5/22(木)晴れ
寝坊して8時台に起床。ネットで検索して隣町のシネコンで邦画のシリーズものを予約。上映一時間前に到着してベーカーリー・カフェで朝食とモーニング珈琲。正方形の小さな小屋はほぼ満席。過去ブログから・・・第一作目の感想(12/8/25)フレームは典型的なピカレスクロマン。濃いキャラを芸達者達が小気味よく演じてそれなりに楽しめた。ヒロインの起用には賛否あるか。林遣都は一皮むけたな。金に色はついていない。経済感覚とか金銭哲学とはそれを扱う人間の間尺でしかない。ただ一つ、額に汗して働いた報酬とギャンブルで得た同額のあぶく銭の価値が同じで良いわけがない。説教臭くなく金にまつわる愛憎も鋭く描かれていて少し感心。第2作目の感想(14/5/16)パートワンのリアリティには感心した記憶あり。業界裏事情を踏まえた群像劇であるが、登場人物たちが発する警句も決まってなかなか奥が深い。旬な脇役陣を揃えてキャストも渋く豪華である。これは文句無く面白い。金は人を幸福にもさせるし堕落もさせる。・・・2年おきに発表されているわけですな。すっかりストーリーの細部は忘れているが、電子日記は本当に便利である。毎回、泥沼にハマる愚かな輩が出てきて、その醜悪な自滅がお話のテーマになっているわけであるが、今回は怪しきマルチ商法。笑えるようで笑えないエピソードもあり、金の魔力は凄まじい。一旦帰宅して雨も上がったので愛犬の散歩。早目の夕食を駅前のファミレスで摂って読書。
9/21(水)曇り
曇天そして秋の到来を思わせる涼しさ。秋はいつもひそやかに訪れる。終日業務に勤しむ。定年後の処遇面談あり人事担当者に毒つく。大物案件のハコを完成。ノー残デイにも拘わらず3時間の残業。帰路、新宿で途中下車してテアトルでレイトショウ鑑賞。休日前のサービスデーだからか、場内ほぼ満席。原作・佐藤泰志、監督・山下敦弘、オダギリ・ジョーと蒼井優の恋愛譚。刺さりましたな。函館の景観と普通なようで普通でない男女の関係。いとおしく切ない。年度ベストの一本。細かな雨が降り出した繁華街を抜けて家路に就く。