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東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代」&丸の内イルミネーション

2024-12-01 12:48:43 | まち歩き・東京

11月17日 日曜日

夜に友人と有楽町で会う約束があったのでそれまでの時間に。

 

Ⅰ.東京国立近代美術館「ハニワと土偶の近代

東京国立博物館の特別展「はにわ」から流れて来る来場者が多くて混むのかな?と思ったら、混んでなかった。

まあ、趣旨が違うからなあ。

本物のはにわや土偶の展示は3点位で、「ハニワと土偶の近代」というテーマ通り、明治以降“ハニワと土偶”がどのような扱われ方をしたかという展示だ。

写真撮影は、禁止マークがなければOK.

主にアーティストが、ハニワや土偶からインスピレーションを得て、登場させていた作品は主。

自分でも収集していたという岡本太郎の作品などもあった。

怖かったのが、「1-4 神話と戦争と」のコーナー。

「ハニワそのものの「美」が称揚されるようになるのは、1940年を目前にした皇紀2600年の奉祝ムードが高まる頃――日中戦争が開戦し、仏教伝来以前の「日本人の心」に源流を求める動きが高まった時期でした。単純素朴なハニワの顔が「日本人の理想」として、戦意高揚や軍国教育にも使役されていきました。

ええっー! そんな無理やり解釈かい! 確かにハニワの眼は空虚だし、天皇陵を守っていたし。だからって、それを利用するほどの軍事政権の思想管理って怖い!

↓ だから、この絵が怖くて・・・

「神話世界を古墳時代の風俗で描くことは、古事記・日本書紀が聖典とされた戦時下の特徴。本作は戦意高揚を促した航空美術展の出品作。」

そうかあ、古事記・日本書紀が聖典の名残で、宮内庁がそれに記載されている天皇陵を管理して、発掘できないのかあ。もう70年以上たってるのになあ。

蕗谷虹児という人も、今調べたら、竹久夢二の絵のような「叙情画」という言葉の考案者で、自分も元々そんな絵を描いていて、さらに日本のアニメーションの生みの親。想像していた人とは全く違うじゃないか。

そう考えると映画「大魔神」シリーズは、戦国時代が舞台だけど、争いに利用されたハニワの怒りが描かれていたのは、メチャメチャ現代への反戦映画なのだろうか。

 

Ⅱ.皇居お濠周辺

東京国立近代美術館~丸の内まで歩いた。

↓ ダイサギ

このポーズで、水中の魚を探してた。

↓ 和田倉噴水公園

↓ 東京駅

 

Ⅲ.丸の内イルミネーション

さすが日曜日。凄い人だ。

けど、さんざんイルミネーションを見ている私には、「おおっ!」という程ではない。すまん。

写真撮影に励む。

そして、有楽町着

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