信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

雪が近い

2010年11月28日 14時27分19秒 | Weblog



八ヶ岳に雪が降ったが3回目かな?
4回くらい降ると下の山里にも雪が降りてくる。
移住して何も知らないうちは、雪景色の美しさに不自由さをあまり感じもせず
その後どんどん寒さと生活の不便さ、抑圧感を一杯に感じるようになった。
車も買い換えた。

しかし3月頃になると春を待つ気持ちで膨れ上がり、気持ちは明るくなり
全く正反対になる。

このところ職場では半袖のユニフオームで過ごすが、午後になると乾燥して
唇がかさつき、指導の時間が続き水分も取れないまま唇は皮がむける。

リップクリームや口紅でも効果がない。
その繰り返しをしていたら乾燥に体が負けて風邪を引いた。

いつも行き着くところは気管支炎。
夜中にうるさい、誰がせきをしているの?と目を覚ますが自分の咳だ。

大きな医療機関に勤務していても、時間中は体が空かず外来へ行くこともできない。
不便きまわりないが、今回は酷くなる予感がして、土曜日の午前中に
勤務場所近くの開業医の受診をした。
何と設備も整い、清潔な医院は医者も親切。
大事な患者様扱いをされ薬を頂き、満足して帰ってきた。

夕方近所の散歩に出かけたが2匹の犬達は元気そのもの。
幼い頃、私とムスメの靴やバッグを留守中にかじっては使い物にならなくしたり
クッションや毛布類もだめにして家の中のドアーに代わる代わるおしっこをひっかけ
引越しの際は高いドアー交換代を請求された。

2匹が走り回るところを見ていると随分と落ち着いたもので、今は炬燵の
中が安住の場所らしい。


  

赤い洋服でも髪飾りでも実はオトコの子

まだ漬物漬けは続く

2010年11月28日 13時35分59秒 | Weblog
       

 
 


2週連続で休日は暖かい小春日和となった。
先週は沢庵と白菜漬けと干し柿を作った。
それぞれ漬けた後、水も上がり順調な様子。




今週は秋口に畑に播いた飛騨の赤カブがそろそろ収穫時期になり、抜くのが非常に
勿体ないが、これまでいつも可愛そう、折角育てたのにと同情心から
育ちすぎて食べられないことがあり、こころを鬼にして抜いた。

 




初めは面白がって沢山種を播き、食べきれないほどの量に悩むことも経験し、
今回は鑑賞と収穫と程よいバランスで育ててみた。
生まれて初めての赤カブ作りは素人してはまあまあかな。
葉っぱを取り、泥を落として漬け易い形に仕上げたら意外に少なくなるものである。

庭も畑も夏の間次々と花を咲かせた草花類を始末しながら、この景色が
やがて何もなくなり雪にうずまり真っ白な景色に変わる。
変化が大きすぎて初めは戸惑ったが、今年は季節ごとに咲かせる花を楽しめた
ことが移住後3年目の手ごたえである。
イングリッシュガーデンを作ることは歳月との引き換えになることもわかった。

土を掘り起こし、土壌改良剤と肥料を播き、種や苗を植え、それからが秋の
初めまでがかかりっきりでやることの作業が続くので、休日は庭へ出っ放しだ。

不思議なことにあの暑い夏の間、きゅうりやトマトをせっせと収穫して
食べた記憶がどんどん遠のいていく。
今目の前にやる仕事がある限り近い過去は消されていくのに違いない。

移住して来て衣服や身の回りに必要性がなくなりお金を掛けなくなった。
そのかわり農業資材や肥料が増え始め、漬物樽や保存容器を買い込んでいる。

都会にいた時は塩の消費量が今に比べるとどのくらい違うのであろう。
第一、買うときは大袋で買っている。

これから農協へ出かけ赤かぶ用の漬物容器を買って来ねばならない。
先週大家さんから頂いた大根のからし漬けが初めて食べたが、これは美味しかった。
漬け方を聞き、これも漬けてみたい。


勤労感謝の日の仕事

2010年11月23日 10時49分58秒 | Weblog

 



漬物用の大根と干し柿用の渋柿をたっくさん頂いた。

いずれも家族3人から5人分はある。

沢庵漬けは外で少し干してしんなりさせてから樽に漬け込むことになる。

柿は、というとこれは手作業でひたすら皮をむき、つるすために紐でくくり
軒先に吊り下げていく。
柿の実の大きさは立派な物で通常見る柿の2倍はある。
1個で手のひら一杯になる。

この皮むき作業を今日の勤労感謝の日にやり遂げねばならない。
お天気が午前中は悪く室内作業にはもってこい。

目を放した隙に台所で飢えた犬の1匹が大根をかじっていた。
犬が生大根を食べるなんて聞いたことがないが、我が家の犬の1匹は
由緒正しい血統書つきであるが、多分育ちが悪かったかもしれない。

さ、これから腹をくくって柿の皮むきに取り掛かろう。
何時間かかるかしら?とも思うが出来上がった沢庵と干し柿は誰が食べるのだろう?

休日は青空

2010年11月22日 22時36分36秒 | Weblog
週末の土、日は穏やかな小春日和となった。
土曜日半日は仕事でつぶれた。
ムスコが前日電話をして来て、休みなので行くよと告げてきた。
仕事でいないけど夕方なら戻っているので、夕食を一緒に食べることで
仕事が終ったあと冬タイヤにタイヤ交換し、市場で買い物し、家へ戻って大急ぎで
掃除をした。

夜、信州牛ですき焼きとなる。
ボジョレーヌーボを開け炬燵に入ってこれ以上ない開放感一杯で、1時間も経った後
睡魔で2人とも意識を失った。

   

翌日はこれまた、暖かい日差しの青空を見上げ、出かけようと車で北アルプス
を見るべく白馬方面へ向かった。

最近にない風もなく、暖かい日は珍しく家の外から見える北アルプスは雪で白く
豊科インターで降りて、安曇野から白馬まで助手席で景色をじっくり眺める。

安曇野から松川村あたりにかけてきたアルプスの山々が
幾重にも連なり、山は白い雪に覆われぞっとする景色に変わって来る。
多分紅葉もこれが見納めで落葉し、12月に入ったら、雪が降り始めて白い
気色に変わっていくのであろうと思う。

  



帰りは安曇野の温泉に立ち寄り体の凝りもほぐれてこんなに良い温泉が
あるのを知らず、信州はまだまだ奥深く、満月を高速道路から見ながらすっかり満足して帰宅した。

朝の通勤道路

2010年11月17日 21時32分55秒 | Weblog
朝の気温がマイナスになり始めた。
車のフロントガラスが霜で凍り、暖機運転が始まった。

通勤先は駐車場を降りて暫く歩くが、途中に諏訪湖へ流れていく堀が何本もある。
季節ごとに咲く花が変わり、景色が変わって見える。
桜の花が咲いている頃が一番風情がある。

今頃になると鴨が飛んできて子供を生んで通りながら、かわいらしいその姿を見るのが
とても楽しみとなる。


   


歯の健康管理

2010年11月15日 21時18分13秒 | Weblog
6月に歯の治療が終了し、定期健診に行った。
高速バスを予約し、朝早く家を出るため同僚は遠くて大変ねと言うが
実は心の奥では嬉しい気持ちなのだ。

移住してきた時は暫く都会へは行きたくないと思っていた。
それが今年歯の治療を始めてから毎週のように東京通いをしたら買い物をしたり
本屋さんへ行ったりの楽しみができた。

歯医者の先生はしっかり点検をしてくれ、問題はないと言いマウスピースを作った。
この年まで知らなかったが、どうやら歯の磨り減り方からみて歯軋りをしているらしい。
夜は寝てしまえば歯軋りやいびきなどは自分では絶対に気付かない。
隣に寝ているヒトがいれば教えてくれるが、一人暮らしでは不可能である。

歯軋りと聞いてショックだったが先日見たテレビ番組で歯軋りは
ほとんど誰もがするそうで程度の問題で歯に影響が出るそうだ。

歯の根元が磨り減る。
どうやら毎晩見る夢がドラマチックで苦しく手を握り締めて朝が来る。
だから歯軋りをしているのであろう。


歯周病は30過ぎから皆始まるが、歯を失うまでのプロセスは人それぞれ異なる。
歯周病菌が歯茎のポケットから血液内に進入し血糖値を上昇させ
じわじわと糖尿病へ進行させていくそうである。
予防はしっかりと3食後歯磨きを行い、歯の手入れを怠らないことだ

歯は痛みが出てから渋々歯医者へ行く人が大部分で、定期的に検診を受け
歯のチェックを受けていることが歳をとっても歯を失わずにいれる。

きれいに化粧は時間を掛けて行なっても歯磨きは短時間で終えて
割合手抜きが多いそうだ。

平均寿命が伸び医療医術は進んでいのちは延びるが体のパーツは衰え失っていく。
不自由な体で生き延びねばならない。
眼と歯と手足は不自由になれば体も不健康になる。
介護保険で寝たきり老人のいかに歯を失って自分で食べて消化する能力を
失っている老人が多いか、気付いてからでは遅い。
若いときからきちんと食べて歯磨きをして、丁寧な治療を受け歯を大事にしていくか
今の時代でも歯の教育は遅れているそうだ。

3食後歯を磨いても正しくきちんと磨かないと歯周病はやってくる。丈夫な
歯だと思っていても歯槽骨はとろけていく。
そして歯がぐらぐらになり抜歯せざるをえないところまで進行していく。

そのような話を先生としながら、今になってやっと歯に注意を向け
手入れを怠らないことになった時はもう60代だった。
仕事が忙しいと最短時間で便利な歯医者に任せて治療を重ね、
そのツケがやって来た。

常に反省をしては信州へ帰っていくが、まだ若い子供達には自分の轍を
踏まないで欲しいと願うようになってきたこの頃である。




    

紅葉した庭のもみじ













赤い羽根強制募金

2010年11月13日 23時16分26秒 | Weblog
この村へ越してきてから何かと拠出金を支払わねばならない制度がある。
村民として生活していくには権利と義務を同時に背負わねばならない。

権利はわかりやすいが義務としては何らかの形として支払いや作業として
参加せねば地域で生きて行くことに制約が出てくる。

これはその地域に新しく引越して住民となれば段々理解していく話である。
しかし人間考えは同じことはない。
様々な考えが湧き出てくるし、どう折り合うかである。

この村へは住民が減っていくどころか、都会からの移住者が増え続け
林の中にはどんどん別荘や住宅が建てられて行く。

そのような中常に話題になるのは移住しても住民参加型ではなく
一切金銭の参加もしない。
しかし権利としてごみは不燃物も資源ごみもきちんと出す。
口も金も出さないが権利としての行政サービスは受ける。

自分はそこまでは徹しないが一通りの区民として要求される集金は支払ってきた。
区費は年に2回で3万円、その他運動会費寄付2,000円、衛生費2,000円、
御柱では有無を言わさず一律全戸あて8,000円の拠出金、
祇園祭りという子供達がお神楽姿で家を廻って歩くのにおひねりを1,000円、
年に2回赤と緑の共同募金、社会福祉協議会費1,200円など年間結構出費がある。

新規の移住者が払わないのも気持ちはわかる。
地域でのお付き合いもしたくない、自分達だけで生活は出来るというのである。

いまいち理解できないのが共同募金と社会福祉協議会費である。
住んでいるのは同じ諏訪地域6市町村であるが、職場の同僚の
諏訪や茅野に住んでいる者はそんなの支払ったことないわ~と口々に言う。
特に寄付金的なものはかなり差があることがわかった。
清掃作業に参加しないと代わりにお金を支払わねばならない。

1昨日共同募金と社会福祉協議会費の集金に来たが、不在であると何度でも訪ねて来る。
今夜東京へ出かけ遅くなって帰ってきたが、ちゃんと集金に来た。







日赤の共同募金は寄付金だから強制ではないですねと聞いたら
役員のおばさんは表情も変えずに何を言うんだ・・・強制ですと言い
お金を入れる袋を差し出し、お金を入れて名前を書けと待っている。
社会福祉協議会費も会員になった覚えもないが年間2400円支払わねばならない。

刃向かえも出来ず、共同募金は一口500円で一口以上何口でも良いですと
ダメ押しされた。
どうせなら募金は気持ちよく行ないたいが強制だといわれると、途端に
腹の虫がおさまらず気分が悪くなる。
これを毎年毎年繰り返しては結局お金を納めている、意気地なしの住民となっている。






最後の授業

2010年11月10日 21時53分28秒 | Weblog
今年の3月、九州大学を定年で退官した北山修さんが最後の授業と称してテレビで初めて
授業を公開した。

九州大学院 人間環境学研究院教授で精神科医であるが20年近く勤めた大学を退官した。
嘗てザ、フオーククルセイダーズとして時代の寵児だったが1年でグループを解散し
京都大学からイギリスに留学し精神分析を学び精神科医になった。
7,8年前に土曜日にラジオで永禄輔の番組にゲスト出演していたのを聞き、
何十年ぶりに聞いたのがとても嬉しかった。
テレビ出演はしないというのが印象に残りその話の内容がとても残った。
運が良くその後3回位ラジオで聞くチャンスがあった。

同世代であり、思いがけない転身に惹かれていた。
臨床心理士を目指している学生を相手に4回の公開授業で精神分析入門講座を行った。
テレビやカメラにモニタリングされるのが人間にどういった影響を及ぼすか、
体は画面では変えられても心は変えられないから精神科医師の役割はどうすべきか、
などから自分がテレビに出演してこなかった理由を説明している。

画面を通してあの帰ってきた酔っ払いで一斉風靡した若者がすっかり白髪の
上品な学者になっていた。
精神科の現場で患者と向き合い、患者のためにマスコミの前へ出ることを避け、
定年を迎え初めてであり、最後の授業風景を公開した。

ラストメッセージに、いなくなるから取り入れられる理論を残した。
母親も子供の前からいつか消えるから母親として子供の心に尊敬の形で残り、
いつまでも一緒にだらだらとくっついていれば子供のこころに残ることはないという。

教員も辞めることで生徒の心に残る。辞めるのも仕事のうちといって授業の
最後を締めくくった。
4回放送分はビデオに残して見ているが、心理学の分野は深い谷底まで
覗かねばならないし何度も見直しては納得することが出来ている。

60才を過ぎてから他人から素敵な老い方をしていると見られる人はそう多くはない。
職場でも仕事を通じて同世代の受診者と毎日向き合っているが、とても幅が広い
姿かたちをしている。生き方が姿を表わしている。

又自分も逆に周りから見られながら評価されているのであり、鏡に映った
素顔の本当の自分が段々恐くなってきている。
内外共にきれいに歳を取るのは本当に難しい。

庭のもみじの木が冷え込んできて急に真っ赤な葉っぱの色に紅葉した。
一枝失敬して家の中に飾った。
   
   





散歩道路の秋景色

2010年11月06日 22時31分43秒 | Weblog
犬の散歩をかねて、毎年友人達に贈るシクラメン生産農家を訪ねた。
冷涼な原村の気候は花卉栽培に適しており秋になるとシクラメンがハウスの中で
育ち、華やかな色合いを見せてくれる。

 




今年は夏の気温が高く、暑さが続き花の育ちが悪く1ヶ月くらい出荷が遅れるそうである。
12月の初めに送ることになりそうだ。

そのまま散歩が続く。
昨日まで雪景色であった八ヶ岳は雪が解け又秋の景色に戻っている。

 



田んぼでは傍の花を刈り込んだあと立ち枯れになった蕎麦の木が色づいてきれいな
絵になっている。

 

穏やかな気温の午後気持ちが良い散歩をして、秋景色もそろそろ終盤で見納めかも知れない。

上には上が

2010年11月06日 11時45分29秒 | Weblog
寒い寒いと言いながら体が気温に慣れていくこの11月。
温かいと感じる僅かな日々もあるが、山に雪が積もるともう穏やかな日といえども気温は下がったまま。
昨日の朝はマイナスになった。

しかし、いまBSでプレミアム8、世界の名峰グレートサミッツの番組の画面から
モンブランの登頂やエンジェルホールを見ていると確か5月とか9月頃放送された
アンコール番組だが編集の加減か見ていない場面もあり、釘付けになっている。

マイナス20度のモンブラン、ギアナ高地の32度の差を画面では感じられないが
世界は広すぎる。
ムスメが住んでいる西アフリカのブルキナフアッソでは40度の乾期になっている。
じりじり焦げ付きそうな水を浴びての生活である。

美瑛からのメルマガが配信され美瑛岳が冠雪した。
まだまだこの北国に比べ信州は雪が降ったと騒いでいてもレベルが違う。

寒さに甘んじ、まだ温かさがある今のうちに花畑の霜でやられた草花の整理をしておこう。

   

空気が違う

2010年11月03日 21時23分39秒 | Weblog
今日は文化の日で休日である。
眼が覚めて布団の中でそうだ、今日は仕事に行かなくて良いのだと嬉しく思うが
何だか顔が冷たい。
部屋の温度も昨日と違う。
気のせいか・・・・・。

休日といっても予定が一杯あるので渋々起き上がる。
キッチンでは朝日が部屋一杯に射してまぶしいがどうにも寒い。

午前中、畑の野菜を始末して引っこ抜き後の畑を耕して来年の準備をした。
先週種を播いたほうれん草と小松菜も芽が出てきた。

午後、退屈しきっている犬を連れて散歩に出た。家の脇道から少し登ると

八ヶ岳が目の前に見えてくるが、瞬間うっと驚いた。

  

いつの間に?
空気が冷たく感じたのはこのせいであったのか。
しかもこんなに麓まで雪が積もっているのは、この数日の雨が降った時であったのか。
北アルプスが夏からずっと雲がかかって姿が見えず、月曜日に真っ白に雪が降った
山並みが見えて感動した。

けれど八ヶ岳も真っ白で周囲が紅葉なのに大急ぎで冬景色になった。
南アルプスはまだ雪は降っていないが時間の問題であろう。


 


1時間ほど散歩したあと諏訪まで行き、そこから有賀峠を越えて辰野へ行く。
辰野のながた温泉を同僚から紹介されて初めて入浴に行くが、湯質が上質で
肌がぬるぬるとする。
信州は温泉が豊富でこれからの季節は特にからだが温まり楽しみである。

漬物作りの季節

2010年11月01日 22時05分47秒 | Weblog
  



1昨日セロリの株を頂き、きれいにバラして塩漬けにした。
昨日近くの地産物産店に行き、地元の酒造の酒粕が売っていたので、飛びついた。
1キロの袋詰めにされていたが、JAなどで売っている酒粕より安い。

信州へ来たらスーパーでは季節を問わず酒粕が店頭に並んでいるのに気が付いた。
ハテ?信州人は季節に関係なく甘酒を作って飲むのかと思っていたら
漬物用だと後でわかった。

瓜でもきゅうりでもナスでも、酒粕につける。
野沢菜の粕漬けも頂き、美味しかった。

昨日漬けたセロリはほど良くしんなりしたので、買ってきた酒粕を砂糖と混ぜ合わせ
粕床を作りそこに混ぜ込んだ。
酒粕1㎏ 砂糖300g 塩50gが酒粕の床である。

セロリは3束の株を漬物にしたがかなりの量になった。
これは商品化したらよい値段で売れそうだと胸算用。抜群の味になった。


今朝玄関の戸を開けたら、又もやセロリの束が置いてあった。
又違った農家の方の差し入れらしい。
新鮮で立派に育った野菜は粗末には出来ない。

漬物の追加作業にいそしんだが、それにしてもトマトのピクルス、梅干、果実酒
今日は白菜漬け、冷蔵庫の野菜室にはきゅうりのペッタンコの古漬けや人参のピクルスとブロッコリーの朝鮮漬。
もう保存容器が出尽くした。

           


畑では赤カブや大根が育っている最中でどうします?

晩秋の雨

2010年11月01日 09時31分12秒 | Weblog
まあ~台風通過に時間がかかり、通過しても低気圧がその後居座り、日曜日も雨降り
でそれも相当な雨量である。

土曜日にムスコが夜になって神奈川から雨の中やって来た。
今年の2月にシカゴから帰任して、かのマスコミには話題をさらけっぱなしの
航空会社勤務なので帰任した時は最悪環境に放り出された。

けれど技術者なのでリストラよりも即現場に慣れる前にシフト勤務が始まった。
周囲の勤務者が減る一方で、片方では専門職としての1年間のテスト期間に入った。
職場は順次全員このテストに合格という課題を負いながら勤務が続くが、専門職のため
航空機の運航に関しての範囲が膨大で聞いても見当が付かない。

それだけ乗客は飛行機に乗る利便性と危険性を同時に持ち合わせるのだが、
飛行機を飛ばすという作業の陰には膨大な関係者がかかわっているが陰の苦労を
そこまで乗客は当然知らない。

あと4ヶ月が山場と言いながらテスト攻めと自宅では試験勉強をしながら毎日の勤務
を繰り返し、ムスコはどんどん成長していく。
ヒトの命に関する仕事をしているので神経をすり減らす時間にさらされるが、ある意味遣り甲斐は大きい。

雨に閉じこまれ信州ならではの美味しい食材を地元の地産品店で買い食事
をゆっくり食べるがこういった時間の過ぎ方は誠に早い。

試験勉強をするので1泊で帰るといったが余りにも雨の降り方が激しく、高速運転を
していくには危険すぎるのでもう1泊して朝早く帰ることになった。

今朝、まぶしいほどの朝日がさして朝食をして帰っていく息子を送り出したが
雨で気が付かなかった目の前の山々がこの2日間ですっかりまだら模様に色づいていた。

今日は事務作業が山ほど溜まったため日中公的機関に出入りして用事を足さねばならず
休暇を取った。
お天気が長持ちするかわからないが、暫く振りに青空を見ながらの気持ちが良い午前中になった。


庭ではブルーベリーの葉が紅葉して見事な赤色になっている。
植えて3年目でこのような紅葉とたっぷりつけた実を楽しめる。