信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

患畜

2007年07月30日 20時32分59秒 |  日記
朝9時に富士見動物病院へミルキーを手術を受けるために、車に乗せて連れて行く。
途中、うるさいわうるさいわ吠えるしうろうろ、落ち着いて車の運転がしにくい。
病院へ着いたら、ここがどこだかわかったらしく、急に震え始めた。
午後、1時半から手術をし、午後6時に麻酔が切れるのでお迎えになる。
やたら吠えるミルキイを預けて、清里へ向かった。
雨が朝から雷交じりでひどい降りだが、観光客は夏休みに入ったためか、あちこちカップルが歩いている。
清さとの萌木の村に着いて、犬のグッズのお店、お豆腐家、ミルクプラント、ジャム家、香りのお店等へ寄り、帰宅する。
家では残されたもう1匹の犬が、怒って家のなかあちこちにおしっこを引っ掛けていた。
あほ犬めっ寧

ミルキーは夕方6時に引き取りに行った。
獣医さんは手術まで吠えまくっていたけれど、手術後はおとなしくなりましたと。
確かに引き取って車に乗せても黙っている。
首にはネッカーをつけているからそのせいかもしれないが、不気味だ。
10日後に4針縫ったお腹の抜糸をすることになるがそれまでお散歩も控えめで、抗生剤を飲ませ続ける。
家の中に入ってもおとなしく、水を沢山飲んでソファーで寝てしまった。
もう1匹の犬がちょっかいを出して色々やってみせるが、知らん顔していつものミルキーはどこかへ行ってしまった。
どうせならこのままおとなしいミルキーでいて欲しいが、無理でしょうね。

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村長選挙と木登り

2007年07月29日 23時20分47秒 |  日記
原村へ引越しして3ヶ月以上経ち、今日の参議院選挙と村長選挙の同日選挙の選挙権を得た。
候補者は3人。
現職の村長、対するは元県議会議員、元サラリーマンの3人。
私はこの3人を推す、雇用主、元村長の大家さん、雇用主の奥さんの
絡みと誰に入れても良い立場にいる。
初めての選挙権、朝食を終えて犬を2匹引き連れてお寺の傍にある公民館に選挙に行った。
その後午前中は家の中の大掃除をして汗を流し、午後から梅の実をもぐ。
大家さんの庭には立派な南紅梅の木があり、昨日大家さんが1本、梅の木を上げるから自由にもいでと言われ、今日の大仕事になった。
天にまします元村長さんに梅ノ木に登る失礼をお詫びして、木登りをする。
と言っても木登りは50年来のことで、下手をして転げ落ち骨折や怪我をしたらことだから、ここは一つ慎重に・・・・。
昨日は大泉の自分の土地の150坪の草刈をしたが、草刈機に振り回されながら何とかやり遂げた。
その時に使った筋肉と今日の木登りに使う筋肉は明らかに違う。
脚立に登り、木に登ったが、我ながら60歳とは思えない、運動神経だ。
小学生時代に木登りばかりして遊んでいたが、培った経験が体の中に眠っていた。
高い枝から下を見ると廻りが良く見渡せて、いい眺めだぁと気分が良い。秊
あっちから、こっちからと枝を綱渡りしてもいだ梅の実は測ってみたら8キロ以上あった。

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その後インターネットで梅の実の色々な漬け方を学び、選挙速報を見ながら
梅漬けの準備をした。
自民党は惨敗となったが、今の政権はあまりにも国民を馬鹿にしている議員が多すぎるため無理からぬ結果になる。
安倍さんも不運な党首で、これからどのように立ち直るか。

夕方畑できゅうりや茄子、ピーマン、セルリーがもう収穫する時期限界になっているのを発見する。
きゅうりは朝2本もいだばかりなのに、夕方には又2本取れる。
時期を逃すと、お化けきゅうりになる。
ズッキーニーもお化け寸前。
梅雨明け近いが、夏真っ盛りになると野菜もどんどん育っていく。
取立ての野菜は何と美味しいものか、その食感をこの年で初めて味わった。何と言っても畑から食卓まで30分もかからず、私の胃袋に納まるのだから、本当に野菜様には手を合わせて頂きますと、拝んでいる

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明日は犬のミルキイの去勢手術だ。

夕方シャンプーをして、清潔になり、自分が男の子で無くなるとは露知らず当人は今夜はなぜか早寝した。簾

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心の支え

2007年07月27日 22時56分45秒 |  日記
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諏訪に出かけたところ、諏訪湖畔の原田泰治美術館で
星野富弘美術展が開かれているのを広告で発見し早速訪れた。
ウイークデイなので館内は空いており、じっくり絵を見ることが出来た。
何十年ぶりだろう、星野さんの原画を見るのは…。
もう20年来のフアンであり、長いこと星野さんの絵葉書を買い続け
友人達にその葉書を書き送っていた。
ここ数年毎年北海道の大雪山に登っていたが、その際旭川からバスで行くが偶然その旭川の町の中の文房具屋さんで星野さんの絵葉書を見つけ、毎年その文房具屋さんに寄っていた。
星野さんの写真があったが、60歳を超えて、とてもふっくらとして
風格が出た。
首から下が障害があり、口に筆をくわえ詩と画を描くようになるまで10年かかりその時の作品展を見て以来ずっとフアンだった。
星野さんの画とそれに書き添えてある言葉が心の中に、深く入り込んでくる。
クリスチャンの星野さんはとても謙虚で、生きていることに感謝している。
それに引き換え、手も足も不自由がない私なのに絵は下手、特別な才能もなし、それなのに同じような年齢で20年経ってみたら、星野さんは立派な立派な画家になっていた。
生かされていることに感謝している星野さんは、手も足も使えない
長い年月で神様に近い人になっていた。
いつでも星野さんの絵に向かうと、謙虚な心を持ちなさいと言われているような気がする。
私の長い月日の心の師である。


白林荘見学

2007年07月23日 23時28分21秒 |  日記
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富士見町のおらが山里ネットワークの会に初参加し、犬養元首相の別荘と古民家の見学をする。
今住んでいる隣町の富士見町に聞いてはいたがこんなにすばらしい
著名人の別荘がありその見学のチャンスがやって来るとは。
25名の参加者で5台の車で一日富士見町の中の高森.葛窪などの地区の
古民家やお蔵、民俗館、神社、廻り舞台など一人では決して知り得ない何百年も前の建物を見学する。
案内役には建築家や大学院の研究生や民族研究家、元大学教授・・・・
恐るべき人材が揃っていて説明をして下さる。
犬養首相の別荘は1万4千坪の敷地でその広さたるや、歩いても歩いてもどこにいるかわからない。
樹木を愛した木堂老は珍しい種類の木を何百本も植林した。
圧巻は孫文の寄贈の白松で樹齢も計算できない。

今庭園には山百合が咲き始めたが紅葉時期もすばらしいそうだ。
雨上がりで木々の緑が染みるように色濃く、厚い苔も足に優しい感触で別世界に来たようだ。
雲の上の人の別荘とはこのようなものを言うのだと別格の建築を見ての感想。
いつも車で走り去っている途中の土地に知らないだけで、歴史上学ぶべき建物が多くあるのを知りこれからぼちぼちと図書館で勉強して行こうと思う。
こういうことによって土地に対する愛着が出来ていくのだ。
古い取り壊される予定のお堂の庭の紫陽花の花が、きれいだった。
また、東北へ行かなくては見られないと思っていたブナの老木も廻り舞台の境内に数本あり、出生する兵士がその幹に自分の名前を刻み付けていた。

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大変大変有意義な会合に出席でき、主催者に感謝するばかりである。
この南アルプスや八ヶ岳が見渡せる地域は宮崎駿や市川昆、井伏鱒二、彫刻家、画家、陶芸家などの文化人が住んでいるという美しい土地である。


じゃがいもを掘るの巻

2007年07月21日 22時59分21秒 |  日記
4月29日のGWの雨上がりの爽やかな午後、慣れない農作業を始め、まず50個のじゃがいもの植え付けを行った。
あれから3ヶ月も経たないが、じゃがいもの花が咲き終え、枯れて来始めた。
元気良く茂っていたじゃがいもだが、ここのところの長雨で勢いがなくなり倒れて来た。
近所からは探り芋と言って、新じゃがを掘る時期だから試しに少しだけ掘ってみたら?と勧められていた。
今日午後から雨も止んだので、畑の手入れをしているうちにふと、じゃがいもを1茎だけ掘ってみようかと思い、土を探ってみた。
まあそうしたら大きいじゃがいもがごろごろと掘れて来るではないか。玲

1個の母さん芋に12個の子供芋が育っている
母さん芋はしわしわの黒い芋に成り果て、子供芋は大きいのや小さいの色々取り混ぜて、立派に芋になっている。

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じゃがいもは12個の子供を育てたが、私は2人の子供を育ててしわしわになっている。情けないねぇ。
じゃがいもはおろか野菜など作ったこともない、にわか農業である。
じゃがいもを植えたはいいが、掘ってみたら、ちいさなチビ芋しか出来ていなかったということになるのではないかと、実は秘かに恐れていた。
1茎だけと思っていたが、あまりにも感動的なので、次々に堀り、1列も掘った。

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自分としては想像以上の大きな芋が土中からごろごろ出て来るので
それはそれは胸がわくわくした出来事だ。
たったの1列掘っただけでもコンテナに入りきれず、収納する入れ物がない。
残りは、姪の子供の小学生が夏休みで遊びに来るので、芋掘りをさせてあげるために取っておく事にした。
1個の親芋で12個の子芋が出来るのだから、50個の親芋では子供は何個出来るか?蓮
しかもその後出島という別な種類の芋を10個植えたから、それがうまく育ったら恐るべし。


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2007年07月20日 21時27分03秒 |  日記
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5月8日に露地に植えた3万本の菊が2ヵ月後には写真のように成長した。
わずか5センチくらいの苗が、いまや160センチ近くに伸びた。
これから秋のお彼岸までにもっともっと伸びる。
156センチの私は自分より背が高い 菊の花芽を下から仰ぎ見るようになった。
これまで花屋さんから買った菊の花はせいぜい30~40センチくらいのため、原型が160センチ以上もあるなど思うこともなかった。
8月に入りお盆の頃からつぼみになった菊が出荷準備態勢に入り、猛烈に忙しくなると言う。
20万本の菊が出荷される。劣

5月初めに植えた菊の苗が9月に出荷されるまで育ち、半年で仕事の結果が出る。
野菜と違って1年に1回の作品作りであるからやり直しが効かない
責任ある仕事だ。台風でやられたら、その年の収入はなくなる。
先週の台風では、万が一全滅の可能性もあり、敵は病気や虫ばかりでなく最大の敵は災害であることを仕事にかかわって初めて身近に感じた。

今年は例年に比べ気温が低く、4月に入り雪が降り、梅雨の時期も低温で、7月の東京のお盆に出荷できなかった。
毎年夏休みには涼しさを求めて、信州へやって来たが、引っ越してきたら毎日7月になっても寒いくらいで、半袖を着るまでに至らず、これでは夏らしい暑さがやってくるのかと本気で思う。
もうすぐ8月だぜぇー。輦


私にも出来た!

2007年07月17日 10時41分48秒 |  日記
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この雨降りが続く中、野菜が育っていく。
ズッキーニーやきゅうりが今収穫始めた。
みずみずしく、色艶が良く、もぎ取るにはあまりにも惜しいが
早く取らないと、とご近所に背中を推されて、えいやっと清水から飛び降りた。
早速仏様に贈り物璉

サラリーマンから農業のチョイかじりを始めて、この作品。
その背景には筋肉痛の伴う労力、肥料代、農機具代、消毒や殺菌、考えもしなかったものが詰っている。
それを考えたら、本当に野菜様、いただきます、ご馳走様ですと手をあわせねばなるまい。


今朝、カナダのムスメからスカイプで連絡があり話をした中に信州便りの記事のコメントになぜ返事を書かないの?と言われた。
おかしいな?毎回記事を書く度にチェックしているのに誰も
なーんにもと思っていて、はっと気が付いた。
そうだ!おかしなトラックバックに対抗策を講じたのだ。
その後その先をどうすればよいか、わからなかったのだ。
と、そこでコメント一覧の項目をクリックして椅子からのけぞった。
これまで暖かいコメントが届いているではないか。

皆様、ごめんなさい。輦 
新米ブロガーは、トラブルを乗り越えて経験を積んでいくものです。
とほほほ・・・・。

回想

2007年07月14日 21時51分09秒 |  日記
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土曜日の今日は台風4号の影響で雨の一日だ。
九州の宮崎や鹿児島は大雨洪水で800ミリも降っているところもあり
台風のニュースを朝からずっと見続けてしまっている。
人事ではない。この長野県も通過コースに入っているので明日は大雨と風で悩まされることであろう。
その雨のため一日中外へ出ることができないので、朝食後、大掃除を始めた。
リビングや台所の窓と敷居が引越ししてきた時から気になりながらなかなか手を付けられなかった。
本来入居時はどこもきれいにクリーニングしてあるものだが、不動産屋はリフォームで手一杯で大まかな部分しか廻らなかったようだ。
はまりにはまって掃除と寝具の整理をし、夕方になってしまった。

夜になってこの20年間溜まりに溜まった、ダンボール一杯のアルバムの写真をシュッレッダーで切り刻んだ。
これまではその時どきの思い出の写真だから大事にして、溜まっていくばかりだった。
しかし、この退職と引っ越しを機に、考えを変えた。
自分が年をとっていくにつれ、一人暮らしだから、必要ないものは自分で年々整理していかなくてはならない。
いつか使うとか、思い出の物だからといって取っておいても場所を取るばかりで、自分が死んだ後家族がその整理をする時に、しみじみ眺めるかというとそんなことは有り得ない。
自分には思い出で大事であっても人は興味もない。
だから今のうちに整理しようと考えた。

写真は40代から50代のの自分が写っている。
一枚一枚アルバムからはずしながら、ああ若かったなあとしっかり思う。
この年代の頃は子育てと勤務との両方の暮らしで、一番きつかったはずなのに晴れ晴れとして顔は若い。
髪の毛も一杯あり、長く伸ばし、比較すると苦労が去った今の顔は油を絞った油粕のようだ。すかすかだ。
しかも、やるべきことは終了し、この先何の目的もなく、年を取っていくばかりで張り合いというものがない。
そんなことを考えながら、全部思い切りシュレッダーしようと思っていたが、どうしても子供達と撮った写真などはその気になれず、取っておこうと外した。
サラ、ブライトマンの曲を聴きながら一枚一枚写真を見ていると、当時を思い出し、あまりにもドラマが多すぎた私の人生を病気もせずよくやって来たとしんみりし、時間の経つのがこんなに早いのかと辛くなった。輦
写真を見ながらこれまでの生きてきた時間を回想し、人間の一生のはかなさを痛感した。怜怜


雨降りの一週間で、畑で育ったズッキーニーを収穫した。
これで3個目だが、我ながら良く出来たと思う。
ズッキーニーの料理法をネットで検索したところ結構色々な食べ方がある。
明日、時間を見て美味しいものを作ってみたい。

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想定外の買い物

2007年07月09日 23時36分35秒 |  日記
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小淵沢の八ヶ岳アウトレットへ買い物へ行った。
1年ぶりのアウトレットだが、大分お店も入れ替えがあり、変わっていた。
インドのお店で、インド綿の布を買う。ベッドカバーと、ソフアーカバーにぴったりの色合いの布が運よく見つかった。

その後食器屋さんがあり何となく入ったら、いつか行ってみたいと思っていた木曽の奈良井宿の木曽塗りのお店であった。
デパートで同じ品を買おうとしたら、目玉が飛び出て手が出ず帰ってくるところだが、そこはさすがアウトレット、大分値引きしている。
お雑煮用のお椀、味噌汁のお椀、マグカップ、ビアカップ、お箸、箸置きなどを買う。
びっくりするほどの軽さと、漆塗りの美しさで、どれもがこれまで欲しくても持つ事の出来なかった品物である。
原村に来て生活が変わり、60歳を越し、これからそれほど長くは生きられないと感じ始めたこの頃、着る物より、食器のほうが大事になって来た。
使えば使うほど漆は美しく深みを帯びた色になる。
明日からの食事やお茶を飲むのが楽しみになって来た。
お客様も一緒に食事が楽しめそうだ。
買い物って買いたいと思ってもそうでない時のほうが良いものが見つかる。
お箸は高かったけれど、黒檀の材質の漆塗りでしっかりした高級品だからきっと死ぬまで使えそう・・・・。



行儀が悪いミルキィ

2007年07月08日 14時03分13秒 |  日記
パソコンに向かい、メールやブログに集中していた。犬たちは静かにお昼寝をしている。
ふと振り向くと、食卓にあほの方のミルキイが寝ているではないか!
椅子から上ったらしい。
ひんやりして涼しいガラスのテーブルはよほど寝心地が良いらしく。ぐっすり寝ている。

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払い落としたいが、我慢して寝かせてはいたが、これから暑くなってくる季節に、この犬はあほはあほとして考えたのだろうか?


祇園祭

2007年07月07日 13時49分09秒 |  日記
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7月7日は七夕様であるが、この原村は祇園祭という催しものがある。家の災いや魔よけのために地元の子供達が一軒一軒各家庭を廻り魔除けをしてくれるという、この土地の風習という。
以前、篠原涼子の出演するテレビドラマで、地方に嫁に行きこの魔除けの儀式を受けるのを観た事があるがおなじようなもの。
村で保管している獅子頭をかぶり子供が玄関先でお払いをし、そのねぎらいに1,000円のおひねりを渡す。
子供達はそれぞれ化粧をし、はっぴを着て照れながらお昼近くに来てこの払いの儀式をしてくれた。
いつ来るか、いつ来るか、午前中に廻ってくると聞いたが、太鼓の音は遠くで聞こえるがなかなか近づいて来ない。
畑で野菜と花の面倒を見、泥だらけのゴム手袋の農家のおばさんスタイルだから、子供達がいざやって来ても慌てないようにしなくてはと気が気ではなかった。
子供達は可愛かった。
写真に納めたが、付き添いのPTAの了解を取りブログに載せる。

どうぞこの原村に住み始めた私にも災いが訪れませんようにお願い致します。



思い出

2007年07月06日 23時02分02秒 |  日記
午前中、何通かの手紙書きで机に向かっていた。
それも終了し、午後暇で仕方がない犬を散歩に連れ出した。
昼日なか、普通であったら散歩などもってのほかなのに、風があり、気温もそう高くはなく、2匹の期待のまなざしに負けて駒ケ岳を見るコースを選ぶ。
歩き始めたら結構汗が出始め、犬たちも顔がしわしわ、舌をべろべろ出しひたすらてくてく歩く。
帰り道で田んぼの際にぐみの木を発見した。
赤い実が沢山なっていて、一つつまんでみた。
渋さがあるが懐かしい、小学生の頃福島で食べたあの味だ。
大きなぐみの木が家の傍にあり夏になるとよじ登って、もいでは食べたものだ。
私が小学生の頃は世の中は貧乏でおやつも碌にない時代だから、渋くて甘酸っぱい味の赤いぐみは、季節の楽しみの一つだった。
木によじ登って食べる遊び仲間の中に中畑清がいた。
きよしと呼び捨てで木登りやかくれんぼして遊んだ。
あの当時野球がうまいなど聞いたこともなかったのに、いつの間にか巨人軍のスターになっていた。
そんな遠い昔を、ぐみを何十年ぶりかに食べてふっと思い出した。

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その後隣町の富士見町へ買い物に出掛けた。
手紙を書いて便箋を使い果たし、駅前の文具店に行く。
富士見町駅前には無料駐車場があるのを発見。
安心して買い物に時間を掛けられる。
地方は車でしか出かけられないので、駅には駐車場が完備している。
文房具屋さんで目的を果たし、帰ろうとしたら向かいのお店が目に付いて何となく入ってみた。
不思議な店で、何が本業か良くわからないままそこのご主人と話をした。
東京で建築家をしていたが実家の父が亡くなり、8年前に戻ってきたそうだ。
100年続く伝統道具と刃物屋さんとのことで、お互い東京からという共通の話題から次々と話が展開し、1時間くらい話をした。
富士見町も移住者が増え、新しいコミュニテイが出来、色々な会合が出来ているので、参加しませんかと今度誘って下さることになった。
名づけて、八ヶ岳山麓 おらが山里ネットワークというがまたこの地で新しい知り合いが出来た。

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このグループは東京の一部上場の企業の社長や、大学教授、農家のご主人、主婦、と色々な職業の人が自分の都合に合わせて参加するという。これは気楽で良い。
早速今月22日に富士見町にある元犬養首相の別荘である白林荘と古民家の見学会があるそうだ。
前日の土曜日は原村の図書館主催で自然探勝会に参加して北八ヶ岳の高山植物を見に行く。
たまたまではあるが連続で遊んで大丈夫かな?
最近は農作業に打ち込んでいたから、気晴らしも必要。
ご主人は明日は平塚で建築家のシンポジウムがありそこのシンポジストで出席するそうで、実はかなりすごい人らしい。


育ち行く野菜たち

2007年07月04日 18時05分30秒 |  日記
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6月がすばやく去っていった。
引越しして、気温の差に慣れず、戸惑いながらの毎日だが、大願の野菜作りを始め、筋肉痛と親友になった。
これまでの生活が筋肉を使っているつもりがそうではないことを思い知らされている。
作業の種類によって使う体の部分が異なるので、やっと治ったかと思うと今度は別な場所が痛む。その繰り返しでまだまだ軟弱な体は改善の見込みがない。
しかし、毎日の畑の作業の結果はきちんとやって来る。
野菜たちは寒さで何度かとろけながらも、この6月が終わる頃に急に勢いが出てきた。
大家さんから頂いた苗、近所の農家の方々たちから頂いた苗やじゃがいもの種芋、JAファームで買ってきた苗、退職時に勤務先のグループから花束代わりに頂いた野菜の種などが70坪の畑で育っている。
今日はその育ち具合を写真に撮った。
やがて収穫するのが不憫だ。
といいつつも、お味噌汁の実に何かと考え、台所から外の畑へ出て
三つ葉やにら、葱など摘み取り、とても重宝している。

ズッキーニーを必ず作ろうと思い、2本植えた。何本も植えたら育って育って食べきれず追いつかないと言われていたので、2本だけ、緑と黄色のを植えた。
この2,3日でぐんぐん育ち、手に負えなくなって来た。
といって、もぐのも惜しい。