信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

蜂に刺される

2014年07月28日 17時01分14秒 | Weblog
初めての経験。

先週の金曜日の夕方、帰って行くムスメとマゴをバイバイと送り、ふと傍の白いアジサイの
アナベルの木を見た。

もう2ヶ月も前から枝に一匹の足長蜂と思われる蜂が巣を作り始めた。
たった1匹で巣を作るなんてと思い、毎日じょうろで水をやるたびに眺めた。
2ヶ月も経った頃に穴が5個くらいになり、まあけなげにと思い抛っておいた。
先日、近所の奥さんが巣を発見し、蜂の数が5匹に増えていて、直ぐに殺虫剤をまいて殺さなくちゃぁと言われた。

殺虫剤でいきなり殺すのもはばかれ、手を出さなければ害はないであろうと思った。
ところがムスメが帰った後、その巣の近くのアジサイの木の枝が折れているので
手を伸ばした途端、左手の甲をちくりと刺された。
かなり痛かったし、刺し跡があるので薬を塗り、しばらく冷やした。

夜は刺されたのを忘れるくらい何ともなかった。腫れてもいなかった。
翌日は友人と松本の雑貨屋さん巡りを約束してあるし、車で出かけるので
気持ちは別に行った。
2日間友人や娘夫婦達と過ごし、忙しく過ごしていた。
蜂に刺された場所が腫れ始めていた。
3日目にはムスメは医者に行くようにと気にかけ始めた。
けれど休日だし、3日目くらいになると、医者にはなぜもっと早く来なかったと
叱られるれるのがわかっているので、諦めて薬を塗り冷湿布をできるだけ行った。
伊那に引っ越して医者にかかった事がなく、これも腰が引いた一因だった。

今は反省と後悔のみ自分の中で大きく氷山のように膨らんでいる。
左手は大きく膨れ上がり、骨っぽかった手は赤ちゃんの手のように膨らんで
しわに埋まった。
4日もの今日なんて赤い手袋をはめたように醜い手に化けた。
薄い皮膚が象の皮膚のように厚くなり気持ち悪い。
ひと目に出せない有様。

嫌なのは体が温まるとかきむしるくらいかゆくなり、夜中に眠れなくなり
掻いている。

顔でなくてよかったが、子供と違って回復力の悪い高齢者だ。
赤いグローブのような手はどのくらい時間がかかり治っていくのか見当がつかない。

蜂が巣を作っている枝はどうすればよいか考えにあぐねている始末だ。

とほほほ・・・・

自分に毎日馬鹿と言っている。

遅まきながらパンを焼く

2014年07月18日 14時43分37秒 | Weblog
今日はマゴも犬もいない静かな午後となった。
犬は2ヵ月ぶりのカットへ出かけた。
夏になりむさくるしいので、丸刈りにするので、シャンプーカットで4時間かかる。

2,3日前からパン作りに手を付けた。
これまでホームベーカリー暦8年。
2台目を購入しているが、最近、それぞれの機能はアップし、手間をかければかなりの種類を楽しめる。
しかし、飽きてきた。
食パンも出来立ては美味しく、勝手に3時間もすれば出来上がるので重宝していた。
バターや卵なども使うパンは美味しいが、食べ過ぎ注意だ。

最近少しのイースト菌でのんびり発酵させて作るしみじみ美味しい日々のパンレシピという
本を見つけた。
パンの形と材料と誠にシンプル。
しかもイースト菌の気になる臭いがしない。

こねるのは3分だけ。
発酵させる時間ガが長いのでその間別な仕事をしていればよい。

タイムスケジュールは

10:00  生地作り
10:20  1次発酵
13:20 分割とベンチタイム
13:50 成形と2時発酵
14:50 焼く
15:00 出来上がり

と半日かかる。この拘束時間がたまらなくホームベーカリーに頼っていた。
試に基本のシンプル丸パンを作った。

強力粉 300g
きび砂糖 大さじ1
塩    小さじ1
ドライイースト 2g
水   185グラム

たったこれだけの材料で工程どうりに進んで焼きあがったら丸い可愛いパンが10個出来上がった。
イースト菌の臭いもしないしプレーンだけど粉の美味しさが良くわかる。

その後気を良くして煮りんごのシナモン風の丸パン


今日はあんぱんを10個作った。

 

基本に材料を換えていけばよく、パン屋さんに並べてある胡桃パン、紅茶パン、ぶどうパン
その他色々次々と作りたくなるレシピにわくわくする。
材料がシンプルで添加物がないのが何よりいい。
スチームオーブンで発酵時間を半分以下に短縮させる方法を今度はやってみよう。

ただ面白がってばかりはいられない。
ほどほどにせねば・・・・・。

バラ作りの勉強に

2014年07月16日 22時15分56秒 | Weblog
6月、高遠のしんわの丘という高台に面しているバラ園を訪ねた。
伊那に引っ越して気温が穏やかでバラを育てる環境に適していると思い、庭に自分もバラを植えていこうと
決心した。
地元のコーヒー店のご主人から仕入れた話で、あのバラ園はボランティアの努力で花がきれいに咲き続けているという。

その後、ボランテイアに応募した。
人気がある仕事なので空きが少ないというが、近所のバラを畑に一杯栽培しているご主人がバラの愛好家の会長といい
先日、8月から働いてよいという朗報を頂いた

働くといっても1ヶ月に1回の労働で、しかも初めはバラ栽培の講義を受けることから始まるという。
毎月第2土曜日の午前中がボランテイアとして出かける日になった。

さて、又新たな人間関係が生まれるが、バラ作りは難しそうだ。


先日誘われて働いたキャベツの出荷の仕事はたった2日で終了した。
もっと早くから行っていたそうで、傍にいた主婦がそんなに長く続いたらたまらないよ。と言う。

体も疲れるし、家の中もほったらかしになるので一斉に働き、次の作業まで間を置く。

次は加工用のトマトの収穫だそうで8月のお盆明けになるそうだ。
昨年はブロッコリーの出荷の仕事を手伝ったが、3ヵ月休みもほとんどなくベタで働いた。

地域によって、その農家によって働き方が色々あることを知った。
伊那の野菜農家は友人知人でお互い助け合いで一斉に働き、一定期間で終了する。
なるほど・・・。

又しても助っ人になる

2014年07月13日 19時40分14秒 | Weblog




伊那に引っ越して8ヶ月目を迎えた。
生活もリズムがつき自分なりの心の落ち着き場所が出来てきたと思っている。
近所とも交流もあり、ムスメとマゴも車で3分の距離に住んでおりスープが冷めない距離どころか
誠に便利な距離だ。

と、昨日の夕方近所の同じような年齢の奥さんから人手が足りないので、と仕事を手伝ってくれないかと
誘われた。
勿論、野菜の出荷や収穫のことである。
昨年の今頃、原村で同じような状況でブロッコリーの栽培農家の手伝いを3ヶ月間行った。
スーパーで野菜を買うときに消費者として持っていた気持ちと
生産者側に回ったときの気持ちは雲泥の差があった。
まさに社会勉強をさせてもらっていた。
菊の花やアネモネの花作り農家の手伝いをした時も同じだった。

今度はキャベツやトマトだという。
キャベツは勿論経験がなく、返事をした後、夜になって悩んだ。
自分の生活が出来ているのに、また経験浅い農家の手伝いに手を出して、
体の負担や、マゴの子守や、生活が忙しくなって自分の首を絞めることになりやしないかと

しかし、これが自分の専門の医療職だったら即、断っていたと思う。
人間歳を取って、年金暮らしになったら、地元に何らかの形で貢献したいと常々思っている。
8月から高遠のバラ園のボランテイアに応募して受け入れられた。

さて、今朝はまんじりともせず眠りが浅かったが、7時に近くの畑に集合した。
自分の生きてきた日々には全く経験のないことを行う。
広い広いキャベツ畑に10人くらいの年配の男女が集まり一斉にキャベツを持参の
マイ包丁で切り取る。
一個が1.5キロくらいある大玉キャベツを根元から切り取り、一反歩の畑を全部刈り取ると
今度は軽トラに積み込む。
その後出荷場へ行き箱詰めをする。
キャベツを軽トラに積むにはバケツリレーのように受け取り手に放り投げるのでまさにバスケットボールの
パスの練習のようだ。
うう・・・重い。
そして、集荷場でダンボールに規定の重さのキャベツを10個ずつ詰め込みふたをする。

ブロッコリーとは違い、全身運動だ。
初めての労働だが、皆、老人だ。
私が一番若いかもしれない。
もう何十年と続けてきた農家の人達だから手馴れた動きをしている。

仕事が終わって自分に変化があった。
体は多分筋肉痛の酷いのが明日以降やってくるに違いないが、なぜか気分が爽快なのだ。
一緒に働いている老人たちは明るく、いちいち細かくヒトのやる仕事を注意したりしないし、
おおらかで、仕事が終わったらさっと引いて帰って行った。
私の身元調査も聞かない。さっぱりして無駄口は聞かずそうかといって冗談も言うし
だから気分良く働けるのだろうと思った。
たった3時間半の作業時間で何と、4000個のキャベツを出荷した。
驚くべき老人パワー。

これだけ頭と手先を使って働いていると恐らく認知症に近づくには縁遠いだろうと思わせる人々を
見て、社会勉強は歳を取ってもずっと続くのだと思った。

それにしても移住した先の信州で、花と野菜の生産農家の手伝いをするとは
自分の人生も相変わらず面白いと思う。
過去の栄光の仕事はもう関係ないのだ。

疲れて、今日一日でへばってもう来れなくなるかもしれないと10時の
お茶の時間に話したら、駄目だよ、そうしたら村八分にするよと全員に笑われた。



梅雨明けはまだなのに。

2014年07月12日 21時35分30秒 | Weblog
台風8号が通過し、長野県は地盤が緩み危険地域といわれた。
しかし南木曽村は同じ南信州だが盆地の伊那と山間の南木曽とは大分地勢が異なる。

明日から又梅雨空に戻るようだ。
まだ梅雨は明けない。

夕方、日暮れに差し掛かり、中央アルプスの空が夕焼けきれいだった。
と、近所の木立でヒグラシが大きな声でカナカナと鳴いた。
あれっまだ梅雨は明けないのにヒグラシが鳴くとは・・・・。

そのあと高遠方面の空に花火が上がった。
大きなスターマイン。
花火を見たら何だか夏気分が一気にやってきて嬉しくなるが、まだ梅雨は明けない。


今年の梅仕事

2014年07月09日 11時41分20秒 | Weblog
季節の台所仕事は何をするか、結構悩む。
原村に移住して来た時は何といっても野菜の豊富なこと。
しかも大量に手に入る。
毎日の通勤に時間が無かったが、休日や帰宅後、漬物作りに専心した。
身の程をわきまえず、作る面白さばかりに目が行き、友人の分まで引き受け
姉妹には随分と横流しした。
一人暮らしには到底消費する分が限られているのに、妄想で次から次まで漬物、保存食作りをした。

伊那への引越しを機に、考えを変えた。
そして野菜作りも面白がって何でも作りたがるのを変えた。
正解だ。
今年はあえぎながら草取りに時間を費やしているので、葉物の害虫まで
神経を使う暇がない。

年々年を取り、出来るであろうという幻想は体に負担となって返ってくる。


沢山のガラス瓶を毎年増やし続け、ムスメの家の倉庫に預かってもらっていた。
新しく家を建てたら漬物倉庫を・・・・・ともちらりと考えたがこれは直ぐにも切り捨てた。
代わりに外の景色を見ながら過ごせる広いデッキを尊重した。

今年も梅の季節が来て、気持ちは動くが、ダメダメと目をつぶりやり過ごす。
ご近所から頂いた3キロ近くの天竜小梅のみ丁寧に漬けてみた。
もう直ぐ、20日過ぎに土用の日がやってくる。

3日3晩天日干しをして出来上がる。
好評だったさしす干しはまだ在庫があり、今年の小梅は作り方が違うが、出来上がりは
どうなるだろう?
用途が広い小梅も便利かな。

さしす干し
<材料>
完熟梅 1kg
塩   100g
氷砂糖 300g
酢   800ml
焼酎  100ml

減塩小梅干し
<材料>
完熟小梅 1kg
塩     100g
焼酎   100ml

 

誠に可憐

2014年07月09日 10時40分13秒 | Weblog
昨年、大泉の友人から頂き、移植したゆうすげの株。
寒さで凍りつき、移植に耐えれるかと心配した。
皇后様がお好きで皇居にも咲いているそうだ。
ニッコウキスゲと違い、花の色が淡い黄色で夏の夕方にひっそりと咲き、朝しぼんでしまう。
移植したのを忘れ、5月頃から芽が出て2週間前あたりに長い茎と蕾を見せ始めた。

このごろの不安定な土砂降りの雨に折れてしまわないかと心配したが、今朝自室の外に
咲いているのを見てはっきりと目が覚めた。

何と可憐な花の姿であろう。
朝露を含み夜が明けてもしぼむことなく、姿を見せてくれた。
この伊那の土に合ったのであろう。
昨年、暑い季節に何度も峠を越えて移植した草花が次々と花を咲かせ
可愛さひとしおである。

 




ゆうすげ

・百合(ゆり)科。
・学名
  Hemerocallis citrina
    var. vespertina

   Hemerocallis :
      ワスレグサ属
     (ヘメロカリス属)
   
 美しい花が
 一日でしぼむところから命名。
 山野などに生える。夏の夕方に開花し、翌朝にしぼむ。くっきりしたきれいなレモン色の花。香りあり
 別名 黄菅(きすげ)

台風8号発生

2014年07月07日 11時05分08秒 | Weblog
毎年迎える七夕様の日であるが晴れた夜はしばらく記憶にない。
昨年は娘夫婦の戌の日で諏訪大社にお参りした。
朝から大雨であったがその後梅雨明けしたとニュースで聞いた。

今年は不安定な気象状況の梅雨の時期で主に大雨のゲリラ洪水の各地の状況を
度々ニュースで見る。
今日は七夕どころか大型で非常に強い台風8号が沖縄に接近している。
7月にしては過去にない大型台風だそうで外に出ないように注意している。
久しぶりに降った1昨日は、庭が池になった。
9日頃になった関東地方接近だが、これから起きてくる被害状況に
少しずつ不安な気持ちが膨らんでくる。

4年前のW杯のサッカー当時はムスメがアフリカ勤務という状況で
気分が盛り上がり、会場ではうるさいブブゼラと言う大音響の
笛や占いタコとか話題も今と違っていた。

今回、なぜか気持ちは離れ、孫守と庭での野菜や草取りに時間を使っている。
サッカーも今日で準準決勝となる。

丁度今頃の同じころ、ツールドフランスが7月5日から27日までイギリスから
パリまで3週間、開催される。
何が始まりかわからないが興味を持って見始めて今年で4回目。
BSで録画し毎日わくわくする日々が始まった。昔は死者も出た悪コースと悪天候
の中を走りきる選手を見るのは勿論、すばらしいコースの景色を見る楽しみが
今年も持てた事に感謝。


 

庭ではマツムシソウが次々と咲き始めている。
今年は虫にやられず色もきれいに出ている。


すばらしきかな、草取りの日々

2014年07月06日 21時20分38秒 | Weblog
人生これほど毎日モクモクと庭の草取りを続けている過去はなかった。
来る日も来る日も春頃から、鎌を右手に200坪の庭の野菜や草花の合間を縫って草取りをしている。
飽きないかって?

飽きるどころかこれで自分の性格が良くわかった。
老境に入るにつれいい加減に生きないと、認知症に早く近づいていくのではないかと生真面目、几帳面を
辞めたつもりだった。
けれど他の事では上手く交わせるが庭の目の前に生えている雑草だけは許せない。
朝早く起きて大体3時間くらい庭仕事をして家に戻る。
又夕方の日没あたりまで1,2時間庭仕事を行うのが毎日のサイクルになっている。

この6月の下旬あたりから雑草の伸びる勢いが超早くなってきた。
家を挟んで表面と裏面を行ったり来たりしながら草を取っているが
あれっ2,3日前にすっかりきれいにした筈なのにが毎日続く。

結局は他人にきれいになったと褒められるより自分の満足度であり
これは断捨離と同じことだ。
自己満足すれば自分が気持ちが良い。
そうすればその日の自分は満足し完結する。

という結論で毎日草取りに励んでいるが、伊那に引っ越して気付いた。
周囲の田んぼのあぜ道はもう言うことがないほどまるでゴルフ場のコースの芝生のように
舐めるくらいきれいに刈り取られている。
朝起きるとどこかで草刈の音が唸っている。
昨日も今日も周囲は草刈で田んぼのあぜ道は見事に美しくなっている。
特に家の前の景色は写真の愛好家が良く訪れる田園風景だ。

草刈をしている人々を見ていると自分の気持ちにも火がつく。
このせいだ。周囲がきれいだと自分もそうしなければと思わせられる。

わが人生、最近は自分の洋服や靴や化粧品などから遠ざかり、農機具(特に草刈道具)に目が行き
またもや買い込んできた。鎌は10丁位たまった。

夕方、犬を連れての散歩でふと、自分の腕を見た。
上腕2頭筋が老女と思えない逞しさ。腕を折ってみると力瘤が盛り上がる。

農作業のせいだ。薪割りだ。雪掻きだ。

確かに昨年までは毎日の勤務で車のハンドルとパソコンと相手に向かって保健指導している
上半身軽作業の日々であった。
東京の日本橋で品良く生きてきた自分はどこへ行った?

ああ、日焼けした腕と顔、逞しくなった腕。
美しく老いていくには程遠い生活を選んでしまった。

べた足になり2度とヒールのある靴は履けなくなってしまったではないか。

生活習慣の変化

2014年07月01日 13時37分36秒 | Weblog
庭での園芸作業が長くなり、日の出も早くなる。
これまでの起床時間では午前中の家事を済ませてから庭に出ると、直ぐにお昼ご飯の時間になる。
午後はやる気がなくなるほど地面からの反射が強くなった。
もともと、田舎暮らしをするからには早寝、早起きが原則だが、信州へ引っ越しても
遅寝、早起きの習慣を変えることが出来ず、夏場になると2時ごろになり、
寝なければという頃には周囲のセロリ畑では出荷のための収穫作業が始まる。
広い畑にライトをつけてセロリを刈り取っている。

この原村在住5年間は諏訪に勤務していたので、多分緊張感が遅寝早起きでも何とも思わなかったのに
背中を押していたのかもしれない。
しかも日中家にいない者は夏の暑い時間に外で仕事をすることがいかに過酷か、わからなかった。

段々季節とともに庭の園芸作業の時間が長くなり自然と体に無理が効かなくなった。
そこで、早起きし、2,3時間働き、日中の暑い時間はマゴと過ごしたり家事をしたり
時間の使い方を変えた。

5時に起き、牛乳をコップに2杯飲み、犬に悟られないようそーっと外へ出てスマホでラジコの
TBSにつなげる。
癖のある生島ヒロシに続き森本毅郎スタンバイで政治、経済、スポーツなどを草取りや水遣りや
野菜の手入れをしながら聴取する。
誠にわかりやすく朝の空っぽの脳みそに進入し、テレビや新聞より先に知識となって入ってくる。

おまけにこれまで気がつかなかった水分を含んだ朝の空気の美味しいこと。
原村の時も空気が美味しいと思っていたが、家の周囲の環境の違いか、田園地帯の緑の濃い
景色は又違った良さがある。

自分だけが早いと思っていたら土手の草刈をする軽トラが結構あちらこちらに停まっており
兼業農家も多いので朝一働きしてから出勤する様で田んぼの見回りをしている。
朝早く起きて、日没の頃又草取りや水遣りなどをして、働き方を変えたら
自然と夜は少しずつ寝る時間が早くなって来た。


長らく長時間勤務と長時間通勤でヒトには言えないハチャメチャな生活をしていたが
やっと、人並みに床に入り、朝早く気持ちよく目が覚めるようになった。

そうでもしないとこの広い庭が草ボウボウの情けない土地に変わるのは1週間もかからないと思う。
麦秋の美しい麦畑は今次々と順番に麦刈りが始まった。
始めは大麦から刈り、その次は小麦だ。
刈った後の畑にはすごい数のカラスが群がって落穂拾いをしている、

田んぼでは白鷺が餌をついばんでいる。
最近、数が増え8羽くらいいてきれいな景色だが、農家にとっては稲を倒して歩くので迷惑だそうだ。