が何でもやらねばと意気込んで
建築した塗装屋さんにペンキを届けてもらった。

昨年、の2年目屋根がないデッキは夏の直射日光や雨風にさらされ意外と早く塗装が薄くなり
試しにペンキ塗りを自分で行った。
材料は塗装屋さんが届けてくれて、もしうまくいったら来年本格的に塗ってくださいと渡された。

昨年は暑い夏の間に干物になりそうと言いながらそれでも面白くやり遂げた。
けれどペンキは見事に乾燥によって色が薄くなり完全に塗り直しだ。

予定したペンキ塗りの日は何と途中で訪ねてくる人が続き、集中して作業が出来ず
夕方何とか不満ながらもやり終えた。
2度塗りをせねばならないから、焦りが出てくる。

デッキはきれいに生まれ変わり、やってみるものだとどや顔で夕方犬の散歩に出た。
帰ってみたところ、前面にペンキ塗りたて、危険と張り紙した椅子を置いたにも関わらず、点々と玄関先に足跡を発見。

悔しいが部分的に再度塗り直し、翌朝ドアを開けて出来栄えを見たら、またもや足跡が
付き、張り紙を見ない新聞配達の仕業だ。
猫の足跡も付いている。

天気予報とにらめっこしながら出来上がったデッキは何度塗り直ししたことか、何度客に
邪魔されたことかと恨めしく思いながらまあまあの出来だと胸をなでおろす。