10月中旬の土曜日、すっかり少なくなった頭髪に別れを告げた後訪れました。この日は、15時までの臨時営業かつ塩つけ麺が提供されるということで、14時55分に到着した際の行列は30人。ただ、列の進みは速く15時47分には入店でき、16時07分に注文の品が配膳されました。なお、後続に1人が続いた15時01分に閉店となりました。
大ラーメン(塩つけ麺に変更)、しょうが。
麺丼。ラーメンはおよそ7分間の茹で時間で、1分弱で2つの丼に割り振られました。そして、つけ麺用は、さらに2分程茹でられた後、助手さんによって水道水で締められていました。
小麦の香り立つ、シコシコとした食感で、噛み切る際にぐにゅっとした感触を覚えたように、弾力に富んでいました。
麺に先行すること、約1分で渡されたつけ汁丼。
熱を持って、シャキッとした歯応えの残っていた野菜。
ぺなぺなとした脂身の味わい深さと、強めの噛み応えを持った赤身で構成されていた豚。
みっしりとした肉質ながら、ほどけるように崩れた赤身の周囲に、とろっとした脂身が付随していた豚。
透明度の高いつけ汁。
初め、カエシの風味が先行して「あれっ、これ塩?」と思うも、直ぐに塩の存在感が増してきて、ヒリッとした塩味を感じてから、甘さとさえ表現できる旨味が広がった、さっぱりとした味わ
い。そして、酸味を覚えることはありませんでした。また、ラストロットだったことで、店主さんは既に片付け作業に入っており、助手さんも賄いを食べ始めていましたので、スープ割は頼み
難く、諦めました。
卓上の胡椒を振ると、味に奥行きが増したように感じ、相性の良さを覚えました。
前ロットで大蒜が品切れとなってしまい、その代わりとして希望者に無料提供されたしょうが。
たっぷりと盛られ、つけ汁をさらに清らかにさせるも、塩との親和性はあまり高くないように思いました。
10分強で完食。店主さんと助手さんにお礼を伝え、退店しました。
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