信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

勿体なくて食べられない

2013年10月27日 21時17分23秒 | Weblog


お向かいの登美子さんからカリフラワーを頂いた。
最近登場した人気者のと従来のものだがまあ、優れものであまりお目にかかれない美しさの野菜だ。


 

ブロッコリーと異なりカリフラワーは栽培に時間がかかり、白いがビタミンやカルシウムが多い。
ブロッコリーの出荷を手伝っている時に時々カリフラワーが種の変異で成長する時がある。
ロマネスコという最近の黄色い色の子供たちがクリスマスツリーみたいと呼んでいる品種がある。
黄緑サンゴというが、最近はカリフラワーも色とりどりの種類が出回るようになった。
来年は伊那の畑で種をまき作ってみようと思う。

しかし、食べるには惜しい。
きれいな形だからどこから崩すか迷ってしまう。
この6年間で登美子さんからは本当に沢山の野菜とトルコキキョウの花を頂いてきた。
大変残念だがその機会をもうもてない。親戚も無い所から始まった原村の移住生活だが
私は恵まれていた。
感謝感謝の100倍返しをどのようにすればよいのか・・・・。


いつかはきっと・・・・

2013年10月25日 19時33分43秒 | Weblog
 
  
年を取ると欲張りになる。
人さまざまではあるが、自分の場合は無我夢中でジェットコースターのような
山あり谷ありの日々を大急ぎで通り過ぎてきたので、これから先の少なくなった日々が
何よりも大切に思える。

今になるとああすれば良かったこうすれば良かったと思うことは沢山ある。
そのときは気づくことが出来ないことばかりで
人生経験が豊富になってこそそう思えるのかもしれない。

今丁度引越し荷物を作りその中に埋もれており、引越し先にわずかな荷物しか運べないので
捨てる頭がばかりが働いている。
毎日友人が軽トラックで家具類を引き取りに来てくれる。
少しずつ部屋は空間が増えあと数日でがらんとした部屋になり、不動産屋さんに引き渡す。
モノが減ってきた部屋は不便かというと意外に気分がいい。

そのため買い物に出ても今は何も増やせない、と思うし欲しいものがなくなったため、
物欲がなくなったが若い時にこうであったらさぞ預金通帳の残高を増やせたことだろう。
人生は2度とない。

これからもっと大切になる自分の時間は、体力をつけたい、山歩きをしたい、美しい景色の写真を
出来るだけ撮りたい、など野菜や花作りも含め外で過ごす時間に回したいと願う。
お金が許せばドイツへもう一度行きたい。

今日、テレビで登山家の田部井淳子さんが登場し、がんで3ヵ月と告知され、治療した話を
聞き驚いた。
2年前のことだが抗がん剤と手術で現在は寛快されているが
74歳の登山家には長年憧れの気持ちを持っていた。

辛い治療中でも山には登っていたそうで、それだから治癒力を得たのだと言われる。
前向き、後ろ向き、老人になると余程自分の信念をしっかり持たねばしょぼくれた
しなびればあさんになる恐れがある。

くわばら、くわばら。

  

今でしょう・・・・を行動の基準に

2013年10月23日 19時58分03秒 | Weblog
10月に入ってから常に天気予報を確認し行動する参考にしている。
なんといっても外作業で植木類の移植が今の主なテーマだからカウントダウンに
入ってからはお尻に火がついている。

毎朝ipadで天気を確認してからは、その日の行動を決める。
もう直感を頼るしかない。
予備校のセンセイの流行語の今でしょうは自分の背中を蹴飛ばす良い言葉だ。

今日も朝決心をし大雨が降るはずだったのが明日になり、タイマーをつけ、庭の残った植木類を
堀り一目散に伊那に向かった。
もう伊那への往復は6回目くらいになるから、手順も熟達した。

お昼前には建築現場に到着した。
運よく、デッキが出来上がり室内にはストーブが到着し煙突が付いていた。

デッキはビールを飲みながら食事するのに建築士さんに拝み倒して作ってもらったが
こうして座ってみると犬たちが座って終日外を眺めるのに、一番向いているのではないかと思われる。

 

あと1週間で窓にはロールカーテンが設置され、家のクリーニングが終われば
建築の検査が行われ、いよいよ引越しとなる。
もうあと少しだ。





老いての尊厳とは?

2013年10月21日 23時24分33秒 | Weblog
昨日の雨が上がり、午前中、買い物ついでに近くの望岳の湯に立ち寄った。
原村を含め、茅野には温泉がいくつもありその時々に選んでは楽しめる。

午前中なので温泉は空いており気持ち良く入浴をした。
昨日まで気温が低く手足が冷たくなり、体を動かすのが億劫になっていたが
お風呂の効果はすごいと思う。
体の芯まで温まり、汗が噴出して止まらない。
涼んでいるうちに脱衣場に老人とその付き添のご婦人がお風呂から出てきた。
背中が亀のように丸まっているが足腰はしっかりしている。
付き添いは嫁かと思うがその介助が手よりも口のほうが先に動く。

同居しているらしいから毎日の生活での様子が見えるようだ。
面倒見が良く感心もするが、少し気になったのが、自分で出来るのに
面倒が良すぎて老人は言いなりになっている。

ああ赤ちゃんと、年よりは似たところが多いなと思う。
自分で何も出来ない赤ん坊は母親の愛情で育っていくのだが
逆に老人は自分では出来たはずの動作が出来なくなり面倒を見てもらう。
赤ちゃんは出来ないのが当たり前だから怒られることはないが老人は
動作が遅いと怒られ、早くしろと怒られ、しかも公衆の面前で、紙おむつのほうが
早く履けるからと足を通せと言われて言いなりになっている。
確か入浴前は自分で布の下着を脱いでいたが、紙おむつはないだろう。

私はこのことだけは許せなかった。(といってもよそ様のことだから黙っているが)
年を取って記憶もなくなり、体も動けなくなれば仕方がないが、
そうでないのに人前で紙おむつをはかなければならないのは避けたい。
老人になっても品格は保ち続けたい。

日常生活が何歳まで自分で維持できるかわからないが、ちょっとした場面で
今日は自分もしっかりしなければと学んだ。
これも年を取る過程でわがことのように気がつく事で誰も老い方については教えてくれない。

外へ出たらドウダンツツジが真っ赤に紅葉していた。



1年前を思い出す

2013年10月20日 19時09分06秒 | Weblog
今年は台風が続いて大雨をもたらしているが、10月末になると紅葉も話題になる。

しかし今年はまだ木々は青々としているし、目立つような紅葉が見当たらない。
昨年の10月は2週続けて八方池や栂池へ紅葉を見に行って感動して帰ってきた
ものだ。
今年は引越し準備で気持ちが北アルプスまで飛んでいかない。
今頃は真っ盛りであるはずだが、台風の影響で今日は大雨の一日となっており
外へ一歩も出る気がない有様だ。

今年の夏はあまりにも暑すぎて紅葉は期待できないかもしれない。
八ヶ岳の中腹も多分唐松かもしれないがもう茶色になっている。

昨年の日記を見て見ると建築会社を決めて、担当の設計士さんが決まったのが
丁度1年前だ。
ええ~1年間掛けて家が出来上がるまで時間を掛けて、今や引越しの日を待つばかりだ。
お陰で体重も減ったし、預金は底を突いた。
ムスメからは何だか小さくなったねぇと言われる。

昨年はまだ夢を見る時間があったときにイメージとしてキッチンの写真を設計士さんに
見て頂いたが、資金不足で出来上がった現在のキッチンはまったく異なったものになった。
システムキッチンはダンボールでまだ覆われており、全容が見えないが、
まあ、老人の一人暮らしには贅沢言っちゃいけないよという事である。

 

写真のドイツに住んでいた姪の家のキッチンとテレビドラマのキッチンに近づきたいと思っていた。
けれど面積は姪の家ほど広くないし、ドラマのキッチンは建築士さんいわく、
窓が建築基準に違反していますということでボツになった。



前に広がる中央アルプスの山々だけは変わらずに、そろそろ頂上付近は初冠雪が近いかなと思われる。




チカラ作業

2013年10月19日 22時30分21秒 | Weblog
毎日片付け作業が続く。
先週からガラリと変わり寒くなり炬燵とストーブのお世話になっている。
考えてみればもう11月が近い。
昨年はもっと早く暖房と親友になっていた筈だ。

天候も悪いし、毎日同じような作業が続くので気になっている
庭の草花の移植をもう何度目になるか…伊那まで運ぼうと決心。
気象予報を信じ、エイヤッと穴掘りをして車の後部座席一杯になった草花を
峠を越えて運ぶ。

意外に原村は雨が降ったが、伊那に到着すると晴れ間が覗き、しかも気温が
暖かいではないか。

目の前に広がる中央アルプスの連山をうっとりしながら見た後
再び運んだ草花を植え始める。
前に何度も運んだ植木は台風で降った雨で元気を取り戻し、新芽を吹いているものもある。
家の室内は完成、引渡しまであと11日と迫り9割方出来上がっている。
ストーブのレンガも積まれ、雰囲気が出てきた。



これでストーブが設置されたら完成だ。
外では大工さんがデッキの工事を行っている。
夏になったら山々を見ながら食事をし、花火の季節になったらこのデッキから
ビールを飲みながら見るために作った。

穴掘り作業は日没と共に終了した。
あと、11日で引越しは終わる。
もう一頑張りだ。

カウントダウンに入った

2013年10月17日 23時00分02秒 | Weblog
引越し期日が今月末の31日に決まり、気ぜわしくなった。
雑用が多く、引渡し家具や移植の庭木のリストを作り、作業リストも作ったが
結構出かける日もあり、その合間を縫って引っ越し業者から届いたダンボールに
仕分けした品を詰めている。

犠牲者が多数出た台風26号は大雨を降らせてこの長野県も果樹や野菜の被害が顕わになった。
20号の時もそうだったが、何10年来の大型台風という現象が続いている。
はて?夏の暑さを忘れてしまったか…と思うほど、台風が去ったあとの気温が
体がついていけないほどぐんぐんと下がり、秋を深めている。

昨夜からひどい事に、気温が5度しかない
朝目が覚めるが布団から出られなくなってしまった。
エイヤッと掛け声をかける始末だ。
この原村の明日と明後日の最低気温が3度と予報で出た。
涙目になるではないか。

東京では先週は30度以上の夏日とか言って、ムスコが避難してきた。
一気に冬の初めか~と思わせるが、外の朝顔のグリーンカーテンが変調をきたした。
確か咲き始めた時がブルーの花だったはずだが、寒くなってきたら次々に蕾を膨らませ
白い花が咲いている。
一体どういうこと?
自然のなせる業は理解できない。

  

トマトもこの数日で最後のご奉公で赤く色づいた。

  

この1年で断捨離の予行演習を重ねてきたので、苦にならない程度に引越し荷物が
出来上がっていく。

問題は行き先の通信網だ。
固定電話が変わり、ブロバイダーもそのあと変更する。
しばらくこのブログもどうなることか、予測がつかない。
信州へ移住して書き始めた記事だが、やめるには惜しい。
何とかせねば。


ぎょぎょ・・・・じぇじぇじぇ

2013年10月09日 17時34分00秒 | Weblog

  

先日緑のカーテンの記事を書き相変わらず暗い部屋で暮らしている。
ほっとするくらいの量の雨が今日は降ってくれた。
朝、あまりにも外が暗いので、窓を開けて朝顔を直に見てみようと
ガラス戸を空けた瞬間目に入ったものでひっくり返りそうになった。
目の前数センチの朝顔の蔓に親指くらいの太さの芋虫がついている。
丸々と太って縞模様があり角もある一番嫌いなタイプだ。
しかも朝ごはん前に…。

もう駄目だ。
頭が空白になり退治方法を考えるのにしばらく要した。
それからはもう夕方まで立ち直ることが出来ず、のろのろと
引越し準備を一つ一つ片付けていった。
もう思い出すのも嫌だ。
私の天敵は毛虫、芋虫、夜盗虫だ。

台風の影響で期待したほどは雨が降らず、気温だけが高く
黒い雲だけが飛ぶように流れていく。
庭では秋の最後の花々が咲いている。
ああこれも伊那まで掘って運ばねばならない。

明日は運送業者が見積もりに来てくれることになった。
大分荷物は減らしているはずだが、まだまだ進まない。
いつかは苦あれば楽ありとなるであろうが・・・・。

 




いよいよ忙しくなって来た

2013年10月08日 21時55分17秒 | Weblog
昨日伊那の建築現場に出向き、最終打ち合わせを行った。
すでに前回希望の候補を上げた壁のクロスは貼り終わっていた。
分厚いカタログで、5センチ四方くらいの見本を部屋別にポストイットを貼り、
イメージが難しいが、出来上がった部屋を見ると何とぴったりではないか。

ストーブの断熱のレンガや玄関の床のレンガなどを決め、後はロールカーテンを
取り付け、デッキをつけると終了する。何もなかった部屋が出来上がるに連れ狭く感じるようになった。

31日に引越しすることが決まった。
もう20日あまりしか準備する日がない。
家具類の整理、役所関係の諸届け、電気ガスなどの生活ラインの届け
住所変更、引越しやさんの手配、庭の植木・・・・、ああ考えたらきりがない。
ともかく間に合わせるように動かねばならない。
昨夜からそのことを考えたら意外に不安定になっているのか眠れなくなった。
メランコリーになっている場合ではなくなった。


緑のカーテンを作ったが・・・・

2013年10月06日 21時33分27秒 | Weblog
10月になり季節はすっかり秋になり、里山は紅葉が始まった。
北アルプスの奥穂高は今月中頃が見ごろだという。

庭の草木を引越し先の伊那へ何回かに分けて運んでいるが、まだまだ運びきれない。
朝の日の出と夕方の日没の時間がどんどん早まってきた。
もう5時半になると暗くなってきた。
朝も起きるとまだ室内は暗い。
取り分け、リビングの薄暗さがお昼過ぎまで続く。
暗いから寄り付かない。
一番明るい台所でこの夏から過ごしている。
なぜかというと今年は西日が当たる西側の窓に朝顔を植えて緑のカーテンを作った。

沖縄の朝顔とブルーへブンと江戸朝顔を植えた。
江戸朝顔は夏の暑い間沢山の絞り模様の花を咲かせて楽しんだが、
沖縄朝顔は夏の終わりごろからどんどん脇芽を伸ばし、驚くほどのたくましさで
伸びていく。
たった1本で何10本もの蔓を伸ばしに伸ばしている。
寒くなるのにいまだに花芽を持たず、まだ絡みつく枝を伸ばし続けている。

オイオイ、うっかりするとこの地方は霜が降りるよ。
と、注意して上げたいがもはや窓の外はびっしりと朝顔の葉っぱで覆われ
緑のカーテン返上、ブラックカーテンに変わり果てた。



暗いな~、緑のカーテンで部屋が暗くて夕方になり西日がかすかに差し込む程度だ。
今日花が一個だけ咲いたが、まだまだ蔓は伸び放題だ。

  



傍では柏葉アジサイの葉が紅葉している。
 


走りぬいた一日

2013年10月05日 11時30分35秒 | Weblog
昨夜というか時間が変わった0時半に帰宅した。
昨日は朝7時半に家を出発し、ひたすら中央道を車で走る。
少しお天気は曇り空で肌寒いかなと思うが、元気を出さねばやっていられないので
赤いカーデガンを着てみた。

これまで勤めていたので、高速道路はあまり平日の運転をしていないから、最近気がついたが
日中は大半が輸送用の大型トラックが走っている。
その間を追い越し追い越されながら手に汗を握り、66歳の老女は原村から中央道を経由し
16号を通り11時にムスコの住む中央林間に到着した。
昼間は強気で120キロすれすれで捕まらないスピードで走るが夜間になると視力が落ちるので
俄然スピードは落とすことになる。

1昨日甲府の家具インテリアに出かけ下見をしたお陰で、自分の欲しいダイニングセットの
候補が見つかった。
息子にも勧められあと何件かお店を見たほうが良いと、急遽遠方だが出かけて行った。
懐かしい、5年前まで住んでいた中央林間の元の家付近も途中寄って歩いてみた。
流石都会は変化が大きく、空き地や畑はなくなり住宅地になって様子はすっかり変わっていた。
けれど、良い思いでが残っている場所はいつ尋ねてもいい気分になる。
金木犀の香りが更にいい気分にさせてくれた。
なぜかこの原村は寒いせいか金木犀の木は見当たらず、秋を感ずるには毎年寂しい思いだった。

インテリアはムスコに案内され町田や相模原,中央林間近辺、計6軒見て歩いた。
大型マンションが林立している地域なので、家具センターをはしごをするには便利だ。

先日見て自分の欲しいイメージもあるので、次々に見て回ったが最後に疲れたから
もう帰るか、これだけ見て回ったからもう後悔はないでしょうとの気持ちになった。
あと一軒だけ帰りにさっと流してみて終わりにしようと、寄ってみた家具センターで
誠に的確な希望に一番近いダイニングセットにめぐり会ってしまった。
世の中こんなことかも。

夕食をしながらムスコと話し合ってあとは近いから購入手続きは任せたとの結果で終了した。
すでに気温が下がり、夕方から雨が降り始め、運転環境は最悪のダブルワイパーの悪視野だが
また信州へ向け運転した。
夜になっても中央道は冷蔵トラックが沢山走っており、いやーな雨と暗さで朝の快適な走りと
間逆だが、それでも目的達成した気分が大きく夜中に原村に着いた。
笹子トンネルを抜けたら雨は降っていない。
これほど夜の雨降りの運転の気分の違いはないと重ーい気分から放たれた。

ああ、四捨五入すれば100歳のばあさんは頑張った。
とんぼ返りの1日の疲れより、こき使った脳は活性化が間違いないと思う。


秋のきれいなキャベツ畑

2013年10月03日 22時14分06秒 | Weblog



あと1ヵ月もすれば原村ともお別れなので、なるだけ散歩をするようにしている。
昨日は夏日のごとく日差しがきつく汗をかきっぱなしで暑い暑い甲府にいた。

今日は一転して冷たい風が舞い、いよいよ冬も近くなってきたと厚着をした。
良くわからん。
お散歩いのちの犬どもは張り切って寒かろうが暑かろうが構わず、どんどん歩く。
畑はセロリの収穫も終わり、野沢菜やキャベツが育ち始めている。
都会では見ることもできなかったきれいに並んだキャベツは農業に携わってみて
初めて見方が変わってきた。
きれいに育つ背景には農家の人力がいかにかかわっているか、朝早くから夜まで
長い時間体を引き換えに、そこが職場なのだ。


 


夏は一気に過ぎ去り、紅葉が濃くなってきた。








困った・・・・時間が経つのが早すぎる。

2013年10月03日 21時19分26秒 | Weblog



満月を見たのはいつのことか?
あれからPCに向かう気持ちの余裕を失っている。

9月中旬でブロッコリーの出荷の手伝いが終了した。
これでいよいよ仕事とは永遠に縁がなくなるのだろう。
などと考えるが、まずは時間と共に外で仕事をしていた生活リズムが変わり、
家庭生活に戻ってきたが、3ヵ月間の仕事は体に馴染み3月に退職してからのあの何ともいえない
開放感とは違った感覚になっている。

家の工事が進み、10月一杯で建築は終了し、検査の後引越しになる。
5年前に中央林間から引っ越してきた時はまだ勤務していたので引越し準備も
整わないままに見切り発車で寒波が来ている原村に来た。

荷物も多くダンボールに囲まれての生活が始まった。
今回は時間がある分準備には細かいことまで考え付くが、何より庭の植木の移植が
一番大仕事になった。
今使っている家具や家電は全部に近いほど処分し、新しい家には持ち込めない。
あまりにも増やしすぎた草花や木々類を引っこ抜いては車に積んで伊那まで
運び植えつける。
だだっ広い庭は建設会社が工事のためローラーで硬くならした為、
植木を植えるには時間を要する。
いままで住み慣れた原村の庭は、楽しませてもらったが運びきれない状況だ
秋咲きの草花がきれいに咲いているので移し変えるのはばかれるではないか。









昨日は甲府の家具屋に出向き、明日は横浜まで出かけ、家具の選定をする。
誰もが新しい家に住むのは楽しみでしょう~とおっしゃるが、終の棲家へたどり着くには
膨大な作業の連続である。
若さはなくなったことを痛切に感じる。

海女のアキちゃんいわく67歳の夏バッパは四捨五入すれば100歳のばあさんだというが66歳の我も
同じか~。