信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

トマト鍋

2012年01月30日 22時22分05秒 | Weblog
寒さも極まり朝玄関の戸が凍って開かなくなった。
勢い良く力いっぱい開けないとあれッ壊れたかと思う毎日。
結露は真っ白に凍り、南牧村は朝マイナス23度になったそうだ。

いよいよ今年は諏訪湖も本格的に氷り始め、湖の中心も氷って御神渡りが4年ぶりに出来そうだと
神官の予想も発表された。

夕ご飯は暖かいものが食べたい。
スーパーにより買い物をしたが何と目に入った赤い土鍋。
珍しい赤い色の蓋。
トマト鍋という名がついている。
分厚い土鍋でどっしりとして保温性がとても優れている。

土鍋はいくつかサイズが違うものを持っているがサックリと作るには、一人用に丁度よい。
これで鍋焼きうどんを作れば早くお腹を温められる。
しばらくこの鍋に凝りそう…

  




     

雪の原

2012年01月28日 20時54分53秒 | Weblog
  



冬の寒さがきつくなり朝夕の散歩は日の出と日の入りが出勤時間とかみ合わず庭で済ませていた。
運動不足は確実に現れ、2匹の犬たちは何だかミニチュアダックスフンドでありながら、
ウエルッシュコーギー化した。
雪の積もった土曜日、意を決して散歩に連れ出した。
運動公園はだーれも歩いた様子もなくまっさらな雪で思わずわーいと叫んだ。

  
  これは私の足跡

犬たちは雪をかき分け歩いたが、うち1匹は怠惰なため途中で動かなくなった。
1匹は勇敢に雪の原に道を作りながらひっくり返ったり楽しんで、雪だるまになった。
寒い寒いと文句を言うがこうして誰もいない景色の中にいると本当に楽しい。

 






大寒過ぎて

2012年01月25日 22時53分51秒 | Weblog
土曜日に大寒だったが、一年中で最も寒い毎日になった。
今朝、肌がピリピリしてするので温度計を見たらマイナス15度になっていた。
やっぱりそうなのね…
寒すぎる。
朝の車の暖気運転が続くのでガソリンがみるみる減っていく。
ガソリンスタンドには灯油と交代で足しげく通うことになった。

しばらくこの寒気は日本列島にかぶさったままで立春まで続くらしい。
我慢我慢の朝が続きここを乗り切らねばと毎年のことだが、年は確実に取るので
我慢のレベルが落ちているようだ。

  

極寒

2012年01月24日 21時12分53秒 | Weblog
21日は大寒であったがまさしくこれを境に寒さのレベルが一気に上がってしまった。
暖房しても部屋の温度はなかなか上がらず、炬燵に入ってPCをしているが
手が冷たくなって外にいるみたい。
手をしまいっぱなしでいると何もできず昼間の疲れも加算されて眠くなる。
朝ピカピカに凍った道路をおっかなびっくり運転していく。
今朝は前の車がずっと20キロで走り下り坂の凍った道路では追い越せず
かなり時間が掛かり遅刻しそうで危なかった。
これからいよいよもっともっと気温が下がりマイナス10度は当たり前になる。
芯まで冷える。

     
 

老人の大仕事

2012年01月21日 19時11分59秒 | Weblog

     


2日間も雪が振り続けている。
今年に入っても気温は低いが雪が降ることがなく喜んでいた。
寒いのは我慢できるが雪が降ると途端に道路事情が悪く、通勤に困難をきたす。

その雪の朝の土曜日、NTTの電話工事の人達がみえた。
昨年の暮れ、NTTからひかり電話に変えないかと案内が来て考えた挙句この回線不通になることが多い
ブロバイダーも一緒に取り替えることにした。
電話でのやりとりが続き、本日工事となった。

大きな問題があった。
これまでPCを使っての生活は全部子供たちが設定してくれて、信州へ引っ越してきたときも
ムスメがNTTとソフトバンクへ工事の依頼をしてネットが通じて間もなくニュージーランドへ
WHでいなくなった。
途中で無線LANに変え、あれから5年経つがその間段々ネットが不通になる日が多くなった。
この地はネットが通じないと誠に不便だ。
ブログも書けなくなる。

時期としては良かったが、自分で何もかもしなければならない。
工事の日の前日はこれで良かったと後悔して眠れなかった。

クレーン車で来た工事の人は雪が降る寒い中3時間もかかり電線工事を終了した。
天気が悪く申し訳ない。
さてそのあとが問題だ。
ネットの接続を自分でしなければならない。
送られてきたCDーRomで入力していくが途中で何回も拒否されてしまう。
契約した時の担当者、工事に来た担当者、ソフトバンク、リモートサポートセンターと4人の人に電話をし
皆それぞれ違った回答をしてくれる。
3時間もかかってあっちこっちへ電話をしながら設定しやっと夕方になりネットが接続された。

おお~はやい!

さすがフレッツ光。
インターネット回線の早いこと。

ここで気を良くしてヤル気がでて雪かきを始めた。
ところが今度の雪は湿って重い。
腰が抜けそう・・・・・
しかも30センチも積もり捨てる場所がなくなりいやはやだ。

1時間はかかったかな?
頭から湯気が吹き出すほど汗をかきながらきれいにしていった。
明日は確実に筋肉痛だろう。
先程のネットの設定で頭の中も疲労困憊だ。
一人暮らしはこういう面がきついのかもね。

    
屋根からずり落ちそうな雪




雪の朝

2012年01月20日 20時56分13秒 | Weblog

      

昨夜から天気予報が当たり雪が降り、夜中に雪をかくブルドーザーが通っていく音がする。
さてどのくらい積もったかが気になるが、先日の雪では通勤に2時間以上かかったので
は早めに家を出た。
通行止になっていないことを願いながら高速道路を利用したが
こちらはきれいに道路の雪は掻いてあり慎重に、スピードを出さずに
走る。
大成功!
遅刻は遠く職場には一番早く着いた。
今も外は雪が降り続き、今週から1週間、雪の日が続くと恐ろしい予報が出た。

      



日本昔話

2012年01月15日 23時29分08秒 | Weblog
何気なく聞いていた朝のラジオから流れてきた笠地蔵の言葉に思わず反応してしまった。
毎日曜日の10時から作家の小川洋子さんが書籍の紹介をしてくれるがこれまでどれだけ
知らなかったことに耳を傾けたことよ

今回は笠地蔵。
日本昔話は子供たちが幼い頃、夕方になるとテレビの画面に龍に乗った少年が登場する
あの有名なもので柳田國男篇の新潮社から発行された文庫本であり短編ものばかり。

笠地蔵も短編でありながら起承転結がきちんとしており知らなかったが福島県の昔話だそうだ。
だらだらと書く自分の文章が恥ずかしい。
起承転結がきちんとしていると言われると更に恥ずかしい。
見習わねば。

お父さんお母さん、お祖父さんお祖母さん、お姉さんお兄さん、おじさんおばさん
と誰か短な人から聞かされて昔話は今も人の心の中に残っており
語り継がれて記憶に残っている人は幸せな人だと本の紹介はしている。

私は誰から聞いたのだろう?
子供たちには幼い頃寝る前に布団の中で毎晩絵本を読んで上げていた。
ムスメは眠くなるどころか毎回もう1回読んで!とお代わりを叫んでいた。
本好きはその頃から芽生えていたのだろう。
息子はすやすやすぐに寝付いていた。

昔話のおじいさんは雪の降る中、お地蔵さんに傘をかぶせて上げてびっくりするくらいの
見返りをもらったが私は今、何もしていないのに夏になると玄関に野菜がどっさりと置いてあり
この農村にも笠地蔵がおでましになるのである。

孫がいたら昔話を読んであげたいな。

小正月

2012年01月14日 23時47分57秒 | Weblog
1月はどんどんすぎてゆく。
日差しはあるが風が冷たく、躊躇したが犬の運動不足を何とかせねばならず
午後散歩に出た。

近くの運動公園では八ヶ岳から吹き降ろす風がやけに冷たいが
スピーカーから聞こえる音楽に吊られて寄って行った。

 
今日は小正月でどんど焼きが夜になると行われるそうだ。
袋にいろいろ詰められて子供たちには宝投げで蒔かれるようだが
高い空にはためいている。


 


いかにも地方の風物詩の風景だ。
1年間ご苦労をかけた達磨さんも一緒にどんど焼きで焼かれるのだ。

重荷が取れた

2012年01月14日 13時34分44秒 | Weblog








ヤッホー。

年末に引っ越した新築となった職場で約1週間、お客様を受け入れた。
環境が変われば当然仕事の流れも変わり、毎日夕方緻密にミーティグで業務を改善する。
仕事の役割も毎日変わるので、きちんと覚える間もなく翌日は別の仕事についているので
キビシイ。

新設となった婦人科検診の運営を任され大体1週間、100馬力で動き回りまあまあ週末には
何事も無く以前から行なっていたように自然な流れが作られた。

そして…誰もがわかるような詳しいマニュアルを作って頂戴と期待され、これもやっと出来上がった。
PCに向かいながら、こんな詳しい手順づくりはあまり見たことがなく誠に面倒だが、
ブログを書いているおかげで文章を作るのが苦にならなかった。
大筋を作ればあとは細かい表現はちょいちょい直していけば良い。
年末から背負わされた重荷は昨夜で開放された。

毎日夢中で過ごしてきたらもう1月も中旬になってしまった。
これから大寒だが春を待つ心は今年はいつになく膨らみっぱなしである。


ううう・さぶい

2012年01月11日 22時42分32秒 | Weblog

あすの朝はこの信州は冷え込み、原村は最低気温がマイナス15度だそうな。
もう部屋を温めても、背筋がひやひや。人気のない寝室は氷のよう。

諏訪湖はいよいよ氷り始め、いつもより早く、おみ渡りが出来そうだと騒いでいる。
昨年はもうちょっとだったが残念だった。
朝の通勤はエンジンが暖まらないだろう。

上等な俳優

2012年01月09日 23時01分10秒 | Weblog
大河ドラマが始まり、清盛の養父役の中井貴一がNHKのお昼の時間帯に出演していた。
26歳で武田信玄役を勤め今50歳。

そういえばムスメがそのとき中井貴一のファンになり随分渋いなと思っていた。
あれから24年が過ぎ、主役の父親役で登場。
ピッタリはまり役で平氏の棟梁役には武田信玄の時の若さは必要がなかった。
凄まじい数のスタフと職種によって作り上げられていく大河ドラマの裏舞台を知った。

生放送だったが、司会者からの質問に答えるその内容に感心させられる。
共演の女優さんが上等な注文服を着ているような俳優さんと表現していたがまさしく
その人となりを通じて出来上がった人間像なのであろう。

ストレスを感じたときはきちんと認め、強いストレスであればバタバタもがかず
観念して静かに息をしていれば深い水の底から浮かび上がって来れるという。
ああ、常にバタバタしている自分が恥ずかしい。
1時間余の時間で心の底に響く生き方のような言葉をずいぶんと教えられた。
素敵な俳優さんであり、ヒトに影響を与える仕事である。

平清盛

2012年01月09日 22時44分14秒 | Weblog
新しく新年から始まった大河ドラマを見た。
源氏と平家、なぜだろう?
いつの頃から自分は源氏に贔屓しており、高校の歴史の時間あたりからかもしれない。
大河ドラマはその時々見ていたが、平清盛は悪者の坊主と思い込んでいた。
今回、屍がごろごろ横たわる平安時代のその凄まじい時代背景。
生まれた生い立ち。
貴族と平民の格差。
後白河天皇の栄華とその伊東四朗の演技の怖さ。
埃にまみれたドラマの進行に圧倒され、貴族の犬と言われていたところから
成長していく武士の世界。
とても背筋が寒くなり面白い。
延長した初回のドラマに圧倒され終わったあとも寝付くことができなかった。
毎年夏能舞台を見ているがそこに登場する平家は悲しい物語が多い。
今年1年、生きる勇気をもらえる、心を揺さぶられるようなドラマになって欲しい。

山梨は暖かかった

2012年01月09日 22時27分50秒 | Weblog
連休の2日目は犬たちの着替えを買いに甲府まで出かけた。
いつもながら小淵沢あたりを過ぎる頃から気温の違いを感じた。
外出すると何かを学んで帰ってくる。

このところ、自分が小さくまとまりすぎていたな。
それは寒さのせいだ。
寒さに負けていた。

マイナスの温度が下がるにつれてバリバリ鎧を強めていっていた。
引っ越してきたときの2.3年の方が知らなかったからまだ良かった。
無防備の良さがあったかなと思う。

帰りに温泉に入り、温まっているときにふとそんな考えがよぎった。
しかし久しぶりに爪先にしもやけを発見。
何十年ぶりだろう。
甲府は暖かかった。
こんなところで冬は過ごしたい。