Il film del sogno

現実逃避の夢日記

オーディション

2025-02-27 20:44:32 | 映画
2/27(木)晴れ
四日続いた非番明けの出勤。6:30起床。朝食、散歩、通勤電車、カフェで一服、定刻に仕事はじめ。休み中のポカが見つかり、同僚からの指導メモでガックリ。昼まではホール利用者との打ち合わせ。昼食に日本蕎麦。午後もあくせく動いて15分ほどの残業もする。18:00帰宅。アマゾンプライムで2000年製作の邦画を視聴。公開時以来の再見。村上龍の原作小説は刊行時に読了。≪DEAD OR ALIVE≫で度肝を抜かれた三池崇史監督作。椎名英姫のヒロイン起用は芝居の出来ないことを逆手に取った戦略的キャスティングである。すっかり忘れていたが、広岡由里子や根岸季衣が良い仕事をしている。イタ・グロい主人公(石橋凌)の受難シーンと彼がみる悪夢が相乗効果となって不快感は最高潮に達する。ホラー・サスペンスとして実に良く出来ており、三池監督の初期の佳作だと思ふ。
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銭湯(サウナ)考

2025-02-26 21:40:10 | 日記
2/26(水)晴れ
初春の如き暖かさ。非番最終の四日目。8:00起床。散歩、朝食、雑用。昼前にチャリで隣駅の銭湯へ行く。もとは典型的な昭和の銭湯だったが、10年程前にリニューアルされ、美術館のようなファサードに生まれ変わった。前々から気になっていたが、初訪問。デポジット(100円)付き靴箱の鍵を受付に出す。料金大人550円サウナ550円。合計1,100円也。ロッカー施錠のカードとサウナの鑑識をもらい入場。メインバスにジェット、電気、バイブラ付き、炭酸泉、シャワー。10名ほど入れるサウナに水風呂と言う構成。天井は高くガラスエリアも広く快適。夜はプロジェクションマッピングでお洒落に彩られるそうな。ウリの露天は黄土色の濃厚な古代天然温泉。ラインアップはそれなりに豊富。サウナは95℃を超えてキチンと熱く水風呂は17℃と程よく冷たい。但し備え付けのソープ・リンスなし。ドライヤーも3分20円と微妙にせこい。飲料自販機あれど冷水機なし。脱衣所も広いとは言えず、湯上がりに休むスペースもない。休憩中であったがマッサージ室あり、料金は3~8千円まで。外観も植樹が多く中庭にはカメもいてオアシス感を演出。難点を上げるとすると≪刺青≫がOKと云うことだろう。ファッション・タトゥーの類ではなく本チャンの彫り物を背負っている初老男子と湯船に並んだ。これは緊張する。しかしロッカーの施錠に戸惑っていると親切に教えてくれたのも龍を背負ったお兄さんでありました。1時間の入浴を済ませてトトノイました。帰宅途中にスーパーで買い物。兄貴分と2度目の散歩のあと野暮用で池袋まで足を延ばしてミッション完了。夜はひたすら読書。
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トリリオンゲーム

2025-02-25 21:32:32 | ドラマ
2/25(火)晴れ
今週末まで気温が上がり週末は春の暖かさとなる予報。非番三日目。8:00起床。散歩、朝食、清掃。同僚のメールで先日の施設撮影に取りこぼしがあったことが発覚。いやはや画竜点睛を欠きました。カメラマンと担当者の間に入って日程調整。桃の節句に再撮影決定。バタバタしているうちに午後となる。すっかり外出が億劫となり自室のPC・ディスプレイで連続ドラマを視聴。原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一のコミックスあるようだが、未読。度胸とハッタリの≪ハル≫と、気弱なパソコンオタクの≪ガク≫コンビによる成長・成功譚。人物配置はお約束、個々のエピソードにも新味はないが、テンポとキレでグイグイ押してきますな。主要キャスト、目黒蓮・佐野勇斗・福本莉子・今田美桜の贔屓筋は彼らのキャリアパスとして押さえておくべき作品でありましょう。夕方、強風のなか公園を散歩。夜は机の整理をして古い写真を発見。兄弟姉妹のラインで披露。大いに盛り上がる。当たり前であるが子は親に似る。血は争えない。

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御上先生

2025-02-24 21:36:41 | ドラマ
2/24(月)晴れ
非番二日目。8:00起床。厳寒も継続。散歩、朝食、雑用を済ませてTverで見逃したテレビ番組を視聴。基本的にはリアルタイムで連続ドラマを観ることはないが、初回の出来や周囲の評判などから継続視聴を決めている。当番組は初回から引き込まれる内容だった。脚本・詩森ろばに刮目したい。『新聞記者』は注目したドラマだったが、その共同脚本にクレジットされていることを最近知った。長く劇団を主宰して作・演出を続けていたようである。≪野に遺賢あり≫その才能には大いに感心した。配役も良く、演出手堅い。今後も楽しみである。昼過ぎにチャリで奉公先へ。先日来から撮影した成果物納品に立ち会う。無事、担当者のチエックが終わり一段落。往復1時間強。アップ・ダウンあり、結構な運動になった。16:00兄貴分と2度目の散歩。夜はひたすら読書。
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ゆきてかへらぬ

2025-02-23 21:17:24 | 映画
2/23(日)晴れ
旗日(天皇誕生日)の日曜日。8:00起床。まだまだ寒い。散歩、朝食、雑用を済ませて近所のシネコンへ。10:55上映開始の邦画は一昨日からの公開。観客は中高年中心に3割弱程度と興行的には苦戦か。昭和文学史に於ける、中原中也・小林秀雄・長谷川泰子の三角関係はつとに有名だとおもうが昨今の若い衆には、それらは何者じゃ、かもしれない。夭折した天才詩人と批評の神様ふたりの間で揺れ動く女優の卵の愛憎譚。タイトルは泰子が著した自伝。(この女傑は90歳近くまで生きた)監督・根岸吉太郎、脚本・田中陽造と云うのはオールド邦画ファンにとっては懐かしい名前である。前者は【遠雷】、後者は【ツィゴイネルワイゼン】と云う1980年代の代表作がある。広瀬すずの康子、木戸大聖の中也、岡田将生の秀雄と云うキャストは、なかなかソソる。苦心したであろう大正時代の京都・東京の家屋や街並み(プロダクションデザイン・CG合成含む)に感心。美術・衣装やカメラの質感なども好ましい。しかし最終的には、変種のファムファタルものとして3者のアンサンブル(熱演)を楽しむ作品だろう。蛇足だが幾つかのトレビア。・教科書などで紹介されている童顔風の中也の写真は、実物とはかけ離れているようだ。友人たちの証言では典型的な【オヤジ顔】だったそうな。・中也も秀雄も相当な酒乱。・中也の身長は150cm程度。泰子は160cmを超えるノミのカップルだった。帰宅途中で義父母・義妹の墓参り。15:00帰宅して2度目の散歩。夜はYouTubeで懐メロを聴く。


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文化カレッジで街の消長を知る

2025-02-23 00:54:57 | 日記
2/22(土)晴れ
遅番明けの早番は少々キツイ。深夜2時就寝7時起床。それでも兄貴分と散歩を済ませて元気に出勤。午前中は財団とエリアガイドボランティア共催の会合に裏方参加。受講料を徴収し資料を配布し講演者に差し入れしたり会場設置と後片付け。業歴70年、お茶屋の隠居の昔話や郷土研究科の講話などを拝聴してお勉強になりました。午後も車両のナビデータ更新や洗車、ホールの入場整理など。17:45退所。帰宅してゆっくり読書。
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ゴッドファーザー〈最終章〉:マイケル・コルレオーネの最期

2025-02-22 00:37:55 | 映画
2/21(金)晴れ
終末の遅番出勤。寒波の影響で寒さ厳しい。8:00起床して散歩、朝食、雑用を済ませて出勤。奉公先では年寄り3人で利用者対応に大わらわ。プリンターの不調やレジの打ち間違い、パスワードの変更などアナログ人間には難題ばかり。21:45定刻退所して帰宅。アマゾンプライムでゴッドファーザー・パートⅢの2020年に再編集されたバージョンを視聴。これは話が長くなるので追って記したい。
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イデビアン・クルー『バウンス』

2025-02-21 09:26:57 | 演劇
2/20(木)晴れのち曇り
三連続非番の最終日。寒いことは寒いが陽が射せば早春の気配も。8:00起床。月初に予定しているイベントの日程調整に一苦労。年寄りはみな我儘である。清掃・散歩・雑用多々。夕方、三軒茶屋へ向かう。駅前のファミレスで帯同者と合流して早めの夕食。18:00世田谷パブリックシアターで「イデビアン・クルー」の公演を鑑賞。同集団は井手茂太が主宰するダンスカンパニーである。一般にはあまり認知はされていないが、我にとってはCMや演劇での振り付けで馴染である。特にMODEの一連のカフカもの振り付けは素晴らしかった。舞踏の世界も奥が深い。日本人の身体特徴を生かした、そのパフォーマンスは、所謂コンテンポラリーダンスの中でも異彩を放つ存在として世界的な評価も高いようである。簡素な舞台美術であったが、サンプリングされた音楽が面白い効果を上げていた。21:30帰宅。
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浪人街

2025-02-19 21:20:47 | 演劇
2/19(水)晴れ
快晴なれど寒気強し。8:00起床。散歩、朝食、雑用を済ませて地下鉄で銀座まで。12:30帯同者と合流して焼き魚が美味い越後屋 八十吉にて鯖の塩焼き定食の昼食を摂る。13:30新橋演舞場到着。明日から始まる演目のゲネプロを鑑賞。同演目はマキノ正博の監督で1928年に制作されたものがオリジナル。その後、同じ監督で3回セルフリメイクされている。個人的には黒木和雄監督の4回目のリメイク作品が初コンタクト。映画は脚本に笠原和夫、役者は原田芳雄、樋口可南子、石橋蓮司、勝新太郎という豪華な布陣。10年程前に名画座で再見して、改めて傑作であることを再認識。群像劇として
キャラが屹立しておりました。さて舞台である本作。主演は丸山隆平、相手役に玄理と小粒感は否めませんな。ラスト近くの大立ち回りの殺陣も迫力不足。本人たちには悪いが長身でスタイルが良すぎて侍姿が似合わない。いやはや名作の舞台化は難しい。

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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

2025-02-18 21:42:30 | 映画
2/18(火)晴れのち曇り
年度最後にして最大の寒波が到来しているようで昨夕からミッチリ寒い。8:00起床。散歩、朝食、清掃と雑用を済ませて近所のシネコンへ出向く。11:00開始の香港映画には平日の昼間と云う時間帯もあり観客20名程度と閑散。敬愛するブロガーさん推奨作。原作小説と漫画あるようだが未読。本国では大ヒットして続編製作も決定しているそうな。≪香港カンフーもの≫もコアなファンが多いジャンルだろう。単純明快な爽快アクション映画。まず、一度は観光してみたかった九龍城砦のセット(?)が凄い。その雑然たる魔窟感が、本作を語る背骨と云っても良いだろう。また個性的なキャラクターたちが繰り出す多彩な武闘シーンも迫力満点。殺陣やバトルシーンは、もはや劇画である。ツイ・ハークやジョニー・トーなどの香港ノワールの諸作同様に解りやい。ストーリーラインのアクセントは復讐と友情。体育会系のドンパチもド派手。川井憲次のスコアは無論のこと挿入歌の「ダンシングヒーロー」や「モニカ」の使い方にも感心かんしん。大満足でエンドロールを見上げる。 
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不思議な街 雑司が谷

2025-02-17 21:23:24 | 日記
2/17(月)晴れのち曇り
昨日に続き寒さも一段落の一日。6:30起床。朝食、散歩を済ませて元気に出勤。10:00大塚から都電に乗って鬼子母神前まで。地名の由来は、南北朝時代に宮中の雑色(下級役人)の職にあった者がこの地に土着したから、など諸説あり。近くの古い霊園には夏目漱石、竹久夢二、ジョン万次郎、サトウハチロー、小泉八雲、金田一京助、永井荷風、東條英機などなど数多くの著名人が泉下に眠る。副都心に近い割には閑静な街並みが続く。但し所謂商店街がない。住民は何処で買い物をするのだろう。10:30カメラマンと待ち合わせ、千登世橋教育文化センター内にある兄弟館の施設撮影。複数の会議室、音楽室、多目的ホール、美術室などを1時間の休憩を挟んで16:00まで撮影する。16:30帰館。上長との面談を30分。17:15定刻退所。帰宅して兄貴分と2度目の散歩。夜は自室でひたすら読書。

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アヌジャ

2025-02-16 21:29:54 | 映画
2/16(日)晴れ
最低気温7℃、最高気温16℃と暖かき休日。8:00起床。散歩を終えてノンビリ部屋の片づけをする。近所のシネコンへ出向こうとするも腰が重い。サブスクでドラマなどを眺めつつ、友人とラインで情報交換。午後、2度目の散歩を済ませてネットフリックスで配信されている短編映画を視聴。舞台はインドだが米国製作らしい。 2025年アカデミー短編実写ノミネーション作品。尺は22分。実際にある児童権利保護団体の協力により作られたそうな。縫製工場に勤める姉妹が実にリアルでいじらしい。週7日一日14時間働かされている。現代インドの女工哀史である。世界のどこかで行われている労働搾取。教育の機会も奪われている。宙ぶらりで後ろ髪をひかれるようなエンディングは、観る者に安易な決着をつけさせない。大いに考えさせられるドキュメンタリー風問題作。

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一枚のハガキ

2025-02-16 12:43:18 | 映画
2/15(土)晴れ
如月も半ばを過ぎてポカポカ陽気。昨日はバレンタインデーでありましたが、隣席のバイト君はお菓子作りと手芸が趣味の中性的な男子でありが、手作りのガトーショコラをくれた。これがじつにうまかった。奉公先では初めての残業(3時間)を経験する。自分がしでかしたチョンボの後始末である。平均年齢80歳越えの社交ダンスの同好会にホールの舞台を貸し出す。その稽古を客席で見守り、設営の助手をする。21:00帰宅。深夜に公開時に見逃していた新藤兼人の遺作をアマゾンプライムで視聴。2010年製作。監督が99歳の時の作品である。監督作45本、TVドラマも含めた脚本は370本を超えると云う斯界の巨星である。原作モノからオリジナル、大作からインディー系まで、その諸作は多岐にわたる。遺作はその出自と反戦・反骨精神の塊のような驚嘆の力作でありました。

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Broken Rage

2025-02-14 21:03:35 | 映画
2/14(金)晴れ
終末の非番。年金振込日。8:00起床。散歩を済ませて近所のパーラーで朝食&新聞精読。帰宅して清掃。居間でまったりしていると気が付けば午睡していた。TV画面をアマゾンに切り替えると、本日から配信開始の北野武の新作がトップページに出てきた。尺は1時間。さらにシリアス編が終わるとコメディ編で折り返して実質のストーリーは30分。お話は初老の殺し屋の潜入捜査モノで新味なし。タイトル通り、自身の暴力団もののセルフパロディである。おもしろくもなんともない。冗談のような凡作。熱狂的なファン以外に、この作品を評価する者がいるのだろうか。それなりのキャストがもったいない。
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仕掛人・藤枝梅安

2025-02-14 01:24:13 | 映画
2/13(木)晴れ
三日連続の出勤。6:30に起床して、朝食、散歩、カフェでモーニングコーヒーと新聞精読。8:15奉公先一番乗り。流れるような動作で朝のルーチン業務をこなす。8:45カメラマン来館。午前中は施設内を案内して撮影助手。社内食堂であるインド料理店で遅いランチ。午後も淡々と業務を行い定刻退所。帰宅して兄貴分と2度目の散歩。夜はアマゾンプライムで一昨年公開時に見逃していた時代劇を視聴。池波正太郎の原作は若年の頃に既読。古くは萬屋錦之介が映画で演じ、小林桂樹、緒形拳、渡辺謙のTVドラマも見たことはある。さて本作、池波正太郎生誕100年記念企画、時代劇チャンネル創立25周年記念作品でもあるそうな。監督はフジTV出身の河毛俊作、脚本が大森寿美男、音楽に川井憲次と云うスタッフに豊川悦司、天海祐希ほか豪華キャスト。陰翳ある画像と丁寧な美術セットや小道具など、本格時代劇として堂々たる出来映えである。良き役者・優秀なスタッフを揃えれば、まだまだ時代劇は面白い。特に天海祐希とフードコンサルに金星献上。これは大スクリーンで観たかった。


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