バード・ボックス

4/15（金）雨
終日強弱ある雨降り。外装業者もお休み。霧雨の中、我が仔と短い散歩。昼間までエアコン架台のペンキ塗り。１０℃は２月の気温。昼食に九州ラーメン。午後は部内の期初会議にズーム参加。今期は予算達成なるか。夕方、駅前カフェで一服。散歩ついでに甥っ子の自宅へ実弟から預かったお祝いを届ける。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2018年製作、同名の原作小説あるようだが未読。不可解な異変によって人類の滅亡が迫る近未来。≪それ≫を観た者は自殺するかゾンビのように殺戮を行う。類似の多いディストピア・パンデミック・サバイバルの三題噺。 監督が繊細な語り口が身上であるデンマーク出身のスサンネ・ビアと云うことで興味津々。サンドラ・ブロックはヒロインと製作も兼ねて大回転の活躍。脇もトレヴァンテ・ローズ、ジョン・マルコヴィッチ、サラ・ポールソンなど渋く豪華。問答無用のヴァイオレンスやサスペンス・シーンの合間に、シリアスな人間ドラマもキッチリ描かれる。少々ご都度合主義的な展開もあれどご愛敬。やはりこの世で一番怖いのはエゴむき出しの人間である。それを改悛させるのも同じ人間。

ヒットマンズ・ボディガード

4/14（木）雨時々曇り
初夏の陽気から一転３月の気候に戻る。8：00起床。霧雨のうちに我が仔と散歩。昼に汁物を欲して特製味噌ラーメン。塗装業者も雨脚が強くなった午後に早退。仕事を１時間、ネット・ゲームを１時間、２度目の散歩も霧雨のなか。夕方、駅前カフェで一服。次いで予約した歯科で診療方針を協議。親知らずの抜歯のタイミングと上下左右どこから始めるか、など。診察代金１８０円也。来週から本格的な治療が始まる。帰宅してネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。主演ライアン・レイノルズ、相棒にサミュエル・L・ジャクソン、敵役にゲイリー・オールド、華はマンサルマ・ハエックと豪華布陣。ストーリーは単純明快なバディ・アクションもの。オランダ・アムステルダムのカーチェイス（運河含む）が最大の見所か。それにしてもモブキャラが無造作にバリバリと殺されるすぎる。続編は現在劇場公開中。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

4/13（水）晴れ

夏日続く。さしたる用事なく休暇取得。散歩を済ませてファミレスでブランチと新聞精読。シネコンで11：00上映開始の米英合作のファンタジー映画を鑑賞。観客は２０名前後と閑散。パート１（2016年）、２（2018年）ともに劇場鑑賞して大いに楽しんだ記憶あり。ストーリーの細部はすっかり飛んでいるが、まぁバックボーンとメインキャストは同じなので直ぐに勝手は解った。潤沢な資金で一級のクリエーターたちが作り上げた超大作。敵役をジョニー・デップが降板してマッツ・ミケルセンに変わったが違和感なし。1930年代の欧州古都の再現など、相変わらずプロダクションデザインとSFXが素晴らしい。異界を描いたダークファンタジーだが、現代社会を彷彿とさせるエピソードもあり、偶然にしても出来過ぎ感あり。善と悪は常に対峙する運命になるが、各々には正義もあり大儀もある。爭いごとは映画のなかだけにしてほしい。

従弟・従甥・従姪との会食

4/12（火）晴れ
初夏の陽気続く。8：00起床。我が仔と散歩、朝食、ネットで部内会議を視聴。メンバーが改まってもやることは変わらず。数値予算だけは肥大化してゆく。昼に日本蕎麦。午後は２度目の散歩から帰って真面目に仕事。夕刻、地下鉄に乗って青山一丁目まで。伝統工芸品の老舗でガマ口を二つ求める。キャッシュレス時代に敢えてレトロな就職祝いのプレゼント。約束の時間まで余裕があるので新宿副都心まで徒歩で移動。19：30高層ビルの29階のすし屋で従弟と従妹の子供たちと会食。初見。そもそも彼らの親にも30年位会っていない。男女二人は昨年と今年関東圏で就職したそうな。血は争えぬ。目鼻立ちや声がそっくりである。2時間の楽しい楽しい会席でありました。22：30帰宅。ちなみに従弟のこどもは、男だったら≪じゅうせい≫女だったら≪じゅうてつ≫というそうな。

ブルー・ミラクル

4/11（月）晴れ
8：00起床。外装業者がガサガサと作業を始めている。我が仔と散歩、朝食、ネットで全国期初会議を視聴。役員の偉そうな訓示に欠伸をかみ殺す。昼食に太田の弟宅の庭で獲れたカキ菜をメインにした野菜炒め。アブラナ科の仲間で小松菜と菜ノ花の中間と云った食感と味である。豆板醤とニンニクをアクセントにピリ辛とする。併せて、これも頂き物の赤飯と食す。夕刻、駅前カフェで一服。長い散歩をして帰宅。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。米・メキシコ合作。経営難の孤児院を運営する主人公が世界有数のカジキ釣り大会に出場。オンボロ漁船に頑固な船長、孤児たちと共に賞金獲得を目指して奮闘、と云う実話ベースのドラマ。メキシコ（カボ・サンルーカス）の水平線に沈む夕日が美しい。各人傷を背負った登場人物たちの書き分けが巧い。但しフィッシング（ファイト）シーンは少々ご都合主義。まぁ９０分の尺で映画であるから致し方ないか。初見のジミー・ゴンザレスとベテラン・デニス・クエイドの好演は特筆しておきたい。無心で神に祈れば奇跡も起きる。

AWAKE

4/10（日）晴れ
6：00起床。早朝の太田駅周辺を散策。日曜日の企業城下町は殺風景で人影もまばら。ホテルの大浴場で優雅に朝風呂、バイキング形式の朝食をたっぷり摂る。9：30ロビー集合して車に分乗して弟の豪邸を訪問。2時間ほど談笑、途中からやってきた姪夫婦にも挨拶して11：30帰路に就く。練馬インターそばのファミレスで遅い昼食。JR荻窪駅で姉・弟を下ろし、実家に兄夫婦を送って16：00無事帰宅。我が仔と初夏の西日の差す公園を散歩。夜はネットフリックスで2020年製作の邦画を視聴。プロの棋士とコンピュータプログラム（AI）との対局を描いた実話に基づいたドラマ。対局内容は素人には解らないが、AI開発者がプロ棋士のかつての宿敵というのがミソである。ドラマチックな展開があるわけではないが、地味ながら変種の青春・職業映画とも見て取れる。夥しい過去の棋譜を読み込み、高速で演算・シミュレーションを行うAIが有利なのは間違いない。高段位のプロ棋士も敗退したと当時話題になった。現在では高度に進化したプログラムとの勝負はフェアではないとして対戦は行われていないそうな。自動車とマラソン競争する人間はおるまい。所詮、コンピュータもソフトも道具であり、機械相手に勝った負けたと一喜一憂することはない。

姪の結婚式

4/9（土）晴れ
6：00起床。我が仔と散歩を済ませて愛車で杉並の実家へ。和朝食を馳走になって吾・兄・義姉・姉・弟の計５名で関信越道を北上、東松山ICを降りて一般道（１７号線）を更に北上して２時間ジャストで太田駅南口に到着。時刻は11：00過ぎ。近隣散策して評判の蕎麦屋で軽めの昼食。13：00送迎バスに乗って式場入り。その威容たるや欧州の貴族屋敷を思わせる。実際、映画やTVドラマのロケでよく使われるそうな。親族控室で兄弟姉妹が一堂に集まり歓談。14：45両家親族紹介・写真撮影・教会での挙式。16：00披露宴スタート。お決まりの式次第。主賓挨拶、乾杯、友人スピーチに余興。花嫁は純白のドレスを纏って輝かんばかりの美しさ。わが弟は花嫁の父として最良の一日だったことだろう。華燭の宴も終わり駅前ホテルにチェックインして大浴場で休憩。19：00からは居酒屋で、その弟の還暦祝いを兼ねた２次会を３時間。亡くなった両親・実姉などの思い出話を語り合って大いに盛り上がる。後半は暴露話の連続で爆笑に次ぐ爆笑。ホテルへ帰って再度入浴。日付が変わる頃、白河夜船。

ペンギンが教えてくれたこと

4/8（金）晴れ
8：00起床。散歩、朝食、仕事もせずにエアコン・ラックのペンキ塗りをして午前終了。午後の散歩に出ると2分残りの桜からハラハラと花弁が舞う。有終の美とはかくの如きを云うのだろう。遅い昼食に大根とピーマンのサラダ（ベトナム風）、マッシュポテト、ニンジンのグラッセ、新玉葱とソーセージ―のオムレツ、アボカドとトマトのチーズトースト。これは自由が丘のセレブマダム御用達のビストロで3,500円は取れると思ふ。などと悦に入って食後のアールグレイを飲みながらデザートに羊羹を齧る。画竜点睛を欠くとはこのことか。夕方、散歩がてら駅前カフェで一服。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。米豪合作。主演は贔屓のナオミ・ワッツ。五十路を過ぎても窈窕なり。実話が基の家族・夫婦愛もの。タイトルのペンギンとはカササギであるが、哺乳動物（犬猫）を凌駕する演技を見せる。彼らは鳥類でも大きな脳を持ち、鏡に映った自分を認識できるそうな。ヒロイン良し、ストーリー良し、子役良し、景観良し。佳作でありました。

半径１メートルの君

4/7（木）晴れ
8：00外装業者の来訪で起床。散歩、朝食。午前中は高圧洗浄の野獣の咆哮のようなノイズのなかお仕事。昼に変わり蕎麦。冷蔵庫の余りものを擦り下ろしたり焼いたり。意外やキムチと日本蕎麦は相性が良い。夜はネットフリックスでオムニバスの邦画を視聴。全8篇、吉本興業のタレント中心。お笑い芸人の芸達者ぶり（監督・脚本も）が楽しめる。恋愛、コメディ、コント、不条理、人情もの、などなど。水川あさみと岡村隆史の好演を特筆しておきたい。

本当の目的

4/6（水）晴れ
6：00起床。出勤日のルーティン通り。7：15奉公先到着。期初の雑用を淡々とこなす。昼に毎度の日本蕎麦。そう云えばそば粉の８割はロシア産だそうな。値上げ近いか。そう思って啜るモリ蕎麦の味はありがたい。15：50定刻退社。池袋で途中下車して家電量販店でクオーツ時計の電池を交換しようと思ったが、費用３千円にビビッて中止。徒歩で帰宅するも途中のカフェで甘味摂取。18：00我が仔と長い散歩。夜はアマゾンプライムでマケドニア・コソボ制作と云うレアな洋画を視聴。低予算のサスペンス。お話は火曜サスペンス劇場のような展開と結末。暗い過去の性体験やら双子の姉妹やら悪徳警官などなど。まぁ暇つぶしにはなった９０分。ところでマケドニアって何処にあるのだろう？

桜のような僕の恋人

4/5（火）曇り後晴れ
7：50起床。昨日の残滓のような霧雨の中、我が仔と散歩。朝食、仕事を少々。9：30エアコンを取り外しに電気屋がやってきた。１時間ほどで２階ベランダから３台の室外機を移し替える。正午には昨日の足場の設置状況を確認するためリフォーム会社の担当がやってきた。こちらも１時間ほど検査をして幾つかダメ出し。午後はフラットになったベランダを清掃して、ついでに洗車をする。夕刻、駅前カフェで一服。18：30予約した歯科医院で痛む奥歯を見てもらう。とりあえず鎮静剤を貰って１週間様子見とのこと。お会計５８０円也。公園の３分残りの夜桜を見て散歩がてら帰宅。夜はネットフリックスで独占配信の邦画を視聴。原作小説あるようだが未読。監督：深川栄洋、脚本：吉田智子には食指が動く。類似多い難病・恋愛モノ。主演ふたりは熱演。演出もシナリオも悪くはない。但し幾つかあざといシーンがあって興が醒める。さくらのシーンは加工された映像だろう。あまりに豪奢でそれも善し悪し。２時間９分を少々長く感じた。あぁ我にも電車に乗る相方を今生の別れの如く追ってホームの端から端まで走った遠い過去がある。悲恋はヒロインの短命で完結する。それは古今東西の鉄則だろう。

アダム＆アダム

4/4（月）雨
終日ダラダラと降り続く冷たい雨。気温も２月に逆戻り。8：00起床。8：30足場業者がやってきた。一日ハンマーで部材を叩く金属音が断続的に鳴り響く。我が仔と散歩に行けないと生活のリズムが狂う。新聞精読、簡便な食事、仕事を少々、休憩中にTVニュース、そして読書。19：00シートを囲って足場作業終了したと報告あり。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2022年米国製作、原題はThe Adam Project。類似多いタイムワープ物。３０年の時空を超えて未来と現在の主人公が二人で協力するというトンデモないお話。ライアン・レイノルズ、ゾーイ・サルダナ、ジェニファー・ガーナー、マーク・ラファロとヒーローもの常連たちがアクションばかりでなく泣かせもする。G、SFXのレベルも高く贅沢な造り。シナリオライターは４名クレジットされていたが、おそらくメイン・ストーリー、伏線とその回収、ダイアローグ、などで分業されていると思われる。突出した出来映えでもないが、如何にもネット配信を前提とした万人向けの娯楽作品。

レッド・ノーティス

4/3（日）雨
天気予報（曇り後雨）が外れて未明から小雨。8：30起床。ファミレスで朝食＆新聞精読。昼前に帰宅して小雨のなか我が仔と慌ただしく散歩。庭の整理とトイレの掃除や衣類の分別をする。家事をしていると時間の経つのも早い。TV（NHK）で女性シンガーソングライターの特番を偶然目にする。楽曲≪双葉≫（ふたば）に大いに感銘。彼女に１０代で出会える若者たちは幸せである。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。２０２１年製作、製作費２億ドル、主演３人（ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ）のギャラが気になる。お話はルパン三世とインディー・ジョーンズのエキスを抽出したような冒険活劇。豪華なロケーション、ド派手なアクション、二転三転して騙し騙され、つまり娯楽に徹した造り。これは大画面映えして劇場で観たかった。そろそろ大画面TVの買い替えでも検討するか。

シャドウ・イン・クラウド

4/2（土）晴れ
最低気温５℃と云われてみれば寒い。7：30起床。我が仔と早朝散歩。8：30業者が工事用の道具箱を持ってきた。9：20カーポートの屋根を外しにエクステリアの施工業者がやってきた。嵌め殺しの部材に難儀をして応援要請。結局、３人がかりで２時間かかって作業終了。横目で愛車の洗車をする。午後、近所のファミレスで遅いブランチ。桜見物がてら我が仔と２度目の長い散歩。夕刻、シネコンでニュージーランド製作の洋画を鑑賞。場内単身者中心に２０名内外と閑散。『エイリアン』の脚本家で名高いダン・オバノンの原案あり。変種のエイリアンものであり、母性全開のスーパーウーマンの荒唐無稽な戦時アクションものでもある。主演のクロエ・グレース・モレッツを久々に見た。『キック・アス』で注目して『モーリス』に痺れたが、リメイクされた『キャリー』以来ではないか。その彼女を起用したワンマンショー。トロント映画祭の観客賞（ミッドナイト・マッドネス部門）受賞作。これはアカデミー受賞作などより、『観たぞ！』と映画通に自慢できる快作（珍作）だと思ふ。意味をなさない時代背景、安直でわかりやすい人間関係、有り得ない筋立て、何者であるか最後まで不明なクリーチャーなどなど。あぁ何でもアリという映画とはこのような作品を云うのだろう。

思いやりのススメ

4/1（金）曇り

卯月朔日は寒の戻りで寒い朝。濡れた路面を我が仔と散歩。コート姿の勤め人が背中を丸めている。9：00ネットで期初の朝礼に参加。ファミレスで朝食がてら新聞精読。歯科と芝居の予約も済ませる。桜は散り際を見物するのが良い。薄桃色の絨毯が敷かれた沿道を散策。午後からは真面目に仕事。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2016年製作。類似多い難病・ロードムービー。『セントラルステーション』や『菊次郎の夏』などと同様に可愛くない子供とワケアリのオトナの跛行的道中。筋立ては決まっているので、あとはキャラクターと小道具・会話のディテールを楽しむのが正しい見方だろう。ポール・ラッド、セレーナ・ゴメス、ボビー・カナヴェイルの三者三様を丁寧に描いて好感持てる。細かな伏線とその回収も鮮やかな佳作。