信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

試してみたところ

2015年02月28日 19時50分31秒 | Weblog
健康法のひとつに、大腸をきれいにすることを心がけている。
有名な順天堂大学の小林教授が腸をきれいにするには大腸の善玉菌を増やすことで、
人それぞれヨーグルトの乳酸菌の効き目は異なるので自分に合う乳酸菌を見つけるのが良いと説く。

東京で働いている頃からヨーグルトを愛用していたが、カスピ海ヨーグルトを
自前で作るようになった。
しかし、食べきれずに悪くなったり、旅行で死滅したり、結構失敗も多く
信州へ来てからムスメから温泉宿で食事に出している優秀なヨーグルトの種をもらった。

以来、カスピ海ヨーグルトを作って毎日食べて、お腹は退職してから相当健康になったと
秘かに自慢している。
最悪の時代は子育てしていた数十年であのまま行っていたら
大腸がんの予備軍になっていたと思われる。

カスピ海ヨーグルトはガラスの容器を煮沸し牛乳とヨーグルトの種を混ぜて暖かい場所に放置し
翌日には出来上がる。
しかし煮沸消毒していても空中の雑菌が混入するのか出来栄えはその日によって異なり
味も違う。
表面が薄く黄色味を帯びているのは雑菌のせいだ。
完全に雑菌を取り払えないとは思っていたが、先日のベニシアさんの番組で朝食にチャイと
ヨーグルトを食事にしているのを見た。

ヨーグルトは漆器に入れて作ると、漆は殺菌作用があるのできれいなヨーグルトが出来上がると
聞き、試してみた。

最近室内も暖かくなってきたが、大きな漆のお椀に入れて作ったところそれは
きれいなネバネバのヨーグルトが出来上がった。
煮沸することもなくお椀の中で輝くような白さで、既製品のようなものが出来、やはり本当だった。
雑菌が入っていなければ効き目も更に良いであろう。
何よりも味が良い。
しばらくお椀のヨーグルト作りが続きそうだ。





うへっ、最高・・・・

2015年02月20日 21時18分49秒 | Weblog
昨日、ビデオに撮っておいたベニシアさんの大原の日記で湯たんぽの袋に
ラベンダーの花を一緒に入れると香りがよいというのを聞き真似をした。
毎年収穫しているラベンダーは保存していても使い道には限界がある。

せっせとラベンダーのビネガー水を作り掃除に使うが、使用の量もそれほど
減りはしない。洋服の防虫剤の代わりに使ってもまだまだ余る。

しめた!と思った。

薪ストーブではやかんの中の水が寝る頃には丁度熱湯になり、湯たんぽに使っている。
原村に住んでいた頃は石油ストーブであったのでガンガンお湯が沸き、湯たんぽは犬たちにも
各1個ずつ抱かせていたがそれでもやかんは沸騰し続けていた。

湯たんぽにお湯を入れ、布袋にラベンダーを半分ほど入れ一緒に袋に入れた途端
ラベンダーの香りがしてきた。
熱で香りが強く放散されるようだ

お布団に入れ、さて寝ようっと部屋に入ったときにはもう部屋中にラベンダーの香りが満ちている。
布団の中は勿論、全身香りに満たされて寝るゴージャスさはかって考えもしなかったことだ。
朝起きた時も爽やかだ。

夜中に目が覚めても香りは鎮静効果があるので安らかに又眠りについてしまう。
ラベンダーも保存容器の中で眠っているよりずっと役に立つだろう。

さあ今夜も香りに包まれて寝るとしよう。

野生の証明

2015年02月07日 15時03分47秒 | Weblog









マゴが11カ月から歩き始めた。がに股で短い足でバランスを上手く取りながらドスドスと家中を歩き回る。

がに股で足が短いのは見ていても可笑しくて、そして可愛い。
ムスメやムスコを育てた時代は世田谷の住宅地であり、狭いリビングで音を立てて歩く
など出来なく、家具に制約されもっぱら長距離は家の前の道路で訓練していた。

先週ムスコの家に出かけた時にもドスドスと音を立てて歩くのでムスコに下の住人に響いて迷惑だからと
注意された。
勿論この私も歳とともに歩き方も不細工になり美しい所作ではなくなってしまったため一緒に
注意された。

そして今マゴは1歳と1ヵ月になり外歩きをせがむ。
裸足でデッキから出て行き、泥だらけの洋服と足に困り果て、お祝いに頂いたミキハウスの靴を履かせたが
激怒しポイと投げ捨てた。
それから靴を履かせようと探したトレーニング用の靴は一旦は激怒に諦めたがこれを履かないと
外へ出られないと赤ちゃんなりに学習したようで、外へ行きたくなるとその靴をもってきて履かせろと
促すようになった。

子供の成長発達は誠に早く、一旦覚えるとどんどんその先を学んでいく。
そして、お天気が良く、雪道が乾き道路が歩ける状態の日はマゴと午前、午後と周囲の農道を
トレーニングだ。
農道は日中でもほとんど車の往来がなく、危険な状況が少なく有り難い。
都会の保育園の厳しい状態を知る限り、マゴの環境は天下泰平だ。

孫と一緒に歩き回るようになり、歩数計は犬の散歩と合わせて1万歩以上になる。
むしろへとへとかも・・・・。

昨日は農道の途中でひっくり返って天を仰ぐ面白さを学び、大の字になっている。
いいなぁ。

大の字は赤ちゃんなりに気持ちが良いのだろうと真似をしたいが、大人はそれが出来ない。
大自然に恵まれたこの景色の中で育った思い出は是非、彼の頭の片隅に残って欲しいとは思うが、
未だ野生の頭が勝っている1歳児だ。





見てはいけないもの

2015年02月05日 16時02分07秒 | Weblog
今日は朝から大々的に雪が降るとの予報で、先週に続き又か・・・・と内心気落ちした。
マゴが雪で来れないとの予測で今日はいつもにない手間がかかる家事をすることにした。
人間いくら清潔を好んでいても、年々年とともに面倒なことに手を染めたくないことが
良くわかる。

認知症の始まりは入浴しない、着替えをしない、身の回りに無頓着といった
症状が出るが未だそこまでいっていない。面倒と嫌がるのは違うのだ。

1昨日は建築1年後の洗濯機の排水溝と接続しているバルブを取り外し、数ヶ月ごとに
掃除していたのに何でこんなに?と疑うほどヘドロが溜まっていた。
洗濯機は洗濯槽のカビ取りもしているのに、一人暮らしでも現実はこのようなのだ。
半日かかり風呂周りも含めやっつけた。

今日は冷凍庫の中の保存食の退治だ。
夏野菜や粉類、だし、が絶対使うからと自分に言い聞かせ冷凍庫に重ねていくが
溜まるとともに見たくない部分になる。

相当な決心が必要で冷蔵室などはろくに食べ物が入っていないのに冷凍庫だけは
人生の縮図と思っている。

ブルーベリーがたんまり冷蔵されており、まずはジャムにした。
2か月ほど前にもブルーベリージャムを作ったが、主にカスピ海ヨーグルトを食べる際に
毎日使うくらいだ。

昨年の夏摘み取りに行ったがこれでは買いすぎだと反省する。
ジャムは毎回出来上がりが違うが、掃除をしている間にガス台の魚を焼くロースターを
覗いた。
魚は好きだが未だ1年しか使っていないロースターだし網焼きは毎回掃除しているから
パンも焼けるくらいきれいなはずだ。
ところがこれが大間違いだった。
美しい最新型のキッチンセットは便利な換気扇にごまかされ一気に換気され
キッチンはきれいに保たれていると思った。
ロースターは今日の強い外からの日差しに焼き網を外し少し中を磨こうと覗いて
のけぞってしまった。
ついぞ普段見ることが出来ない場所を覗いて、たった1年でこんなに汚れてしまう
事が恥ずかしいがこの歳まで生きてきて初めて思い知らされた。
美しいキッチンセットの盲点だ。

ああもう、魚はこのロースターでは焼かないぞと苦々しく思い、腕を奥まで突っ込んで
磨きにかかった。
そのままでは気合が入らないから、Yちゅーぶで懐メロのロマン歌謡を選び約1時間魚のアブラの
焼き固まったクロコゲを取り除いた。
もう絶対、このロースターはきれいになったからと使わない決心をした。
いつも魚の焼き網を磨いているときはなぜか、東京で勤務していた時に社員が妻の家事を
批判するのを聞かされ、特に魚焼きの網が汚くて別れたいと言うのを思い出す。
人間何が不満になるか、ヒトさまざまだ。

きれいであったものをきれいに保つのは難しい。
時間も無ければ考え方は様々だからと思うが、自分の場合は多分家の中が
掃除できなくなってきた時が注意信号だ。
いつかはやって来るその時だが潔癖症と背中合わせだからやりすぎには注意しよう。

気持ちの上でやらなければならない脅迫観念の部分、洗濯機や風呂、ロースターの陰の部分はこれで
小康状態だ。
これに比べれば洋服や日用雑貨類などの断捨離などらくちんなものだ。

夢中になり掃除が終わって冷蔵庫の野菜を煮込み、ジャムを詰め終わったところ向かいのアルプスの山々
は雪が吹っかけており真っ白だ。
お陰で気持ちも真っ白になった。

定期検診に出かけた

2015年02月03日 18時00分40秒 | Weblog
今日は周囲は雪に覆われてはいるが、気温が久々に上がり暖かく日中は散歩して
何と幸せな日!と思えるほどだ。

先週は週末に3日間、ムスメとマゴをセットで朝早く車に乗せて中央林間に向かった。
犬たちはお預かり施設に頼み、開放感が上昇。
今回はムスコが購入するマンションの内覧会と私の眼科の定期検診だ。
伊那から中央道に乗り、八王子から圏央道に入り今回始めて利用する厚木までの
圏央道を運転したが、16号線でいつも渋滞に悩まされ、2時間近くかかった16号
は圏央道で厚木まで20分で到着した。
しかし246号線での渋滞で失敗した。

丁寧、かつ信頼する眼科の主治医と離れがたく信州へ越してから半年毎に通院していた。
体は人間ドックを受けているのである程度の健康状態は判断がつくが、目や歯は特に
念入りに視て貰わねばならぬ。
健康診断の業務に従事していたが、意外に受診者の方々は体は気にかけるが、目や歯は
問題外といった風で目などの検査は視力検査以外は検査と思っていないという。

定期的に通院している眼科は視能訓練士のスタッフが充実し、検査設備もさすがと思うほどで
総合的に眼科医が検査結果を元に経過と将来を予測し診察をする。

2年前に緑内障と加齢黄班変性症の疑いで1年毎の受診が3ヵ月毎になり、半年毎に
伸びた。
詳細な検査を受けて初めて自分の左側の視神経が右に比べて痛んでいるのがわかった。
精密眼底検査、視野検査、眼底三次元画像診断などの検査から経過を比較して
進行度がわかる。
年齢からいって、車の運転や屋外での作業などで強い紫外線にさらされ続け白内障も
心配だ。
検査を受けている時は本当はどきどきだ。
昨年は半年後の受診が都会の暑さと犬が介護犬になり機会を逸し、仕方なし、1年経ってしまい
絶対に何か悪いことが発見されるのではあるまいかと疑った。

検査はいずれも苦痛もなく全部終了し、昼過ぎに結果の説明を受けた。
視神経の傷つき度は変わらないが4年前の写真と比べ変化もなく、緑内障や加齢黄班変性症の疑いも
視野検査上異常なく白内障も年齢上は僅かで進行もなくご心配なくといわれた。
ドライアイのみで、今後は1年毎の経過検診となり、晴れ晴れとした気分でクリニックを出てきた。
50代以降で加齢黄班変性症で失明した数例を見ているので増え続けているこの病気は内心恐れている。

翌日は関東も大雪でマンションの内覧会は非常に寒く、昨年家を建てたがマンションとなると又
違った夢を追い、外野席のムスメと結構楽しい時間を過ごした。

3日後には又伊那に戻ったが雪景色が舞い戻り、冷え切った家は寒すぎた。
ストーブを炊いても寝る時間になっても体が温まらない。
家の駐車するスペースをお隣さんたちが日中雪掻きをして下さり、これには感謝感激。
暖かい気持ちを頂き、ほっとした。

大手建設会社の社員や関係者が内覧会では数十人詰め掛けており、駐車するスペースに雪が積もって
いても何の手当てもなくムスメがてぐすね引いて温まっていないで雪掻きせいと小さくののしったが
都会で暮らすヒトは普段の生活とは経験がなく知恵が出ないのであろうな。

しばらく振りに出かけた都会ではまたまた刺激を沢山もらって帰ってきた。