Il film del sogno

現実逃避の夢日記

猿ロック/しあわせの隠れ場所

2010-02-28 14:48:00 | 日記
2/28(日)晴れ
どうも風邪をひいたようである。就寝4時、起床午後3時。10時間以上眠ったのはちょっと記憶にない。そういえば鼻がむずるし悪寒のした。食欲はあまりない。しかし、このまま床にいてもしょうがない。愛車に乗って近所のシネコンヘ。今週封切の邦画と洋画を梯子鑑賞。合間に食事や喫茶で栄養補給。しかし自分の鋭気はスクリーンから映し出される光と影であることが今更ながら解った。
深夜のTVドラマの映画版は少し出来の良い2時間ドラマのような内容。これは好きな役者を観に行くと割り切らないと損をした気分になるかも。しかし、比嘉愛未ちゃんは化けるかもしれない。
マネー・メイキング・スター(女優の部)NO.1になったサンドラ・ブロックの新作は実話を基にしたウエルメイドな良い話。これは正攻法な演出・脚本と役者の演技が奏功した結果でありましょう。素直にぐっと来るシーンが2~3あり、エンドロールのスナップなんぞ心憎い。アメリカンドリームはそこかしこに。
帰宅すれば日付は変わり、親族から花見のお誘い。そんな季節である。
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赤目四十八瀧心中未遂/すべて彼女のために

2010-02-28 03:20:00 | 日記
2/27(土)曇り時々雨
深夜日付が変わる頃2~3時間の仮眠をしたせいで妙に目が冴えて眠れない。明け方、遅い晩飯とも早い朝食ともいうべき間食をして、はやりの歌をパソコンで聴く。9:00には家を出て池袋へ向かう。新・文芸坐で宣伝費をふんだんに使った話題の邦画に関連した催し(監督・荒戸源次郎の過去の製作・監督作を連日上映)があり、見逃していた作品をようやくつかまえることができた。道行・心中とくればダメ男と逞しく強かな女というのは定番。色々と粗もあるが、なるほど最近国際的な賞を獲った主演女優は確かに良かった。決して上品でない邪な血統を感じる。これは努力や鍛錬ではどうにもならない役者の業のようなものだと思う。続いて【陽炎座】の上映があったようなのであるが、完全熟睡で目覚めたらエンドロール。(苦笑)更に監督と助演女優の大楠道代によるトークショウあり。この破天荒な映画製作者は数度にわたる破産を繰り返し、自身私生活が【人間失格】だそうな。映画は魔物なり。終わって夕刻、余勢をかって有楽町に出て本日初日のフランス映画を梯子鑑賞。これは平凡な教師が無辜の罪で服役している愛妻を救い出す脱獄ものの変形である。開巻から余韻のあるラストシーンまで、実に細部までよく練り込まれたヴァイオレンス&サスペンスの佳作でありました。いいですねぇ、欧州映画。特におフランスには【ロスト・サン】や【あるいは裏切りという名の犬】のように極力説明を排したノワールものに傑作多し。役者がまた渋い。キラキラした聖林のようなウソ臭さがない。大満足で帰路、ジムで遠泳。22時過ぎ帰宅。
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