穏やかな雀風

1/15（水）曇り
雪の予報も出ていたそうだが曇天止まり。午前中はワイワイガヤガヤガス抜きのような会議。クラシカルな喫茶店で美味くもないランチをとる。午後は来客。評判の悪い担当者も正月に遭えばおめでとう、今年もよろしくと大人の対応。あとは雑用を少々。夕刻定時に退社して新宿で毎度の定例会。幸先良く初回トップを獲るも続かず収支トントン。勝負の機微を感じる。帰宅して愛犬と遊ぶ。至福の時間なり。

病気見舞いは突然訪ねよ

1/14(火)晴れ
日本列島を寒波が覆う。連休後の業務開始は同僚の急病欠勤連絡でスタート。不在を機に机の整理を行う。出るわ出るわガラクタと脈絡のない書類の山が。半日かけてファイルに分類。夕刻、当人を見舞うために田園都市線たまプラーザへ出張る。不毛なやり取りは記すまい。常に自己管理を心がけ身辺は整然としておきたいものである。気合が入らず駅前のイタリアンカフェで夕食を摂って早めの帰宅。詰まらぬTVドラマなんぞを眺めてダラダラとする。

キリングゲーム

1/13(月)晴れ
愛犬との散歩で一日がスタート。インドアでエクセサイズ、カフェで読書の後、シネコンでデ・ニーロとトラボルタの競演作を鑑賞。中高年中心に3割程度の入り。出演作が続く齢70の大御所と還暦近い永遠の不良少年との対決という設定はなかなかソソる。インデペンデント製作の低予算作品であるが、流石に名優同士、手を抜くことなく老体に鞭打ってアクションをこなしておりました。お話がシンプルなだけに役者の力量が要求される。同じビッグネーム対決なれど《大脱出》なんぞより余程面白い。拾い物の佳作なり。夕方からジムで遠泳。夜は愛犬と入浴。

トリック 劇場版ラストステージ

1/12(日)晴れ
連休中日。さしたるイベントもなく昨日同様にインドアとシネコンで午前中終了。TVドラマから派生した邦画は、副題通りこれが最後だそうで宣伝にも力が入っている。９時台初回の集客は2割程度。もともと思い入れなく期待もしていなかったが、これは相当お粗末な出来栄えだと思ふ。完成度とは別次元であるが、主演女優は相変わらず凜として美しい。良かったのはそれくらいか。やや憮然として帰宅して掃除を少々。早目の夕食後ジムで遠泳。夜はくだんの作品のTVドラマ版を鑑賞。映画公開にあわせた援護射撃放映。ベタなパロディ丸出しで最後まで観たわけではないが、こちらのほうが余程気が利いていた。昨日同様、愛犬と居間でうたた寝しているうちに朝を迎える。

ジャッジ！

1/11(土)晴れ
朝食後にインドアでエクセサイズ。そのまま近所のシネコンで本日公開の邦画を鑑賞。９時台のスタートゆえ３割程度の入り。いわゆる業界（内幕モノ）のハチャメチャコメディーである。この手の作品はおふざけを大真面目にやらないといけない。監督はCMプランナー出身だそうで、豪華キャストの過剰演技と小ネタの使い方など大いに笑える。往年の東宝サラリーマンものを連想した。骨格（造り）は同じである。一旦帰宅して清掃など。夕方からジムでエクセサイズ。夜は町田まで出張り友人（ギタリスト）出演のライブを聴く。郊外のライブハウスには２０名程度の観客。夕食はそこの名物・猪カレー。２時間のプログラムで名曲カバーやオリジナルの演奏を楽しむ。

大脱出

1/10（金）晴れ
漸く週末。立川、調布、池上、田端と挨拶回りを行って池袋でフェイドアウト。夕刻、サンシャインシネマで（かつての？）２大スター競演の聖林大作を鑑賞。客席は２割程度とちと寂しい。序盤の掴みや設定は悪くなかったが、徐々に造りが粗くなって最後は力業でメデタシというのは如何なものか。肉体派の双璧による四つ相撲では、相応の見せ場は必要だったのだろうが痛々しさも感じられた。ジムでエクセサイズをして帰宅。愛犬は足痛で散歩禁止。居間で添い寝をして朝を迎える。

男はつらいよ 寅次郎純情詩集

1/9(木)曇り時々晴れ
連日の直行で埼玉・戸田に集合。次いで池袋・新宿と挨拶回り。日暮れ前であるが早めにフェイドアウトして池袋に戻り新文芸坐でかつての松竹の屋台骨を支えた大ヒットシリーズの1本を鑑賞。76年製作。ハタチそこそこの壇ふみが清々しく、ちょうど30才年長の京マチ子と母娘でダブルマドンナを演じていた。堅牢なストーリーラインは毎度同じ。安心して観て笑って少し涙ぐんだ。まぁ名人芸でありましょう。役者もシナリオも演出も。終わって古本屋で人気シナリオライターが初監督作に挑んだドキュメント本を購入。カフェで精読。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

1/8（水）晴れ時々曇り後雨
天気予報が午後から雨ということでビニール傘持参で早朝から挨拶回り。日比谷・銀座・麻布十番と周り、夕刻には新宿・武蔵野館でヴァンパイア映画を鑑賞。尖がった単身者が過半で観客数は20名前後。ホラー？ゴシック？いやいやこれは紛れもないジャームッシュ印の異端映画である。役者良し、こだわりの小道具やら引用も良し、音楽良し、ロケーション良し。起伏の乏しい展開で観客のテンションを維持させる演出手腕は流石である。不老不死で永遠に生き続けねばならぬ選ばれし者の倦怠と恍惚。単館アート系の王道の如き傑作なり。夜は毎度のメンバーで年度初打ち。詰まらぬチョンボで勝機を逃がしてマイナススタート。意気消沈して雨のなか帰宅。

苦手なパーティーでの身の処し方

1/7(火)晴れ
年始挨拶続く。溜池山王、昼食を挟んで田町、飯田橋、本郷三丁目、そして夕方には水天宮のホテルで取引先の賀詞交換。知人多数。勢いのある会社は活気がありますな。雁首並べて参加しても商売に結びつかないのが辛いところ。お土産（ドライフルーツケーキ）を貰って揚々と帰宅。愛犬の後左足に異変あり、病院で生まれつき脱臼しやすい体質とか。1週間の散歩禁止命令下る。犬は痛いの痒いの云えぬから察するしかないが元気に尾を振るところが不憫である。

赤々煉恋

1/6（月）晴れ
奉公先の仕事始め。朝には恒例の年始の訓示があり、午後から川崎で年始廻りをスタート。夕刻、明治記念館で重工業メーカーの賀詞交換会に参加。1時間人混みに揉まれて頭を下げ続ける。夜は新宿・角川シネマで単館上映されている邦画を鑑賞。観客10名弱。単身の男性が多いのは主演女優目当てか。お話はゴースト少女のあれありこれあり。原作あるそうだが未読。製作サイドのやりたいことは解るが、このレベル・クオリティでお金を取ってはいけないのではないか。キチンとした役者を使っているのだから、もう少しシナリオを何とかしないと熱演しているヒロインほか演者が可愛そうである。説得力のないヒロインの絶叫にこちらが気恥ずかしくなった。早めに帰宅できたので寒風吹きすさぶ中愛犬と散歩。少し左後ろ足を引きずっている。気がかりである。

天使の分け前／ローマでアモーレ

1/5（日）曇り
8時前に愛犬に起こされお散歩。朝食を摂って池袋へ出張る。新文芸坐で昨年見逃していた2本を梯子鑑賞。中高年層単身者過半で4割以上の入り。ケン・ローチとウディ・アレンを並べるところが渋い。一貫して労働者階級を描いて77歳のローチと洒脱で皮肉なコメディーを得意とする78歳のアレン。老いて盛んな創作意欲に敬服する。各々名人芸の域に達している佳作でありました。帰宅途中で床山とジム。夕刻から愛犬と散歩。明日から憂鬱な仕事始めである。

ウォーキング with ダイナソー

1/4(土)晴れ
正月気分も三が日まで、のはずが明け方就寝10時起床。午前中はインドアで白球を打って午後にシネコンで今年度の初鑑賞。演目は英国製作のアドベンチャーもの。２D吹替版。ほぼ満席で9割は親子連れ。実写と最新のCGで7千万年前（白亜紀）の恐竜たちが再現されて、これは凄い。お話は古典的な成長譚であるが弱肉強食の食物連鎖やリーダーシップなど子供の学習教材としても良く出来ていた。愛犬との散歩、ジムで遠泳をして帰宅。

Netで年賀状

1/3（金）晴れ
さしたるイベントもなくダラダラと正月休みが続く。新年になってキチンと寝具のなかで眠っていない。深夜のTVを眺めて居間で愛犬と寝入り明け方起こされる。雑煮と御節も三日目。用意した年賀状を使い切り、予想外の相手への返信に流行のNetはがき作成を申し込む。手順に従い絵柄を決めて住所を打ち込んでクリック。官製はがきに印刷の上、発送して貰えるそうな。10枚ほど依頼して1,000円程度。これが高いか安いか。愛犬との散歩以外は自室で読書。贔屓作家の新聞小説を読了。地方都市の中学2年生男子の死亡を巡るサスペンスである。人物の書き分けが巧く社会的な問題提起もあり感心。最も多感なティーンエイジャーたちとその周辺の心理描写や対人関係に共感したり苦笑したり。子供は常に社会の鏡である。

すき焼きパーティの連荘

1/2（木）晴れ
同じ雑煮と御節の朝食。午後からはバイクで実家へ向かう。途中、年賀を買いカフェで読書。14時実家到着。弟3名と近所の緑地公園を初走り。途中徒歩になるも小一時間の運動。夕方からは兄弟姉妹が揃って大宴会。甥や姪の成長が著しいが世相を反映して転職や引きこもりなどの問題もある。21時にはお開きとなり帰宅。

一年の計は元旦に・・・

1/1（水）晴れ
紅白を眺めてダラダラしていると必然的に時計は廻り新年を迎える。居間で愛犬と朝を迎える。寝たような寝ないような。８：３０一家揃って雑煮と御節で新春の顔合わせ。何と驚くべきことに昨年の正月以来の揃い踏み。格段感慨もなく只々一族の息災に感謝するのみ。昼寝と散歩で日中を過ごし、夕刻には駅前の喫茶店で毎年恒例の読書。夕餉はこれも恒例のすき焼きの夕餉。賀状の整理やTVのバラエティを眺めて夜は更ける。