Il film del sogno

現実逃避の夢日記

サヨナライツカ/トイ・ストーリー1・2

2010-02-07 23:07:00 | 日記
2/7(日)晴れ
やや寝坊して10:00起床。朝食をサッサと済ませ愛車で近所のシネコンヘ。午前の部は11:00開始の邦画(監督は韓国人ですが・・・)。往年のアイドルタレント久々の主演映画は辻仁成が書いた同名小説の映像化。そういえばこの二人は夫婦ですな。Netでは悪評ぷんぷん(特に原作ファン?)ですが、風光明媚なタイのロケーションや落ち着いた色調とイ・ジェハンの演出は悪くない。しかしR-15の理由は分からない。あの程度の濡れ場で大胆などという言葉を使ってはいけない。もとから主演女優に思い入れは無し。異国で出会った美男美女のよろめきと割り切ればいいのだが、25年後のエピソードは蛇足だろう。辻褄が合わない設定だし。
午後は一転、ディズニーとピクサーのダッグによる記念すべきデジタル・フルCGアニメの一作目とその続編を連続鑑賞。話題の3Dでの上映。良い子を連れた親子連れで場内ほぼ満席。本作以降バグズ・ライフやファインディング・ニモなどキラ星の如き傑作を生み出した夢の工房のクオリティが当初から高水準であったことを再認識した。伏線やギャグが良く練られている。シナリオに最も時間をかけているという風評は事実だろう。
夕刻からジムで遠泳。週末のプールは程好い空き加減。帰宅して夕餉を孤食。
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食堂かたつむり/インビクタス 負けざるものたち

2010-02-07 03:38:00 | 日記
2/6(土)晴れ
快晴なれど強風。それも北からの寒き厄災。されど我が日中は過半を屋内で過ごし快適也。本日は邦洋画の梯子。
午前の部。ベストセラー小説の映画化ははやりの食い物を素材にした癒し系?映画。かもめ食堂以来この手のテイストの作品は多い。まぁどんなジャンルでもそうだが肝はキャスティングと細部へのこだわりだろう。本作では柴崎コウと余貴美子の母娘と美術スタッフの色彩感覚や造形がそれにあたる。山間部の長閑な風景と浮世離れした登場人物たち。ラスト近くはファンタジー色が一層濃くなり好みが分かれよう。偶然、昨夜NHK(教育)のバラエティー(お笑い?)番組を観て、その美術に感心していたらエンドロールで本作の監督・富永まいの名前を観た。新進気鋭のクリエーターなのだな。
午後の部は、ここ数年傑作のつるべ打ちが続くイーストウッドの新作を鑑賞。齢80になんなんとして意気軒昂なり。本作は南アのネルソン・マンデラ大統領を主人公にした実話を基にしたスポーツ・ヒューマンもの。エピソードを聞き予告編を観ただけでも感動が約束されているような作品。前半は問題山積の国内政策に苦悩する国家元首、後半はスタジアムでの死闘。全編手堅い演出で要所要所でじんわり胸が熱くなった。さすがイーストウッド。
夕刻、ジムでエクセサイズ。帰宅して久し振りに家族と夕食。しかし我は寡黙也。黙々と箸を動かし咀嚼と嚥下を繰り返しマンデラもプライベートは幸福ではなかったという映画の描写を思い出していた。
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