若い頃から長いこと俳優の児玉清さんとキャスターの森本毅郎さんのファンでいた。(以下さん、を省略)
ずいぶん渋いのねと言われていた。
毎朝のラジオニュースは通勤準備の忙しい時間を埋めるには相応しくラジオは手を休めずに
耳から入るから重宝だった。
1990年から始まったTBSの森本毅郎スタンバイは世田谷に住んでいた頃から聴き始め中央林間に
引っ越してからは長距離通勤になったので放送を聞く時間は半減した。
それでも森本の語り口と人柄は毎年聞き続け、日常の一部になっていた。
相方のアナウンサーの遠藤泰子も大好きだった。
美しい声と柔らかなおっとりした話し方にずっと惹かれ続けラジオを通して
憧れの女性であった。
4年前に信州へ移住して、ラジオはAMの電波が入らない地域になり、諦めざるを得なかった。
代わりに朝の通勤時間の中での社会経済スポーツと便利に情報を得るにはやはり
ラジオしかなくFM長野を聞くようになった。
朝6時から始まるクロノスで今は元サッカー選手の中西哲生がキャスターになり2年目で熟成してきた。
俳優は児玉清を若い頃から好きであり、出演するドラマを見続けてきた。
文学にも造詣が深く、清潔で柔和でダンデイで外面も内面も一致する男性はそう多くはいまい。
長いこと素敵だと憧れ続けて自分も一緒に年を取ってきたが、
昨年の竜馬伝の放送を観て痩せて来たのが気になっていた。
先月あたりか入院されたと新聞記事で見て驚きも大きかった。
絶対病気するはずがないと思っていたので、訃報をPC上で見たときはしばらく
信じがたかった。
惜しい人を亡くしたと、いまでも思い続ける俳優は緒方拳と児玉清であり
思い出すたびに悲しさが心の中で広がっていく。
身近な親しい人を失ったような気分である。
多分ドラマを通して受けた影響が形にならなくても何か大きなものを得ているのに違いない。
今日、NHKの番組で児玉清追悼として昨年の竜馬伝の再放送が流れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/7d/227f1e3e9f1e18f7d9bfcb22927e5a72.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/e3/f4a3c322524634191be419a96888ad76.jpg)
たった昨年のことなのに、病死する父親を支えながら土佐の海で家族で過ごすシーンは
あまりにも悲しすぎた。
竜馬を世の中に出した理想とする父親の八兵衛役は児玉清だから理想像になったのであろう。
何回見ても亡くなったのを信じてはならないと思い、そして泣けてくる。
最近の心の中に大きな穴が開いた出来事である。
ずいぶん渋いのねと言われていた。
毎朝のラジオニュースは通勤準備の忙しい時間を埋めるには相応しくラジオは手を休めずに
耳から入るから重宝だった。
1990年から始まったTBSの森本毅郎スタンバイは世田谷に住んでいた頃から聴き始め中央林間に
引っ越してからは長距離通勤になったので放送を聞く時間は半減した。
それでも森本の語り口と人柄は毎年聞き続け、日常の一部になっていた。
相方のアナウンサーの遠藤泰子も大好きだった。
美しい声と柔らかなおっとりした話し方にずっと惹かれ続けラジオを通して
憧れの女性であった。
4年前に信州へ移住して、ラジオはAMの電波が入らない地域になり、諦めざるを得なかった。
代わりに朝の通勤時間の中での社会経済スポーツと便利に情報を得るにはやはり
ラジオしかなくFM長野を聞くようになった。
朝6時から始まるクロノスで今は元サッカー選手の中西哲生がキャスターになり2年目で熟成してきた。
俳優は児玉清を若い頃から好きであり、出演するドラマを見続けてきた。
文学にも造詣が深く、清潔で柔和でダンデイで外面も内面も一致する男性はそう多くはいまい。
長いこと素敵だと憧れ続けて自分も一緒に年を取ってきたが、
昨年の竜馬伝の放送を観て痩せて来たのが気になっていた。
先月あたりか入院されたと新聞記事で見て驚きも大きかった。
絶対病気するはずがないと思っていたので、訃報をPC上で見たときはしばらく
信じがたかった。
惜しい人を亡くしたと、いまでも思い続ける俳優は緒方拳と児玉清であり
思い出すたびに悲しさが心の中で広がっていく。
身近な親しい人を失ったような気分である。
多分ドラマを通して受けた影響が形にならなくても何か大きなものを得ているのに違いない。
今日、NHKの番組で児玉清追悼として昨年の竜馬伝の再放送が流れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/7d/227f1e3e9f1e18f7d9bfcb22927e5a72.jpg)
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たった昨年のことなのに、病死する父親を支えながら土佐の海で家族で過ごすシーンは
あまりにも悲しすぎた。
竜馬を世の中に出した理想とする父親の八兵衛役は児玉清だから理想像になったのであろう。
何回見ても亡くなったのを信じてはならないと思い、そして泣けてくる。
最近の心の中に大きな穴が開いた出来事である。