Il film del sogno

現実逃避の夢日記

永遠のこどもたち/ラ・ボエーム

2008-12-30 03:27:00 | 日記
12/29(月)晴れ
通常の週明け。地下鉄も座って通勤。昨日から休みの某大企業のガランとした本社巨大ビルは、店子で入っている奉公先だけが営業を行う。ご苦労様なこってす。雑務を整理して身辺を清掃すれば、はや正午。ビールと乾き物とサンドイッチで簡単な打ち上げ。退社して有楽町へ出る。シネマ同好会の恒例の納会に選択した演目はスペイン・メキシコ合作のスピリチュアル・ホラー。ダークなファンタジー『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロが惚れこんで制作を買って出ただけあって、新鋭J・A・バヨナの演出とセルシオ・G・サンチェスの脚本は、過去の名作ホラーの類似以前に独特の世界観あり。スペインにも【達磨さんが転んだ】ってあるんですな。良く出来た怖く美しい作品であった。終演後、新宿に出る。紀伊国屋ホールで弁士・小楽団付きの無声映画を観賞。場内満員。プッチーニの手によるオペラがあまりに有名だが、リリアン・ギッシュが主演を務める映画版は古典的な悲恋もの。弁士・澤登翠はバンツマ作品に続き2度目であったが、その名調子に感心。楽団との息もぴったりであった。貴重な体験をした。終わって21:00。駅近くのイタリア料理店で2時間の懇親。池袋から徒歩帰宅。入浴のついでに風呂場の掃除を終える。
コメント
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