Il film del sogno

現実逃避の夢日記

オーシャンズ/ラブリーボーン

2010-02-14 02:28:00 | 日記
2/13(土)霙混じりの小雨
どうも休みの前日に夜明かしする癖がついてしまった。明け方就寝。睡眠は3時間も取れば良いのだけれど目覚めた時は時計の針が頂点を廻っている。夕方から行動開始。ジムで遠泳してシネコンヘ。
膨大な時間とフィルムを消費して完成された海洋ドキュメンタリーは、宣伝惹句を読むまでもなくスタッフの忍耐と技術を集結させた労作である。大画面いっぱいに広がる海洋生物の知られざる生態は、ハイテク機材なくしては不可能であったろう。クジラ・イルカ・マンタ・カニ・イカ・ウツボ・サメ・コブダイ・ペンギンその他諸々。長生きはしてみるものです。良い物を見せてもらいました。
ニュージーランド出身の鬼才監督の新作は連続殺人鬼に命を奪われた娘と家族の物語。あの世への手前で苦悩する若い魂を語り部にした新味はあるが、メルヘンタッチのCGの洪水は少し趣味に合わなかった。デビュー当時のP・ジャクソンは何とも言えない野趣あり、ロード・オブ・ザ・リング以降には巨匠扱いされているが、この監督の身上はゲテモノやキワモノ趣味にあると思う。単なるシリアルキラーを描いていたほうが良かったか。
劇場でのジャンクフーズが本日の栄養補給のすべてという不健康な一日。されどジムでの定期身体測定では前月比2ポイントアップ。体力はスポーツ選手並みだとか。まぁ慶賀である。
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ゴールデン・アワー

2010-02-13 03:44:00 | 日記
2/12(金)曇り
1時間程度の睡眠で定刻起床。さして辛くもなし。午前・午後とも平穏に過ぎる。讃岐うどんの昼食と新商品の打ち合わせ。ライバル会社へ恨みのメール。決裁と捺印。贈答二品。夕刻、退社後にいそいそと中央線に乗って三鷹を目指す。贔屓劇団の公演は、やや知名度のある役者を起用した8年ぶりの再演。かつて下北沢の小劇場で観劇した時の静かな感動を今でもよく覚えている。演劇はその場その場で様々な余韻を残して霧のように消えてゆく刹那的な芸術である。立派な小屋でキャリアのある役者を使おうが感動が再現されるとは限らない。観劇後、駅前の中華料理店で多彩な小皿料理で一献、〆に名物塩ラーメンを食す。美味也。
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涼宮ハルヒの消失

2010-02-12 02:18:00 | 日記
2/11(木)雨
終日雨だった、のだろう。昨日(本日)は明け方就寝。短時間睡眠が自慢の自分もタガを外せば幾らでも眠れる事が分かった。目覚めたのは午後3時であった。更にそれから2時間ほど布団の中で愚図愚図する。アンケート会社の調査員からの電話で本格的に起きる。取り敢えず外出。朝昼を兼ねた食事をマックでしてジムで遠泳。時計は早くも午後8時。地下鉄で繁華街に出る。映画館のある通りをぶらついてレイトショウの演目を眺める。未見は一本。どうもアニメのようである。3~4年前に弱年の同僚から小説を勧められて読んだことがある。はてそのタイトルは【~の憂鬱】だったような…。1/3ほど読んで面白くなかったので返した記憶あり。それはさておき場内に入って仰天。若年層中心に超満員。まぁ内容はどこぞの何かに似たようなキャラやストーリーではありましたが、スタッフの作画や構成は紛れもないプロのお仕事。それもかなりハイレベル。予備知識のないものには少し戸惑いもあったが、2時間半以上眠くもならず楽しく鑑賞。今風のアイコンや何でもありのSF的世界観で修飾されても、つまり[愛]のお話なのですね。なかなか良いモノを見せて頂きました。冷たい雨の中、終電に乗って帰宅。
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昼に焼き肉 夜中華

2010-02-11 03:05:00 | 日記
2/10(水)曇り後小雨
曇天なれど寒さも一休み。午前中は有楽町イトシアの協業先へ事情聴取。昨日の友は今日の敵となるやもしれぬ。帯同者と喫茶をしながら善後策を協議。昼は銀座で豪華焼肉定食を食す。午後は事務所に戻りひたすら決裁と雑務に追われる。小僧に小言を言っているうちに日は暮れて非生産的な残業に突入。夜は同僚と中華で一献。休日前の店は勤め人のグループで大変な混雑。テーマはアルバイト遍歴。店を出れば火照った体に霧雨がまとわりつく。定刻帰宅。
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あんた、小遣い幾らもらってる?

2010-02-10 02:39:00 | 日記
2/9(火)晴れのち曇り
午前中は定例の会議。ウダウダしているだけで昼になる。昼食は事務所1階のコンビニで調達することに。398円也のがっつり弁当というのがあり、我のような水飲みサラリーマン相手にはワンコイン以下でないとモノは売れないのでありましょう。午後、打ち合わせ数件。懸案の問題があり新スキームによるカウンター提案を出さなくてはならない。スタッフともども頭を抱える。夕方、歯科医で奥歯を削る。夜、近所の居酒屋で妙齢の事務系婦女子達と拠点の若造を囲んで一献。小遣い(自分の自由になる毎月の遊興費)は幾らか、という話題で大いに盛り上がる。妙齢のお姉さま方の一致した意見。『2万3万は金じゃない。月に14~5万は使う』に山の神に財布を握られている殿方達はタジタジ。気がつけば零時近く。
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パワーランチ

2010-02-08 23:22:00 | 日記
2/8(月)晴れ
夕食後のうたた寝が災いして、深夜のお仕事の後、明け方、床につくも結局眠れず朝を迎える。平日の平均睡眠時間は3~4時間。年取ると眠らなくても済むとはいえ我ながらタフ也。午前・午後と千客万来。シティーホテルのレストランで同業他社の営業マンから豪華ランチを馳走になる。イベリコ豚のロースト、ほんのりカレーの香りがしてこれはいける。食後のチョコレート菓子が美味いと思ったらゴディバ謹製でありました。来客の合間に打ち合わせ各種。重要会議では案件が却下され営業受難の時代である。夜もVIPとの打ち合わせが押して帰宅時間が遅くなる。鳩首会議をしても解決できない問題山積。帰路、ジムでエクセサイズ。プールで2キロ弱の遠泳をして毒素を抜く。定刻よりやや早めの帰宅。
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サヨナライツカ/トイ・ストーリー1・2

2010-02-07 23:07:00 | 日記
2/7(日)晴れ
やや寝坊して10:00起床。朝食をサッサと済ませ愛車で近所のシネコンヘ。午前の部は11:00開始の邦画(監督は韓国人ですが・・・)。往年のアイドルタレント久々の主演映画は辻仁成が書いた同名小説の映像化。そういえばこの二人は夫婦ですな。Netでは悪評ぷんぷん(特に原作ファン?)ですが、風光明媚なタイのロケーションや落ち着いた色調とイ・ジェハンの演出は悪くない。しかしR-15の理由は分からない。あの程度の濡れ場で大胆などという言葉を使ってはいけない。もとから主演女優に思い入れは無し。異国で出会った美男美女のよろめきと割り切ればいいのだが、25年後のエピソードは蛇足だろう。辻褄が合わない設定だし。
午後は一転、ディズニーとピクサーのダッグによる記念すべきデジタル・フルCGアニメの一作目とその続編を連続鑑賞。話題の3Dでの上映。良い子を連れた親子連れで場内ほぼ満席。本作以降バグズ・ライフやファインディング・ニモなどキラ星の如き傑作を生み出した夢の工房のクオリティが当初から高水準であったことを再認識した。伏線やギャグが良く練られている。シナリオに最も時間をかけているという風評は事実だろう。
夕刻からジムで遠泳。週末のプールは程好い空き加減。帰宅して夕餉を孤食。
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食堂かたつむり/インビクタス 負けざるものたち

2010-02-07 03:38:00 | 日記
2/6(土)晴れ
快晴なれど強風。それも北からの寒き厄災。されど我が日中は過半を屋内で過ごし快適也。本日は邦洋画の梯子。
午前の部。ベストセラー小説の映画化ははやりの食い物を素材にした癒し系?映画。かもめ食堂以来この手のテイストの作品は多い。まぁどんなジャンルでもそうだが肝はキャスティングと細部へのこだわりだろう。本作では柴崎コウと余貴美子の母娘と美術スタッフの色彩感覚や造形がそれにあたる。山間部の長閑な風景と浮世離れした登場人物たち。ラスト近くはファンタジー色が一層濃くなり好みが分かれよう。偶然、昨夜NHK(教育)のバラエティー(お笑い?)番組を観て、その美術に感心していたらエンドロールで本作の監督・富永まいの名前を観た。新進気鋭のクリエーターなのだな。
午後の部は、ここ数年傑作のつるべ打ちが続くイーストウッドの新作を鑑賞。齢80になんなんとして意気軒昂なり。本作は南アのネルソン・マンデラ大統領を主人公にした実話を基にしたスポーツ・ヒューマンもの。エピソードを聞き予告編を観ただけでも感動が約束されているような作品。前半は問題山積の国内政策に苦悩する国家元首、後半はスタジアムでの死闘。全編手堅い演出で要所要所でじんわり胸が熱くなった。さすがイーストウッド。
夕刻、ジムでエクセサイズ。帰宅して久し振りに家族と夕食。しかし我は寡黙也。黙々と箸を動かし咀嚼と嚥下を繰り返しマンデラもプライベートは幸福ではなかったという映画の描写を思い出していた。
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ボーイズ・オン・ザ・ラン

2010-02-06 05:04:00 | 日記
2/5(金)晴れ
今週は早く感じた1週間。まぁ普通に慌ただしい週末。午後、出来ない坊主に変わり西東京へ営業に出張る。寒風吹きすさぶ中、広い構内をトボトボ歩く。左足土ふまず周辺が痛む。初めて会う担当者は気のいいあんちゃんであった。しかしどこもコストダウンの要求ばかりである。夕刻新宿に戻りテアトルで単館系の邦画を鑑賞。監督・三浦大輔が座長を務める劇団ポツドールの芝居は何本か観ている。舞台人で映画に進出してあまり成功した例はないのだが、あの作風が映画そのものになるとも思えず、まぁ期待してスクリーンを見上げた。結論から先に記せばこれは年度何本もない傑作である。原作は未読の青年劇画。主人公を銀杏BOYZ・ボーカルの峯田和伸にしたことが正解。大したキャラである。脇役陣よし。これほどひ弱なヒーローものもない。エンドロールに流れる楽曲に泣かされた。青春は薄汚く惨めで恥ずかしいものであることを思い出させてくれた。帰路ジムでエクセサイズ、定刻、冷え切った自宅に帰る。
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嗚呼あの時の一手が・・・(激闘5時間)

2010-02-05 01:43:00 | 日記
2/4(木)晴れ
昨夜もみぞれが降って連日寒い朝。コートを着ようか、もう少しの辛抱か。毎度の午前中。野菜のふんだんに入った味噌ラーメンを昼食とする。午後は芝浦へヒアリングへ出張る。同業他社の提案をひっくり返そうという目論見。相手は総務・経理の上品な紳士。帯同2名とトリオで切り込む。経費削減が金科玉条の昨今なかなか情にはすがれない。帰路、急遽卓を囲むこととなり、メンバー二人を招集。毎度の雀荘で毎度の激戦。すべてあと一歩の判断の迷いともうひと押しの勝負勘が鈍り天使はわが双肩で休息せず。傷心の身を終電に揺られて帰宅。深夜食として雑煮を自棄食いする。
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フローズン・リバー

2010-02-04 03:26:00 | 日記
2/3(水)曇り後みぞれ
いつも通りの朝。寒い。午前中は何事も起こらず。昼食にトンテキ(つまり豚肉のステーキ。300グラムのボリュームあり)。重い。午後には顧客訪問の上、金の算段をヒアリング。貧すれば鈍するか。残業もそこそこに帰路、渋谷で途中下車してシネマライズで渋い単館系の洋画を鑑賞。少しうたた寝をしてしまって内容が斑なのは自業自得でありましょう。凍てつくカナダとの国境近くのニューヨーク。底辺で暮らすシングルマザーふたりの物語。凍てつく河を渡り危険なビジネスに手を染めてゆく過程と切ないラストが心に響く。小屋を出れば小雨はみぞれに変わっていた。帰宅すれば台所の隅に煎り豆が転がっていた。今日は節分。
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晩飯のモンダイ

2010-02-03 02:17:00 | 日記
2/2(火)晴れ
昨夜の雪が氷になった都会の朝。何事もなく一日が始まる。午前中は秋葉原の取引先へ年に一度のプレゼン。値上げの説明と値下げの推奨。昼に和光のとんかつ。夕方まで会議。残業してジムでエクセサイズ。スーパーで買い物。自宅に夕餉の準備がなくなってからどれくらいたつだろう。明るい食卓も。
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初雪や 帰宅を急ぐ 靴の跡

2010-02-02 01:38:00 | 日記
2/1(月)曇り後雨後雪
如月初日は曇天からみぞれ混じりの雨がやがて本格的な雪に変わった。子供のころと違い雪を観ても興奮することがない。明日は奉公をズル休みしようか知らん。大事な商談がありそうもゆかぬ。
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ゴールデン・スランバー/パラノーマル・アクティビティ/Dr.パルナサスの鏡

2010-02-01 03:02:00 | 日記
1/31(日)晴れ
睦月晦日。今朝も愛車のバッテリーがあがる。義父の麻雀仲間の軽自動車で発動。近所のオートバックスの開店(10:00)に飛び込み、メンテナンスフリーの高級品を購入。金20,000弱也の出費。とほほ。元気になった愛車に乗ってシネコンヘ。
午前の部。伊坂幸太郎原作のアクションものは、主人公がテロリストの罪を着せられ展開する逃亡劇。これはまた彼がかかわった友人たちの青春懐古譚でもある。個性的で多彩な登場人物達が織り成す追いつ追われつの活劇は、豪華キャストもあり2時間半厭きることはなかった。仙台のオールロケや伏線も効いた秀作でありましょう。
午後の部。製作費120万のインデペンデントの小品が単館のレイトから100億を超える全米大ヒットとなった実録ホラー。その昔ブレア・ウイッチ・プロジェクトという同様の作品があったが、それの室内版である。1時間半若いカップルの日常をホームビデオが映し出す。さて悪霊の正体は…。アイデアや作風は出来の良い学生の同好会作品といったところだが、ヒタヒタと忍び寄る超常現象はやはり怖い。それに怯える登場人物の所作が怖いのだろうけど・・・。
夕方から2時間ジムでエクセサイズ。
夜の部は、テリー・ギリアムの新作を鑑賞。これは一昨年逝去したヒース・レジャーの遺作でもある。1000歳を超えた移動劇場のあるじは鏡の中で人の深層心理を視覚化することができるのだが・・・。未来世紀ブラジルやバロンをものした監督の独創的な筋立てと美学が炸裂した絵作りでヒースの代役を務めた大物俳優たちの好演もあり大いに楽しめた。
公私ともに嫌なことばかりが続く昨今。
文字通りの映画三昧の幸福な休日。
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