Il film del sogno

現実逃避の夢日記

異人たち

2024-04-21 20:15:42 | 映画
4/21(日)曇り後雨
7:30起床。散歩、朝食を済ませて8:30チャリで西荻に向かう。途中コンビニでモーニング(アイス)コーヒー。定例の集会に参加。恭しく神前で頭を垂れ信者の体験談を拝聴。教区長の長説教に閉口。但し不穏な時代こそ宗教が活きる。お下がりの花2輪を頂き、12:00義父義母義妹の眠る菩提寺で墓掃除と献花・焼香。街道沿いの丸亀製麺で昼食。14:00帰宅。兄貴分と2度目の散歩に出る。暑くも涼しくもなく日差しも優しく快適。夕方、愛車に乗って近所のシネコンまで。先週末から公開された16:20上映開始の英国映画には観客9名と閑散。原作小説である山田太一の「異人たちとの夏」は刊行時既読。監督・大林宣彦、脚本・市川森一、主演・風間杜夫、ほか片岡鶴太郎、秋吉久美子、名取裕子がキャスティングされた松竹映画(1988年製作)のリメイクであるが、大筋の設定のみ踏襲して内容(特にエンディング)は大きく改変されている。英国人監督・アンドリュー・ヘイの過去作はシャーロット・ランプリング主演の「さざなみ」に甚く感銘した記憶あり。本作もロンドンのタワマンを舞台に美しい夜景や夜明けのシーンが、不調和なサウンドトラックとともに幽玄的な雰囲気を醸し出して独特の世界観あり。主人公をゲイにしたのは如何にも世相である。ハードな濡れ場シーンのリアリティは、幻想的なラストとコントラストを成して効果的であった。これは映画でしか表現できない不条理ともメルヘンともとれる終わらせ方でありました。親子愛や孤独な者たちへの哀惜を描いた佳作だと思ふ。
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岩村城下町

2024-04-21 19:36:17 | 旅行
4/20(土)晴れ
異郷の宿屋で6:00起床。周辺を散策、大浴場で入浴、バイキングの朝食。9:00チエックアウト。徒歩で駅前の旧中山道をぶらついて、9:30中山道広重美術館を見学。体験版画や期間限定特集の三代歌川豊国展を冷やかして並びのクラシカルなサテンで一服。11:00昨夜の友人の運転で彼の実家のある岩村城下町へ行って周辺見学。20年落ちの軽自動車が軽快に田舎道を走る。その町並みは、枡形や町中を流れる疎水など、江戸の昔を思わせる。全長約1.3kmの街道沿いには商家や旧家、なまこ壁などが並び古き良き時代を感じさせる。県下では高山市三町・白川村荻町に続いて3番目に「重要伝統的建造物群保存地区」として選定され、NHK朝ドラ「半分、青い。」や映画「銀河鉄道の父」のロケ地にもなったそうな。悪友は商店街の酒屋のドラ息子である。彼のガイド(講釈付き)で名所・旧跡を3時間ほど周る。15:00再会を約して別れ、往路を辿って帰路に就き、21:00無事帰宅。兄貴分と夜の散歩を済ませて入浴・就寝。長い一日でありました。


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30年振りの同窓会

2024-04-21 19:05:28 | 旅行
4/19(金)晴れ
有休消化日。7:30起床。散歩、朝食、弁当作り。10:00家を出て地下鉄とJRを乗り継いで品川まで。急ぐ旅でもなし先日ネットで予約した『ぶらっとこだま』で名古屋まで。時間は1時間ほど余計にかかるが、料金は2,500円ほど安い。14:00名古屋着。そこから在来線で尾張一宮まで特急で10分。駅周辺をぶらついて時間をつぶす。長く来ていない間に駅前は激変していた。15:00ちょうどに旧友の運転する車がロータリーにやってきた。新車のベンツである。同乗して中央高速で目的地の岐阜県・恵那まで70キロのドライブ。車内よもやま話をしているうちにナビの案内で今夜の宿泊先のホテルに到着。大浴場で汗を流して休憩。17:00ロビーに更なる旧友が現れて今夜の宴席会場である居酒屋へ。30分ほど遅れて最後の旧友が揃ったところで乾杯。卒業して42年、直近で会ってからでも30年以上の月日が流れている。昨日の夕餉の献立も思い出せないのに、何故10代後半のこっぱずかしい体験は良く覚えているのだろう。4時間みっちり飲んで食べて語って散会。ホテルに帰って泥のように眠る。
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