菜種梅雨らしき雨降りの毎日が続いたが、桜の季節が終わるとともに、春の花々が
一気に咲き始め、しかもツツジ、水仙、花桃や藤、シバサクラ、チューリップと季語になるのは何かいな?
と考えるほど家々の庭先はきれいな花で散歩のたびに感嘆する。
昨年紫の花を咲かせたハーブ類も今年の成長はダントツに早い。
それもこの1週間真夏のような日中の気温で農家がにわかに忙しくなり外を頻繁に
トラクターが走り、田んぼには水がはられた。
まだアルプスの山の頂上は雪が残り、間もなくすると田植えが済んだ水田には残雪の山々が
この地方ならではの景色となる。
畑に野菜を植えねばならない気温となり、畑の土を起こして土作りをしなければならない。
しかし昼間の気温が高すぎて作業するには熱中症の恐れが出て、朝早く起きての
仕事となった。
孫を週に3日預かるので予定をきちんと立てての農作業を行う。
土を起こし、苦土石灰を撒き、肥料を混ぜ込み、それから畝立てを行い、植える野菜の種類に合わせて
マルチを張る。
原村での野菜作りは教本どおりにしたつもりでも終末園芸のため、けっこういい加減だったと思う。
伊那に定住し本気で始めたら時間が足りなくなった。
それでも着々と畑の畝を造りマルチを張っていったのだが、庭は歩き始めた
マゴの格好の遊び場になった。
シバサクラやタイムのじゅうたんは花が咲き始めそれはそれはきれいな眺めだが
マゴはその上でジャンプして遊ぶ。
家の周りには農業用水の水路に囲まれ、三峰川からの豊富な水が放水され始めた。
深さは5センチくらいであろうか、その日によって放水量が違うが、
マゴはそれを見つけてしまった。
芝の土手を歩き、いきなり長靴ごと飛び込んでジャブジャブ足踏みした。子供にとっては
とんでもなく面白い遊びであろう。
冷たくなると這い上がり、間もなく又恐れる様子も無く飛び込んでいく。
その繰り返しで着ている洋服はずぶぬれとなる。
その後は庭に戻り私が苦心して張ったきゅうり用のマルチの上を裸足で行ったり来たり。
折角ピンと張ったマルチは盛り上げた土も崩れデコボコと成り果てた。
土と水は子供にとっておもちゃにも勝る大親友だ。
多分、都会の高層マンション暮らしのお母さんにとっては気絶するほどのマゴの
姿、格好であろうと思われる。
泥だらけの全身に迎えに来たムスメは驚く様子も無く抱えて家に入りシャワーの水を浴びせ
て洗っている。
自分が都会育ちで規制されながらちんまりと育った思いが
自分の子供には田舎育ちの醍醐味を植え付けたいのであろう。
今年の夏は泥と水とでどれだけ毎日汚れるか考えたくもないが、おばあさんとしては
奨励する側に回っている。
一気に咲き始め、しかもツツジ、水仙、花桃や藤、シバサクラ、チューリップと季語になるのは何かいな?
と考えるほど家々の庭先はきれいな花で散歩のたびに感嘆する。
昨年紫の花を咲かせたハーブ類も今年の成長はダントツに早い。
それもこの1週間真夏のような日中の気温で農家がにわかに忙しくなり外を頻繁に
トラクターが走り、田んぼには水がはられた。
まだアルプスの山の頂上は雪が残り、間もなくすると田植えが済んだ水田には残雪の山々が
この地方ならではの景色となる。
畑に野菜を植えねばならない気温となり、畑の土を起こして土作りをしなければならない。
しかし昼間の気温が高すぎて作業するには熱中症の恐れが出て、朝早く起きての
仕事となった。
孫を週に3日預かるので予定をきちんと立てての農作業を行う。
土を起こし、苦土石灰を撒き、肥料を混ぜ込み、それから畝立てを行い、植える野菜の種類に合わせて
マルチを張る。
原村での野菜作りは教本どおりにしたつもりでも終末園芸のため、けっこういい加減だったと思う。
伊那に定住し本気で始めたら時間が足りなくなった。
それでも着々と畑の畝を造りマルチを張っていったのだが、庭は歩き始めた
マゴの格好の遊び場になった。
シバサクラやタイムのじゅうたんは花が咲き始めそれはそれはきれいな眺めだが
マゴはその上でジャンプして遊ぶ。
家の周りには農業用水の水路に囲まれ、三峰川からの豊富な水が放水され始めた。
深さは5センチくらいであろうか、その日によって放水量が違うが、
マゴはそれを見つけてしまった。
芝の土手を歩き、いきなり長靴ごと飛び込んでジャブジャブ足踏みした。子供にとっては
とんでもなく面白い遊びであろう。
冷たくなると這い上がり、間もなく又恐れる様子も無く飛び込んでいく。
その繰り返しで着ている洋服はずぶぬれとなる。
その後は庭に戻り私が苦心して張ったきゅうり用のマルチの上を裸足で行ったり来たり。
折角ピンと張ったマルチは盛り上げた土も崩れデコボコと成り果てた。
土と水は子供にとっておもちゃにも勝る大親友だ。
多分、都会の高層マンション暮らしのお母さんにとっては気絶するほどのマゴの
姿、格好であろうと思われる。
泥だらけの全身に迎えに来たムスメは驚く様子も無く抱えて家に入りシャワーの水を浴びせ
て洗っている。
自分が都会育ちで規制されながらちんまりと育った思いが
自分の子供には田舎育ちの醍醐味を植え付けたいのであろう。
今年の夏は泥と水とでどれだけ毎日汚れるか考えたくもないが、おばあさんとしては
奨励する側に回っている。