信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

逃げないことも才能なんだ

2007年04月30日 23時24分06秒 |  日記
今朝読んでいた新聞に、共感を受けた記事があった。中央林間に住んでいた頃は、休日の朝は比較的ゆっくりとした時間をすごしていたので新聞をじっくり読んでいた。と、何かしらこれはと思う記事や文章があり、切り抜いたりメモしたりしていた。
原村へ来て1ヵ月半経つが、夜まで読めない日も度々ある。退職して、仕事もない人間の言うことではないが、なぜか忙しい。
今日の経済欄で銀座テーラーの復興振りが書かれており、慣性の法則が人の仕事にもあるということ。決まった仕事に慣れてしまうと変えようとしても手間がかかる、コストがかかる、前例がないと否定に入る。組織に長く使った社員ほどその傾向が強くなる。
皮袋を新しくしても、新しい人を入れなければ変わらないということで、会社というところは組織力でのしごとだが意味深い言葉である。
自分も長く会社に勤務した。変革が業務改善につながるといい、結果的には業務の評価になる毎日を過ごしてきたが、反面守りの姿勢も同時にあった。勤務生活が20年であったが、退職としては良い時期であったと思う。
最近のテレビでバンビーノという新番組が始まった。
レストランのオーナーシェフが市村正親であるが、とても味わいのある個性的な演技をするので、好きな俳優だ。
このオーナーが未熟な見習いに向かって「逃げないことも才能なんだ」と言う。他の仕事を経験しないでずっと保健師で来たが、この会社でずっと続けてきたことが、別な会社で働くことよりはるかに難しい気がした。キャリアを積むほどに要求されるハードルは高くなり、知らない、わからないは許されない。失敗も許されない。仕事はどんどん増えても愚痴は言えない。周囲の人間は異動して変わっていく中、うまく行かない人と密着して何年もすごさなければならないときに、逃げ出したくなる。それも度々。
しかし勇気がなかったのか、その場にい続ける結果になった。そして退職を迎えていま異なった場にいるが、逃げないことも才能なんだという言葉には少し違う気がする。
踏みとどまるには才能がいる。才能は努力の別名だと書かれているが、努力は自分の中での評価としてはとても難しい。
大企業にいると逃げ出したくなる人間はとても多い。しかし仕事によっては逃げられない仕事も五万とあるから、考えることは個人個人で違うのだろう。
GWの後半の3日から5日に姪夫婦が子供連れでやって来る。
引っ越して初めての来客になるので大変嬉しい。東京のど真ん中で育った姪の子供に、この山に囲まれた景色の、一気に春になった美しい花々を見てもらいたい。どんな反応をするか楽しみである。
夕方の散歩で気付いたが、日没の時間が長くなっている。
6時半を過ぎてもまだ日が落ちない。東の空には月が出ている。
明日から天候が悪くなると言うがそのような気配はこの景色からは感じられない.

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GWは畑作り

2007年04月29日 21時57分15秒 |  日記
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昨日の嵐から一晩明けると快晴の爽やかな天気になった。
今日は日曜日だ。
しかし周囲は日曜日はなく、かえって天気が良いと農家は忙しいので6時ごろに出かけてしまう。
8時のNHKの小さな旅と教育テレビの趣味の園芸を横目で見ながら、洗濯や掃除で忙しい。
昨日は嵐で外へ出れなかった犬への孝行で、朝食が済んで掃除を片付け、洗濯物を一杯干した後、散歩に出かける。最近まれに見る好天気でしかも温かい。
北アルプス、

南アルプス、八ヶ岳とどこを見てもすっきりと晴れ上がり美しい姿に、昔はわざわざ渋滞の中何時間もかかりこの景色を見に来たのだ。散歩は1時間半もかかり、途中で2匹のうちのお兄ちゃん犬が、何回か4輪駆動の四足を踏ん張って、ブレーキをかけ動かなくなる。しょうがないので抱っこして散歩を続けるがエコーラインは観光客の車が沢山通るが皆笑いながら通る。  
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家に帰ってだらしなくのびた豚犬たちを寝かせたまま、畑で予定していたジャガイモの植え付けを始めた。
植え方は習っていたが、さあ、畑の畝作りは詳しくは聞いていない。鍬で畝作りをするが生まれて始めての畝作り。何とか鍬を篩い、50個のジャガイモを植え、残った畑は別な作物をこの後植えるので再び畝作りに励んだ。途中で開眼して、畑らしい畑に変わっていくその姿に感動し、昼食も食べず3時の火の見やぐらからのオルゴールに仰天。2~3日後はさぞかし筋肉痛で悩むことだろう。
夕方その筋肉痛をいくらかでも和らげようと重い、近くのもみの湯に行った。いつもなら駐車場もそれほど混んでいないのに、今日は異様な雰囲気。
何と松本ナンバーではない車が押し寄せている。受付には列を組んで入湯券を買っている若者達であふれていた。
考えてみたらGWで別荘は電気が点いていて、賑やかだ。どこもかしこも一杯で、列を成し、そそくさと村民はカラスの行水で家に帰ってきた。
私はまだ修行が足りず、GWや夏休みは観光客で一杯になるから村民は家のお風呂に入る、ということを知らなかった。
明日もう一日お天気が良い予報なので、村民は、JAファームで肥料などを買いに出かけて楽しもう。

ヘレン、ミレンのクイーンを見たいが映画館は松本か甲府まで行かなければならない。元の住まいでは車で7分の距離に映画館があったのでレイトショーを見ていた。
このGWが終わらなければ、どこへ行っても人、人、であるから我慢しよう。
・・・・散歩しながら気付いたこと。まだまだ私は勤務中の体内リズムで動き回っている。何もかも予定したことは次々と済ませなければならないとおもいこんで動いている。退職して自分だけの時間しかないのにまだ当分、この習性から抜けるのはいったいどのくらいかかるものか?

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悪天候の一日

2007年04月28日 23時28分31秒 |  日記
>DSCN3045.JPG今月から資源ごみの回収日が、月に1回から2回に増えた。前回は引越しのために使ったダンボールが山になり、大家さんが見かねて乗用車には乗り切れないと軽トラを出してくれた。今回はムスメもおらず自力で一人暮らしの訓練のため早起きして荷造りに精を出した。
回収の会場は桜の花が満開の深叢寺で、相変わらず次から次へやってくる車は軽トラばかり。この村ではメジャーは軽トラだ。小回りが利いて、荷物も沢山積めるし、汚れても気にならない。ごみを出した途端雨が降ってきて、雷はなる、夕方のように暗くなるわで、確か天気予報ではお天気が良いはずだったのに、かなりの雨量になっている。今日の午後は畑にジャガイモを植え付ける予定でいたのに、計画倒れ。

その中裏の家の五郎さんの奥さんが、珍しい品種のジャガイモの種芋を持ってきてくれた。大家さんも福寿草の株を花壇に植えるようにと掘ってくれ、庭で採れたと立派な椎茸を頂いた。このところ近所中から野菜やお花を頂き、有難いこと続き。都会ではありえない現象だ。

夕方になって大家さん親子から茅野にある金頸の湯に一緒に行こうと誘われた。寒いので丁度良い機会で、初めての場所なので喜んで準備する。
 DSCN3051.JPG 途中、中央道の原バス停の脇を通ったときこのまま中央林間に舞い戻りたい気分になった。
住んでいた家を見てみたい、あの付近を歩いてみたいと思うのはホームシックか?まったく縁のなかった土地にいきなり住み始めて、いくらかもとの場所が恋しくなったのかもしれない。娘がカナダへ行って1週間経ち、独りの生活で頭の中は考えることが一杯で、うまい気分転換が出来ていないのかもしれない。
しかし温泉から上がり、大家さん親子と話をしばらくしていたら
気分も晴れた。
家に帰ったら一日中外へ出られなかった犬たちが恨めしそうな顔をしているので、雨も上がったので夜桜見物に深叢寺にお散歩に出かけた。月がこうこうと冴えわたり、気温も低くまるで冬に戻ったような寒さだが桜の花は長持ちしてきれいだった。

                明日は天気も良さそうだから予定変更したジャガイモの植え付けをしよう。


トラブル回避

2007年04月27日 23時01分29秒 |  日記
ぐずぐずしているうちに朝の食事が遅くなった。すばらしく良いお天気で、昨夜の冷え方で庭に植えたハーブ類が凍えて駄目になってしまった。やはりここは野菜を植えるには5月を過ぎなくては遅霜が降りるので早すぎたみたい。
北アルプスが今日ははっきり見えて雪で真っ白になっている。
食後パソコンのインターネットが使用不可になっているのに気付き慌てる。あちこちいじり回したが、稼動せずメールもネットも使えない。
ムスメにいつもおんぶにだっこでセットアップしてもらっていたので、一人暮らしになってやって来た初めのトラブル第一号。
一昨日は水道の漏水で一日工事。昨日は雨戸が外れて2枚も倒れたまま。
今日はパソコントラブル。ADSLの説明書を読みながら、あちこちいじり、1時間後回復した。これこそ達成感というもの。
直った勢いで、カナダのムスメとスカイプでメールでのやり取り。矢のようにお互い言葉を入力し会話をする。
今バンクーバーからビクトリアに移動したそうで、気温は東京と同じくらい。14時間の時差がある。バンクーバーはとにかく消費税も商品価格も高く、旅人は暮らしにくいだろうと思う。元気でいるのが手に取るようにわかるのは、スカイプに感謝せねばならない。1時間などあっという間に経った。
その間犬たちは、昨日の1日3回のお散歩が疲労になったらしく、ずっと寝っぱなしだった。怠慢な犬たち・・・・。
午後は銀行、郵便局周り、買い物などに時間を使い戻ってきたのが5時過ぎていた。
散歩をしないでいると恨めしそうな顔でいる犬たちなので、大急ぎ気温が下がり寒くなり始めた中、いつもの八ヶ岳を見るコース
の散歩を始めた。夕日が南アルプスの方向に沈み美しい光景だ。
今日は周囲の山々の景色を載せるが大分春らしく変化している。
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花が咲き乱れています

2007年04月26日 22時13分45秒 |  日記
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原村に一気に春がやって来た。
どの家でも庭や道路の脇には水仙や芝桜、チューリップ、そして桜や梅、桃が一度に咲きはじめた。まったく美しい風景だ。
昨日の雨も上がり気持ちの良い朝になった。朝早く犬の散歩に出たが、どこもかしこも写真に納めたい風景だ。畑にはほうれん草が芽が出しきれいな模様を作り出している。
上記の2枚の蔵の写真は3月の引越ししてきたばかりのとき撮った写真だが、4月の今の風景とどこか違いが出ている。
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今日は菊作りの手伝いに出かけたが、一日本植えの苗の剪定と、植え込み用の苗の整理をした。今の苗はお彼岸に向けての出荷のための苗を植えている。みよチャン(奥さんの妹)奥さん、八重ちゃんとともにハウスに行っては苗を切り、炬燵で苗の整理をする。その間、さまざまな話が出るのがこれまた面白い。八重ちゃんの言葉は時々ちんぷんかんぷん。私は宇宙人になり???。皆さん方のお話を聞いていると生の原村のニュースが聞けるので急速に原村の住人になって行ける。これはたまらない魅力的なことだ。病院の受診の場所や、畑の野菜の植え付けの時期やその準備など教えていただける。
おまけに毎回、立派なアネモネや菊の株を頂くし、今日などは大きなピンクのヒヤシンスを2本とカモミールの株を掘ってくれた。
お陰で私の借りた畑はどんどん花壇に変化し、お花が増えていく。畑のスペースが減っていき、野菜を植える頃には花壇と畑が逆転しているかもしれない。
社長は今日は冴えない。菊のアレルギーが出て顔や手の指に湿疹が出て赤くなっている。気分も悪そう・・・。
全員で病院へ行くことを勧めたが、忙しい、診察券がどこにあるかわからないなどと、軽くかわされた。ついこの前まで勤務していた職場の社員であったらこのような症状であれば、吹っ飛んで相談に来て即、病院へ直行だ。社長は我慢強いのか、それとも医者嫌いか、あるいは面倒くさいのか、
気の毒な症状なのに・・・。
明日から仕事はしばらくお休みになる。しかし奥さんや八重ちゃんたちは自分の畑の野菜作りに出かける。農家は365日休みはないのよといわれた。
では私もそれに習って明日から畑の勉強をして、種を播いたりジャガイモを植えようと思う

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車のナンバー変更しました

2007年04月23日 22時50分46秒 |  日記
前9時から諏訪市の文化センター内の公民館で、ハローワークの説明会に出席。
初めての場所で車で1時間、ナビを頼りに出向くが、大分早くに目的地周辺ですと終了されてしまいどこにもそれらしき建物がなく、結局地元の人に聞いた。いやぁあせってしまった。
会場での出席者の9割が女性。結構年配の人が多い。諏訪のHWは求人率が高いそうで年々上昇しているそうだ。午前中一杯
職員のお話を聞くが、最近講義形式のセミナーに出席する機会がないので、じっと一方的な話を聞くのは疲れた。資料も沢山あり
失業保険を受けるためのお話は辛かった。

午後は松本まで出かけ、先週の再挑戦の陸運局でのナンバー変更だ。ここでもあっち行き、こっち行き、県によって陸運局の取り扱い方が違いが大きく苦労した。
やっと、相模ナンバーから諏訪ナンバーに変わり番号も希望ナンバーが取れたので終了した時はほっとした。このナンバーに幸多かれ!

その後保険会社で満期の保険の手続きを追え、まったく地理感のない松本市内でパルコに行き無印良品の店に行く。気に入った品物があれこれ見つかり、帰りの時間が5時を過ぎていた。
松本インターから諏訪南インターまで帰ってきたが、最近毎日車に乗っている割に、走る道路が違うので何となくスピードが鈍っていた。。
原村では日中などすれ違う車も少なく、走っている車はほとんど軽トラだ。
しかも枯葉マークが目立つ。せいせいとして何も走っていない道路を走り慣れて来たので、松本市内を走ったところ車も人間も多く駐車場探しは初めての場所のため難しい。1ヶ月に1回東京方面に中央高速で走ってみなければ腕が鈍ること間違いなしだ。
ああ疲れた。今日は一日みっちり脳みそをつかったなぁ。
ムスメは今日はカナダへ出発し明日は息子が出張でカザフスタンへ、姪のオットも中国へ行っているし何だか皆遠くへ行ってしまったような虚無感を味わう。
一日出かけて帰ったためあほ犬2匹が大歓迎で出迎えてくれた。中央林間のときは勤めていたので朝早いし夜も遅い。
犬たちはそれなりに一日のリズムがあったのだが、原村へ来てからは一緒にいる時間が多いので、甘ったれになってしまった。

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山菜摘み

2007年04月22日 02時18分15秒 |  日記
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今日の午後から大家さん親子と一緒に、近所の山林へ 出かけ念願の山菜摘みをした。
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<昨日お宅で家族4人がもてなしを受け、珍しい食べ物が次々に登場。中でも初めて口にした山菜のホップの胡麻和え。あの、ビールの苦味の素のホップが食べられるとは・・・。その美味しいこと!。たちまち皆で食べ尽くした。ホップはこの近辺の山で取れるとのことだったので、明日一緒に山菜採りに行くことを約束した。
エコーラインの傍の山と大家さんの山林の2箇所で、そのホップとやらを摘み取る。山菜取りは数十年ぶり。ムスメはカナダへ行く準備が終了していないし、息子夫婦は石和の温泉以来重症の眠り病に罹っていてソフアーで気絶しており、家に置いて行く。
ホップの芽はノバラの根元に生えていて、棘にやられるのを注意し、木の根は数種採り、蓬の新芽も天ぷらにすると良いそうだ。
山菜取りの服装は長靴と手袋をはめ、頭は帽子をかぶり、腰にびくをぶら下げるがこれも原村に来て始めたファッションだ。
この姿になると雅子さんからよく似合うといつも笑われる。
これでも1ヶ月前まではブランドのスーツ姿で日本橋の1部上場の企業に勤めていたのだが、あまりにもかけ離れた今の姿にこの村の人々は過去の私を信じてくれない。というより馴染み過ぎていると言われる。
山では地面ばかり見ながら山菜を探して摘んでいたら、時々自分ひとりになっているのに気付き慌てる。山の中で迷子になるのはこういう時だとわかった。
思った以上に収穫があり、内心ほくほくして帰宅した。大家さんはいい人で、自分が採ったホップを若い衆に(私の子供を指す)持たせてやってと沢山下さった。
その夜採って来た山菜は天ぷら、おひたし、胡麻和えなどにしたが美味しくてぺろりと食べてしまった。
子供達も若いのに好んでよく食べてくれるので料理する張り合いがある。
この芽吹き時の食物は食べると体中が中身から綺麗になるし、免疫が一杯出来ると信じてしまう。
しかし夢中になって山の中を歩き回った結果、通常になく疲労感が強く夕食が終わった後床に転がって眠りたいと考えていた。
今後、まだまだ山菜の種類は多いので今日はイベントのはしりだ。



ムスメの壮行会

2007年04月21日 01時17分31秒 |  日記
>DSCN3005.JPG 23日にカナダへ出発するムスメの壮行会を行うので、親子、兄弟、嫁の4人が小淵沢のペンションに泊まりゆっくり時間を過ごす予定になった。
まずは、20日の金曜日は夜中に石和の温泉に集合し温泉三昧して朝までぐっすり眠り、原村へ帰った。
全員相当疲れていたようでもっと寝ていたかったのだが、犬を家に置いて来たのが気になり桜も散り気温も高く、木々も緑に染まった初夏の気候の甲府を後にした。
原村はまだ春はそこまでしか来ていない。
それでも車でエコーラインを走ったら田んぼに水が張られ、あちこちでトラクターがしろ掻きをしている光景が見られた。
八ヶ岳はあいにく雲がかかり見えない。家に帰ったら、大歓迎の犬に吠えられ、自分達を置いて行ったと攻められて大騒ぎになった。
夕方、小淵沢のペンションに入り早速夕食を頂く。ここは以前泊まり、食事が美味しいのと、ロケーションがすばらしく建物の前方は南アルプスが大きくそびえ、ため息をつくような景色である。
お部屋が清潔でアメニテイが気に入りムスメの壮行会をするのに選んだ。 DSC_0499.JPG

原村の隣の町の小淵沢なのに、ここは暖かく、桜も散り加減で原村より春は先に来ていた。美味しい夕食にワインが進み、お部屋に戻ったらムスコが沈没、次々に全員虫の息。
こっそり飲み直しして、夜中中語りあかそうなどといっていたのはどこかへすっ飛んでいってしまって、昨日の石和での温泉に続いて又もや寝込んでしまった。
せっかく素敵なペンションに泊まったのに、残った思い出は良く寝たこと。壮行会とは名ばかりで、全員自分の日頃の疲れをグースカ寝てぼんやりした頭でその後過ごした。


美味しいヨーグルト開拓

2007年04月20日 19時49分58秒 |  日記
隣町の富士見町に飲むヨーグルトの生産工場を見つけました。

りんくはこちら→楽酪ミルク工房

場所は入笠山のパノラマスキー場の麓でした。標高の高い場所にあるので八ヶ岳がそれはそれは綺麗に全景が眼下に見え、原村で毎日感動していた景色が又違った場所から見たので新しい発見です。


雪のち晴れ

2007年04月19日 22時08分38秒 |  日記
RIMG0030.JPG 昨夜から降っている雪が気になり、朝になって障子の隙間からそっとのぞいてみたところ庭は写真の有様。

ギョエーと背筋が寒くなった。しかし、春の気配が感じられる中の水分が多い雪なので何だか早く解けそうだ。やっと咲き始めた杏の花に積もっている雪は風情がある。家の中は外が真っ白なので、とても明るい。引っ越して原村に来て降った雪をはじめて見たが、今年は何回見ることになるだろうか。

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雪が降ろうと仕事の日なので、さぞ寒いことだろうと、着膨れして、長靴姿で防備してハウスに出向いた。
社長(雇用主のことをこう呼ぶ)の奥さんが風邪を引かれたとのことでお休みし、八重ちゃんと3人でアネモネのハウスの設備の撤去と刈り取ったお花を軽トラに積んで山の中へ(肥料とするための場所)捨てるまでの作業だ。
アネモネのハウス2棟分を菊の苗を植える土地に切り替えるためのこれまでのものを撤去するが、そのためのさまざまな作業があるのだ。
指示されるがままに動くがどの作業も初めてとはいえ、その都度自分をどじ!だと思いながらやっていた。
昔看護学生のとき先輩看護婦が指導してくれるのだが、もたもたして仕事が遅いあの頃を思い出した。あれから40年も経って60の手習いをしている。今でもそのもたもたが抜けていない。
どの作業も体の全身の筋肉を使い、汗だくになり、厚着してきたのが悔やまれた。
埃と汗と共の肉体労働をしている自分を、元の職場の仲間や社員は想像もつかないであろう 秊
仕事を手伝い始めて、社長や奥さんの働き方に頭が下がる。特に奥さんは何人もでやる作業を一人でやってのけ、とにかく良く働く。


菊の花作りは、東京のお盆と8月のお盆、お彼岸と3回の出荷にあわせ苗を植え、花を咲かせるまで何回も手を施す。
その時期に合わなかったら二足3文とのことで、前倒しで作業の時期を組んでいくそうで、4月の今の時期がもう急がないと間に合わないそうだ。
その道その道何でも決まったことがあるのだ。その知らない分野の仕事をしていることに今の自分がとても魅かれていて、姿格好気にならず汚れても平気でいられる。
最後にトラックの上から刈り取ったお花をフオークで突き刺し投げ捨てていたら、自分も一緒に反動で投げ飛ばされ、ごみの中にいた。
足も腰も肩もみーんな筋肉疲労で今日はおしまい輦。


雪が降っています

2007年04月18日 18時47分53秒 |  日記
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明後日に迫って来た月のマークの友人たちとの定例ゴルフに、さすがにこの4ヶ月まったく練習場に行かなかったことに気が引けて来た。
退職、引越しのためそれどころではなく、これで一生ゴルフから縁がなくなったとさえ思っていた。原村は農村地域だから練習所などどこにもない。ただしゴルフ場はこの富士見から小淵沢、諏訪までかけて山ほどある。
ネットで近辺の練習場を探した。最も近くは富士見のゴルフ場に隣接している練習場があるが、近いけれど標高1,300㍍の場所では、今日のような凍るほど寒い日は、やる気が出ず、低いところの茅野へ出かけた。
茅野市立の運動公園の中にあり、傍に川が流れ、満開の桜並木が延々続き、すばらしいロケーションであった。
前方には蓼科山や、八ヶ岳がそびえ、練習している人が少なく、好き放題に打席が取れ、退職したためかストレスがなくなったので、思い切りボールが打てた。

午後から雪が降り始めた。呆れた呆れた。今、何月なの?
横殴りに降る雪に目がくらみ、積もった雪を見て、夜こんなに積もっているのだから明日の朝はどうなっているのやら・・・・・・。
異常気象もいいところ。





寒い春です

2007年04月17日 01時44分42秒 |  日記
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 午後からあられが降り、雹に変わった。真っ白な粒が天からばらばら降ってきて、ずいぶん久し振りにこのような現象を見た。
もう少し粒が大きいと、野菜が駄目になるそうだ。八ヶ岳は雪が降っているようで、このところ寒い日が続き赤岳や横岳、硫黄岳が真っ白になっている。


午前中は菊の苗の芽を摘み取り整理する仕事だが、先日行ったことなのにやり方を忘れていた。午後はアネモネの株を抜き取る作業をした。


これはまったくの経験のないことで、ひとつひとつその手順を説明受けながら、中腰での作業に腰や腕が痛くなりとにかく新米なので一生懸命やった。
農作業は身体を使い、中腰の姿勢が大半なのでこれまでに使った事のない筋肉をフルに全開させ、さすがに今日は疲れたことよ。けれど初めての経験だし、お花作りなど思い描いていたことが本当になり、やってみると面白いので弱音は吐きたくない。

アネモネのハウス2棟分、一面一杯に咲いている株をこき、この美しい花たちのたたりがないかと、ひそかに素人は恐れながら抜き取り続けたのでした。
宿根草であるので、アネモネは、捨てて肥料になるはずの株の中から元気なものを帰りに頂いてきた。疲れてふらつく腰つきで、土を鍬で耕し庭に植え、これからの自分の庭で眺める楽しみが又ひとつ増えた。原村はまだ寒~い冬であります。


大満足

2007年04月15日 19時02分29秒 |  日記
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今日は日曜日であるが、近所も大家さんも全員働いて畑へ朝から出動しているので、狂犬病の予防注射後、ずっと庭で畑を作り、野菜畑を作り、結局それで一日が終わり日が暮れた。
近所の庭の池の水芭蕉や、原村でもっとも早いとされるお寺の桜の花の写真や、大家さんの庭で咲いた珍しいたった草、それと昨日石灰を播き、肥料を播き、鍬で耕した畑に野菜を植えた写真を紹介する。
最後は庭のハウスで取れた菜花を産直なのでみずみずしいのでこれも写真でお見せしたい。
1,150㍍の高い標高で暮らし始めて、体がそれに馴染まなければいけないのに、その前に毎日肉体労働を重ねている。
そのツケがやがて来るとは思わないが、鍬を使っての労働は筋肉疲労間違いなしだ蓮

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