初冷麦

7/5（日）雨時々曇り
ぐずついた梅雨らしい休日。珍しく体が重く疲労を感じる。11時近くまで床で愚図愚図する。定番のブランチの後は愛犬をトリマーに連れてゆく。幸い雨が一時的に止んでおり散歩がてら徒歩で出向く。ジムで遠泳してロビーで新聞各紙を精読。帰宅するころには再度雨がぱらつく。夕刻、駅前のブックオフで書籍購入、カフェで拾い読み。買い物をして帰宅。夕餉は頂き物の冷麦を天麩羅とともに食す。わが亡母の隠れたる逸品。幼少の頃から夏の定番メニューであった。最後に食べたのは何時だったろう。遠い遠い記憶の触感が蘇り感無量。

ひつじのショーン～バック・トゥ・ザ・ホーム～

7/4(土)雨
明け方就寝。珍しく昼近くまで惰眠を貪る。十数年来使っていない居間のエアコンから異音がする。天井埋め込み型ゆえコンセントの所在もわからぬ。電源が入っていないことは確かだが不快な金属音は止まらぬ。メーカーのサービスセンターにコールするも案の定週明けの対応を告げられる。愛犬と留守番の午後は清掃に勤しむ。居間で再放送のドラマなど見ているうちに日が暮れる。深夜に近所のシネコンで英国制作のクレイアニメを鑑賞。観客10名程度。『ウォレスとグルミット』で名を挙げたスタジオ・アードマンの作品。ウォレス～を見たのはもう10年も前か。好奇心旺盛なひつじのショーンの冒険譚。意味のあるセリフは一切ない。いやはや笑った。これは無声映画の手法と伝統を律儀に守った佳作である。キャラが解りやすく愛らしい。老若男女誰が見ても余程のへそ曲がりでない限り楽しめるだろう。大満足で小雨が降り続く深夜の街道を走って帰宅。