今朝読んでいた新聞に、共感を受けた記事があった。中央林間に住んでいた頃は、休日の朝は比較的ゆっくりとした時間をすごしていたので新聞をじっくり読んでいた。と、何かしらこれはと思う記事や文章があり、切り抜いたりメモしたりしていた。
原村へ来て1ヵ月半経つが、夜まで読めない日も度々ある。退職して、仕事もない人間の言うことではないが、なぜか忙しい。
今日の経済欄で銀座テーラーの復興振りが書かれており、慣性の法則が人の仕事にもあるということ。決まった仕事に慣れてしまうと変えようとしても手間がかかる、コストがかかる、前例がないと否定に入る。組織に長く使った社員ほどその傾向が強くなる。
皮袋を新しくしても、新しい人を入れなければ変わらないということで、会社というところは組織力でのしごとだが意味深い言葉である。
自分も長く会社に勤務した。変革が業務改善につながるといい、結果的には業務の評価になる毎日を過ごしてきたが、反面守りの姿勢も同時にあった。勤務生活が20年であったが、退職としては良い時期であったと思う。
最近のテレビでバンビーノという新番組が始まった。
レストランのオーナーシェフが市村正親であるが、とても味わいのある個性的な演技をするので、好きな俳優だ。
このオーナーが未熟な見習いに向かって「逃げないことも才能なんだ」と言う。他の仕事を経験しないでずっと保健師で来たが、この会社でずっと続けてきたことが、別な会社で働くことよりはるかに難しい気がした。キャリアを積むほどに要求されるハードルは高くなり、知らない、わからないは許されない。失敗も許されない。仕事はどんどん増えても愚痴は言えない。周囲の人間は異動して変わっていく中、うまく行かない人と密着して何年もすごさなければならないときに、逃げ出したくなる。それも度々。
しかし勇気がなかったのか、その場にい続ける結果になった。そして退職を迎えていま異なった場にいるが、逃げないことも才能なんだという言葉には少し違う気がする。
踏みとどまるには才能がいる。才能は努力の別名だと書かれているが、努力は自分の中での評価としてはとても難しい。
大企業にいると逃げ出したくなる人間はとても多い。しかし仕事によっては逃げられない仕事も五万とあるから、考えることは個人個人で違うのだろう。
GWの後半の3日から5日に姪夫婦が子供連れでやって来る。
引っ越して初めての来客になるので大変嬉しい。東京のど真ん中で育った姪の子供に、この山に囲まれた景色の、一気に春になった美しい花々を見てもらいたい。どんな反応をするか楽しみである。
夕方の散歩で気付いたが、日没の時間が長くなっている。
6時半を過ぎてもまだ日が落ちない。東の空には月が出ている。
明日から天候が悪くなると言うがそのような気配はこの景色からは感じられない.
原村へ来て1ヵ月半経つが、夜まで読めない日も度々ある。退職して、仕事もない人間の言うことではないが、なぜか忙しい。
今日の経済欄で銀座テーラーの復興振りが書かれており、慣性の法則が人の仕事にもあるということ。決まった仕事に慣れてしまうと変えようとしても手間がかかる、コストがかかる、前例がないと否定に入る。組織に長く使った社員ほどその傾向が強くなる。
皮袋を新しくしても、新しい人を入れなければ変わらないということで、会社というところは組織力でのしごとだが意味深い言葉である。
自分も長く会社に勤務した。変革が業務改善につながるといい、結果的には業務の評価になる毎日を過ごしてきたが、反面守りの姿勢も同時にあった。勤務生活が20年であったが、退職としては良い時期であったと思う。
最近のテレビでバンビーノという新番組が始まった。
レストランのオーナーシェフが市村正親であるが、とても味わいのある個性的な演技をするので、好きな俳優だ。
このオーナーが未熟な見習いに向かって「逃げないことも才能なんだ」と言う。他の仕事を経験しないでずっと保健師で来たが、この会社でずっと続けてきたことが、別な会社で働くことよりはるかに難しい気がした。キャリアを積むほどに要求されるハードルは高くなり、知らない、わからないは許されない。失敗も許されない。仕事はどんどん増えても愚痴は言えない。周囲の人間は異動して変わっていく中、うまく行かない人と密着して何年もすごさなければならないときに、逃げ出したくなる。それも度々。
しかし勇気がなかったのか、その場にい続ける結果になった。そして退職を迎えていま異なった場にいるが、逃げないことも才能なんだという言葉には少し違う気がする。
踏みとどまるには才能がいる。才能は努力の別名だと書かれているが、努力は自分の中での評価としてはとても難しい。
大企業にいると逃げ出したくなる人間はとても多い。しかし仕事によっては逃げられない仕事も五万とあるから、考えることは個人個人で違うのだろう。
GWの後半の3日から5日に姪夫婦が子供連れでやって来る。
引っ越して初めての来客になるので大変嬉しい。東京のど真ん中で育った姪の子供に、この山に囲まれた景色の、一気に春になった美しい花々を見てもらいたい。どんな反応をするか楽しみである。
夕方の散歩で気付いたが、日没の時間が長くなっている。
6時半を過ぎてもまだ日が落ちない。東の空には月が出ている。
明日から天候が悪くなると言うがそのような気配はこの景色からは感じられない.