11/7(月)晴れ
定刻起床。すっかり冷え込んで布団から出るのが少し辛い。休み明けとは思えない穏やかな月曜日。出張精算と報告書作成。昼にチャンポン。土産の菓子と蜜柑が好評を博す。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーでアルモドバルの新作を鑑賞。この監督の真骨頂である語り口、サウンドトラック、色彩感覚などなど魅力満載。相変わらず女性を綺麗に撮っている。客席は2割も埋まらず閑散。但し尖がった映画通には好評でありましょう。
11/6(日)晴れ
7:30起床。自然薯とみそ汁で朝食。8:30には姉宅を出て鹿児島空港に10:00着。11:00発のソラシド便にて羽田着12:30。奉公先に寄って16:00帰宅。愛犬と散歩してジムで遠泳。そのまま近所のシネコンで邦画を梯子鑑賞。コミックスから深夜枠のTVドラマ、更には劇場版と続いて今回はその続編。まぁドラマ版のオムニバスのような構成。毎度の定番献立と少し泣かせるエピソード。河井青葉や小島聖をフューチャーするあたりは渋い。観客10名弱と閑散。続いても単館系のインディー作品。こちらも未読だが原作コミックスあるそうな。新進の女流監督の前作は観ていて大いに感心している。以下、過去の日記から引用。【渋谷のシネマライズで無名監督の初商業作品をレイトショウ鑑賞。驚いたことに若年層中心に場内9割の入り。主演の少女たちは売出中の歌舞音曲ユニットらしい。表向きは女子高を舞台にした青春群像劇である、が、開巻10分で凡百のアイドル学園モノとは全く異質のシロモノであることが判る。弱冠20代の女流監督の煌びやかな才気とセンスが感じられる。映画と云う虚構とアイドルと云う虚像が化学反応によって不可思議なリアリティを生んでいた。とんでもない感性と才能をもった新人が現れた。終映後にアイドル評論家と監督のトークショウあり。相当キレますよ、この娘は。次回作が大いに楽しみである。】・・・という2年半前の記述はそのまま今作にも当てはまる。前作がフロックでないことが証明され大いに楽しんだ。出演作が目白押しの主演二人にとっても現時点での最良作であろう。この手の生きの良い邦画の出現を喜びたい。
11/5(土)晴れ
九州は心持ち暖かい。8:00起床、カマスの干物、明太子などの朝食後に散歩に出る。10:00、姉と甥とで長島へ出張る。風光明媚な小島にてグラスボートに乗り込む。外国船の船員だったそうな船長のガイドにお客は我らと若いカップルの5名。小一時間のクルーズを終えて道の駅で海鮮丼の昼食。巨大ショッピングモールで夕餉の食材を調達して海岸線を眺めて帰宅。夕食には特製餃子と新鮮な刺身とイノシシ・鹿の燻製。熊本に単身赴任中の義兄も帰ってきて賑やかな食卓。適度な運動で食事も美味い。珍しく12時過ぎに就寝。
11/4(金)晴れ
少し寝坊をして7時自宅発。羽田へ向かう。9:20発のスカイマークで福岡へ。昼前に博多入り。長浜で本場の九州ラーメンを食して14:00拠点で臨店。2時間の業務をサクサク済ませて天神まで徒歩移動。TOHOシネマズで16:30開始の米国アニメを鑑賞。観客20名前後、中央に外国人の若いグループが。ああオリジナルのニュアンスが解ったら、さぞ痛快だろうに。全くの予備知識なく開巻15分でぶっ飛んだ。これはトイストーリーの裏ビデオ版のような怪作である。お下劣ではあるがクオリティーは極めて高い。米国エンターテイメントの奥行きの深さを遺憾なく発揮した問題作だと思ふ。主演後、地下街を徘徊して岩田屋の地下で高級洋菓子を調達し、19:00には九州新幹線さくらへ乗り込む。1時間半後、出水駅に姉と甥が迎えに来ており21:00には阿久根の姉宅に到着。